サテンフィニッシュのギターが経年変化したらどうなるのか? 2022年02月22日

Gibson Les Paul Junior

事例は少ないけど、以下のURLでみなさんが数年引き込んだギターの状態をアップしてくれてます。ギブソンのファクトリーの見学動画を見てても、サテンフィニッシュはニトロセルロースだと言うし、通常のグロスフィニッシュを塗装する工程を見てもサテンフィニッシュ的な仕上がりの下地の上にクリアラッカーを吹きかけているような感じで、そう考えるとサテンフィニッシュのほうがグロスフィニッシュよりも塗装が薄くなってよりウッド感が出るのかなと。(個人的にはグロスフィニッシュのほうが握った手にウッド感を強く感じるんですが)

でもまあサテンフィニッシュ自体は結構悪くないと思います。それよりも何よりも自分の Les Paul Tribute T 2017 の音が素晴らしすぎてサテンフィニッシュが気に入ってしまうという展開です。電装系に PCB ボード入ってたり、9ホールウェイトリリーフ入ってたり、裏側では結構モダン仕様の Tribute ですが、音は抜群に自分の好みに刺さります。

How well do satin finishes age?

レスポールの音にTune-inされてしまった 2022年02月10日

Gibson Les Paul Standard

久しぶりに Gibson Les Paul Tribute 2017 T を引っ張り出して弾いてみると、なんか音いいなあ、と改めて感動。なんかとってもギブソンな音だ。がんばって買ったでかくて邪魔な Fender Blues Deluxe のやわらかい歪みでも相性バツグン。ネック側ピックアップでもブリッジ側ピックアップでもトーンを0まで絞っても他のギターにはない抜ける音がする。これがいわゆるクラプトン発案の「ウーマントーン」と言うものらしいですが、甘くて丸い音色の中でもしっかり抜ける感じが今まで持ってたどのギターでも出なかった。

ストラトみたいにブリッジ側ピックアップがキツすぎて使いにくいということもないし、パワーがあるから歪みのノリはよい、音量絞ってクリーントーンにしてもちゃんと繊細な音の立体感もあるしストラトに負けてない。ブリッジ側のピックアップでクリーンで出す音はまさに60年代のロックの音だし。言うことなしですな。Tribute モデルでこの音でるんだからスタンダードとかはどんな音がするんだろう。とはいえ、Tribute はなかなかいいギターですな。最近の印象では同じぐらいの価格帯ならPRS の SE よりもLes paul Tribute 勧めるかなあ。

Ozzy OsbourneのFacebookページで回想 2013年03月26日

Ozzy Osbourne @ Arena Anhembi
“Ozzy Osbourne @ Arena Anhembi” photo by Focka

ずっと中学生の頃から音楽聴いてて、僕の中に一番最初に大きなあぐらをかいて居座ってくれたのがOzzy Osbourneであります。中学1年生の時から聞いてるんだよ。1989年から。ちょうど昭和天皇が崩御された年ですな。その頃からOzzy Osbourneを聴いております。んで、Facebookで当然、いつ頃かOzzy Osbouneのページに「イイネ!」を押したんだけど、その後からニュースフィードに流れてくるOzzyの写真がいい味だしてるのばかり。とても嬉しい。

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↑ 若い頃はそれなりに顔立ちはいいのかも。

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↑ それが年を取ったらこんなおばはんみたいになるのかと思うと。。。

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↑ これも凄いなあ。写真のコンセプトとかよりも、なんかホントにおばはん臭くて。。。

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でもちゃんとこんなホントにいい写真とかも用意してくれている。オジーの衣装見ると多分86年頃じゃないかな。Metallicaと。

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↑ ランディ・ローズと。

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↑ Blizzard of Ozzのツアーメンバー。この頃が一番脂ノッてたね。

しかし、ちょこちょことYouTubeのビデオなんかも張ってあって、僕が一番最初にOzzyのアルバム買って見たビデオがこれ。

実家の知覚のダイエーだったかジャスコの中に入っているレコード屋で「No Rest for the Wicked」のボックス版のCDを買ったら中にビデオテープが入ってて、この曲が収録されてた。いやー、写真をつなぎあわせただけのビデオだけど、かなり繰り返し見たなあ。今考えると、音楽聴きはじめにオジーのこういう音源聴けててとても良かった。これ、ランディ・ローズ在籍時のライブ盤と言われている「Tribute」が音源。んでその大元のネタがこれだと思う。

写真つなぎあわせPV=Tributeライブ盤=TV番組のスタジオライブって感じで元ネタはスタジオライブなんかとYouTube見てそのカラクリが初めてわかった。しかしオジーのレコードってこういうヘンにいじくったものが多いね。「Speak of the Devil」もランディローズの追悼盤ということで企画が始まったはずなのに、蓋を開けてみるとランディ・ローズの書いた曲は一曲も収録されずなぜかOzzy Osbourne名義のライブ盤なのにBlack Sabbathの曲ばっかりというヘンテコなライブ盤。なんかいろんな権利と契約のお話でこういうことになったらしいが、なんか派手なパフォーマンスの裏にこういう大人の事情がチロッと見えたりするところがホントにプロレスっぽくて社会の縮図がそこにあるなと妙に関心するのです。こういう所でパフォーマンスや建前みたいなものとその裏の大人の事情、というものがちゃんと自分の人格を育ててくれたんだなと。

んで1989年って「No Rest for the Wicked」が出た後で、このビデオなんかもよくMTVで流れていたと思う。

この頃はまだOzzyカッコ良かったなあ。これ以降、オジーがアル中酩酊の末に嫁のシャロンの首を締めて警察沙汰になったりとパフォーマンス優先のニュースが多くなって、引退するだの(これもプロレスラーと一緒で当時から絶対すぐに復帰すると思ってた)、いろいろ話があって個人的には段々離れていってしまった。そしてThe OsbournesがあってどんどんOzzyがアイコン化していってなんだかなあと思ってたが、90年代半ばからどんどんメタル勢の勢いが落ちてきて全然景気のいい話を聞かなくなり(めちゃくちゃ売れてたのってAerosmithぐらいじゃなかろか)、なんだかんだオジーがやってたメディア展開(生き残り策)って全部正解だったんだなと関心させられること然りです。とはいえ、この辺のメディア展開の舵取りはすべて嫁のシャロンのシナリオだと考えてます。

関係ないけど、Shakiraなんかは声も顔も身体つきよくて素晴らしい素材だと思うんだけど、ビデオとかイメージづくりが下手すぎて、余程程度の低いスタッフしかいないのか?と勘ぐってしまう。She Wolfみたいなださいセクシー路線もやるんだったらいっそシャロン・オズボーンとかにプロデュースしてもらえばもっともっと売れるんじゃないかと思うんだけどねえ。いや、十分に売れてんのか??

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↑ ジャケが汚いんだよね。。

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