でもまあサテンフィニッシュ自体は結構悪くないと思います。それよりも何よりも自分の Les Paul Tribute T 2017 の音が素晴らしすぎてサテンフィニッシュが気に入ってしまうという展開です。電装系に PCB ボード入ってたり、9ホールウェイトリリーフ入ってたり、裏側では結構モダン仕様の Tribute ですが、音は抜群に自分の好みに刺さります。
久しぶりに Gibson Les Paul Tribute 2017 T を引っ張り出して弾いてみると、なんか音いいなあ、と改めて感動。なんかとってもギブソンな音だ。がんばって買ったでかくて邪魔な Fender Blues Deluxe のやわらかい歪みでも相性バツグン。ネック側ピックアップでもブリッジ側ピックアップでもトーンを0まで絞っても他のギターにはない抜ける音がする。これがいわゆるクラプトン発案の「ウーマントーン」と言うものらしいですが、甘くて丸い音色の中でもしっかり抜ける感じが今まで持ってたどのギターでも出なかった。
ストラトみたいにブリッジ側ピックアップがキツすぎて使いにくいということもないし、パワーがあるから歪みのノリはよい、音量絞ってクリーントーンにしてもちゃんと繊細な音の立体感もあるしストラトに負けてない。ブリッジ側のピックアップでクリーンで出す音はまさに60年代のロックの音だし。言うことなしですな。Tribute モデルでこの音でるんだからスタンダードとかはどんな音がするんだろう。とはいえ、Tribute はなかなかいいギターですな。最近の印象では同じぐらいの価格帯ならPRS の SE よりもLes paul Tribute 勧めるかなあ。
実家の知覚のダイエーだったかジャスコの中に入っているレコード屋で「No Rest for the Wicked」のボックス版のCDを買ったら中にビデオテープが入ってて、この曲が収録されてた。いやー、写真をつなぎあわせただけのビデオだけど、かなり繰り返し見たなあ。今考えると、音楽聴きはじめにオジーのこういう音源聴けててとても良かった。これ、ランディ・ローズ在籍時のライブ盤と言われている「Tribute」が音源。んでその大元のネタがこれだと思う。
写真つなぎあわせPV=Tributeライブ盤=TV番組のスタジオライブって感じで元ネタはスタジオライブなんかとYouTube見てそのカラクリが初めてわかった。しかしオジーのレコードってこういうヘンにいじくったものが多いね。「Speak of the Devil」もランディローズの追悼盤ということで企画が始まったはずなのに、蓋を開けてみるとランディ・ローズの書いた曲は一曲も収録されずなぜかOzzy Osbourne名義のライブ盤なのにBlack Sabbathの曲ばっかりというヘンテコなライブ盤。なんかいろんな権利と契約のお話でこういうことになったらしいが、なんか派手なパフォーマンスの裏にこういう大人の事情がチロッと見えたりするところがホントにプロレスっぽくて社会の縮図がそこにあるなと妙に関心するのです。こういう所でパフォーマンスや建前みたいなものとその裏の大人の事情、というものがちゃんと自分の人格を育ててくれたんだなと。
んで1989年って「No Rest for the Wicked」が出た後で、このビデオなんかもよくMTVで流れていたと思う。