とりあえずダイエットの目標数値を達成 2013年03月04日

Native Foods - Westwood
“Native Foods – Westwood” photo by ballookey

2013年02月28日の朝に体重計に乗ると59.7kgを計測。60kgを切る、というダイエットの数値目標はなんとか達成しました。まあ、これからまた体重維持ダイエットが始まるわけですが、とりあえず一段落ということになります。なのでちょっと経過のまとめを。

・期間
2012年11月08日スタートで、2013年02月28日に目標達成。

・減量体重
スタート時72.7kg、終了時59.7kgで約13kgの減量です。ズボンのウェストサイズは34インチから30インチへ。

・基本スペック
身長162cm、男性、1975生まれの37歳

・手法
岡田斗司夫の「いつまでもデブと思うなよ」で紹介されているレコーディングダイエットを愚直に実施。約110日で13kg減達成。運動はまったくなし。

・メモ
>初期
「いつデブ」読んでこれはイケると確信してたので、十分イメージトレーニングはできていた。なのでレコーディングとカロリー制限を最初から実施。1日の摂取カロリーを1550kcalに設定。下に詳細な数字のデータのリンクを張っておきますが、それを見ても初期の11月とかはほぼ毎日飲んでる。さらには焼肉屋などに行って上限カロリーを大幅に上回ってしまう食事などが数回。

ただし、ネット検索でよく食べる日本食、洋食などのカロリーを検索して結果はテキストファイルで携帯に保存。タイ飯はタイ語で携帯から検索「ข้าวหมูแดง kcal」のようにしてカロリーを調べる。また、タイ飯のカロリーをまとめてあるサイトをまるまる携帯に保存したりしてカロリー情報を貯めこむ。それでもカロリー情報が見つからない料理などもあるので、日本の似た料理からカロリーを推測するなどで計算。基本的にはカロリー計算に影響する食品中の栄養素は脂肪・タンパク質・糖質。脂肪・タンパク質・糖質=9・4・4 kcal/gとなる。適度なカロリー量、食事量の日本式野菜炒めにハマる。

>中期
少しずつ酒を減らしてみようと12月あたりから週に1,2日とか休肝日を設けるようになった。これで痩せるスピードが変化するかの実験。さらに野菜炒めをよく食って、肉系、揚げ物系を控えていたせいか食事の好みが徐々に野菜系に移行していく。久しぶりにベジタリアンのメシ屋に足を運ぶようになった。「人間の胃袋ってのはその人の握りこぶしぐらいの大きさなんだよ」という言葉を読み、食事の際には握りこぶし大の自分の胃袋をイメージしながら食う。そういったイメージトレーニングだけでも効果はあり。大幅な血糖値の増減を防ぐために各食事のカロリーを抑えて間食を取り、血糖値の増減幅を減少させたほうがカロリー摂取量を抑えても感覚的に不満がたまりにくい。間食にはカロリー100kcal未満の豆乳やチョコレートを調整しながら食うのが簡単。

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>後期
順調に減っていくが、ほとんど肉を食わなくなり、風邪が治りにくい、髪の毛の伸びが遅いなど多少問題があったので再度肉を食い始めた。酒は上記からさらに週に2日だけ飲む、というような制限を設け、さらには最終的に1ヶ月禁酒。以外にできるもんだ。飲酒は習慣。なんだかんだ言って飲まない方が飲むよりも体重の減りが早い。

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詳細データ(Google Spreadsheet)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
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フロン 岡田斗司夫 2012年12月13日

family

「いつデブ」「スマートノート」に続いて岡田斗司夫本の3冊め。これは岡田斗司夫が述べる、家庭論、育児論、女性論、父親論をまとめた一冊。いつものとおりkindleで購入。

これから本の内容ネタバレになりますので読まれる方はご注意。

この本の中では育児に関しては重労働であり、男は外の仕事が終わって来てから家庭を息抜きの場として帰ってくるが、女性にしてみたら家庭は息抜きの場ではなく、育児や家事があるもう一つの仕事現場であり、男はその現実を全く見ていない。育児に関しても、本来現場の主である女性(場合によっては異なる場合もある)の決断の元、子供の親としてのひとつの見解を示せずグダグダと子供と付き合うなど、男の働きは女性に取って何一つ結婚後の生活に対して助けにはなっていない。

かなりすっとばしますが、最終的にどうしたらいいのかという解として父親は家庭からリストラされ、家庭には経済的援助だけを行う存在として別居を行う、週に一日とか月に何日か家族に会える日は特別な日として家族の生活のプラスになるように十分な準備を!というのが大体の流れとして掴んだんだけど、家庭からリストラされて基本的には一人暮らしの時の生活に戻れるってのはいいんじゃない?と正直思ってしまった。ていうかこんなんでいいならワシ、結婚してもええかなって感じなんですけど。

男女付き合いがあって、結婚するにあたって僕個人としても今のところ結婚するメリットがほとんど感じられないんすよね。めんどくさい家族行事が増えるし、そもそも個人間の付き合いだけじゃなくなり、家同士の付き合いが発生するのでいろいろ慎重に考えないといけないことも多い。子供生まれたら生まれたで、育児にかなりの時間を取られるだろうし、子供に尊敬されるだけのまともな父親に慣れるかも疑わしい。。ってこれだけでもめんどくさくないかい?こういうことを考えると未だに結婚するメリットが見えてこないんですけど。会社の同僚なんかにこういうこと話すと全く理解できない!というような顔をされて返される言葉が「結婚したくないの?」と何度も言われるんだが、したい、したくない、じゃなくてメリットがあればしてもいいんだけど、メリットが見えないからしようとも思わないだけなんすよね。。。(でもタイに居る外国人としてはOビザ取得という最大のメリットもあるんだけど今は不要)

でも周りの同世代はみんな結婚していってるので「俺だけ変なんか?」と思ったりするけど、どうしても結婚しようって気にはならないのです。みんなどうなんですかね。

てかフロンの話は途中で止まってしまいましたな。まあいいか。この本読んで自分の中のちょっと不思議に思ってることがまた頭をもたげて来ましたよ、ってのが読後感でございました。

フロン 結婚生活・19の絶対法則 フロン 結婚生活・19の絶対法則
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岡田斗司夫のひとり夜話特別編 2012年11月22日

「いつデブ」の読み始めから、他の本「王立宇宙軍」へ行き、YouTubeのひとり夜話へ。しかし、このイベントの録画、前半7話、後半20話という膨大な量。これ全部でどれぐらいの時間になるんだろう?大体1つ7−9分ぐらいかな?平均8分として3時間36分!この間、とにかく滑らかに話が途切れもなくどんどん出てくる岡田斗司夫氏。しかも、ホリエモン相手に話の論点がズレることもなく、ホリエモンに負けず場をひっぱりながら止まることなくしゃべり続ける。この人どこまでネタ持ってるんだろうと不思議になるぐらい引き出しが多いというかネタが豊富というか。。。

オタキングexやってはるせいか、YouTubeなんかでも岡田斗司夫周りの動画ってめちゃくちゃ本数が多い。これは見きれんわ。。。でもこの人の話はおもろいね。下手な動画みてるよりかはずっと面白い。

あなたを天才にするスマートノート 岡田斗司夫 2012年11月15日

20080111_1157...Trip notes recorded in a journal

「いつまでもデブと思うなよ」の岡田斗司夫先生、ダイエット本と言えど「この人は自分の感情や周りの社会をよく見てよく分析してるなあ」という片鱗がその文章の端々から感じ取れて「よく頭の回る人なんだろうなあ」と思いながら読んでいた。「いつデブ」を読み終わる頃には十分に岡田斗司夫ワールドに興味を持ち、とりあえずKindleで出ている岡田斗司夫本は読破する価値はあるかな?と思い、第二冊目「あなたを天才にするスマートノート」を購入。ちょっと自己啓発本っぽい雰囲気のタイトルですな。てかジャンル的には自己啓発本か。

目次
僕はこんなノートをつけてきた
まえがき ノートで「楽に」天才になる
スマートノートの段階進行

第1フェーズ 5行日記をつける!
第2フェーズ 行動採点をする!
第3フェーズ 論理訓練を始める!
第4フェーズ 見せてお話をしてみよう!
第5フェーズ 脳内リンクが始まる!
第6フェーズ 知識から教養、見識へ!
第7フェーズ ついに世に出る!
あとがき FREEexシステムについて

スマートノートは「天才を作るため」のノート術と最初に言い切って、「いつデブ」の時と同じく、社会の分析、天才の定義、なぜ天才になるのか、と言ったところがまえがきになる。

「いつデブ」と同じく毎日やる、無理をしないで進めるというのだが、最初毎日5行日記をつけるなどのくだりはいまいちこれでどうなるのかというところが僕にはまったく読めずスロースタートのような流れだったが、第5フェーズの「脳内リンクが始まる!」の件で一気に何をしようとしてたのかが氷解。そうかそうか、いろんなことを考える習慣をつけておくとそれがふとしたきっかけで連鎖反応のごとくバラバラの考えが繋がっていく瞬間がある、それを迎えるために自分の考えていることを文章や絵というもので具現化しておいて考えの弾数を増やしておく必要がある、と言うことですな。

確かに僕のつたない頭の中でも多少なりともこういう瞬間の気持ちよさというのは存在している。例えるなら東京都内、地下鉄に乗って仕事で客先周りをしていて、駅を中心に半径1kmぐらいまでの道を知っているが、休みの日にいつもの駅で降りてもうちょっと先まで歩いてみようとしたら、別の駅からの知ってる道に出た!みたいな断片が有機的に繋がっていく瞬間の気持ちよさと、そのリンクを最大限に意味のあるものにするための貯蓄みたいなもんなんですな。

しかし、この岡田斗司夫って人は「いつデブ」でもそうなんだけど、こういう成功時の天にも登るような気持ちの表現の仕方がめっぽううまくて、「ああ、俺もこういう体験してみたい」と思わせるのがうまい。しかもそれがお金とか女とか、仕事とか誰にでもある具体的な成功体験ではなく、オタクらしい自分の理論の完結や自分の住み慣れた世界の拡張というものをうまく描いているのでそこが読んでいて楽しい。

この本では脳内リンクの体験からまだ先に教養、見識ってものを形作って行きましょうってな展開になっていく。実はその後、ブログなどを書いてみましょうって話になるんだけど、僕は2年前からこのブログを毎日更新していてノルマになってるけど、さすがに2年続けるとだんだん手持ちの書くことがなくなっていく。そして適当な話ばっか書いていたブログではありますが、やっぱり続けていると自分でも「もうちょっとまともな話も書きたい」とかいろいろんな欲望が出てくるのであります。そういったネタの取り方から自分の考えを微調整していく、それを積み上げていく方法までこの本の内容は実に大きな助言を与えてくれるような気がするのであります。

うーん、やっぱり岡田斗司夫本はまだまだ読み進める方向で。でもとりあえず「いつデブ」と「スマートノート」をもう一度読みなおしてからかな。しかし岡田斗司夫先生、本を読む分はとても魅力のある文章に思えて、youtubeやニコ動などで動いているお姿を眺めてみるのだが、やっぱり喋り方はオタク感丸出しで見ていてちょっとしんどいですな。この人は本がいい。うん。

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「いつまでもデブと思うなよ」 岡田斗司夫 2012年11月05日

これもまたAmazon Kindleで電子版で購入。紙の本なら735円、電子版は500円。これは電子版を買う理由はそこそこあるかな。実はこれは2007年に発売されていたようで今までまったく知らなかった。今までタイに来てからダイエットをちょこちょこと繰り返していたんだが今までネットで検索しててもこれを知らなかったのが不思議だ。

オタキング岡田斗司夫先生のダイエット結果、117kgから67kgというショッキングな数字に惹かれて読んでみた。

実際読んでみると実に理にかなったダイエット法。まずは我慢せずに食ってるものをとにかく克明に記録する。その過程で自分の大いにぶれまくる食生活の実態や、メモ取り自体がめんどくさくなってそこから食事量が減っていったりする。我慢なしで手間だけをかけて自分の生活を可視化していく中で体重が減少して思わぬ嬉しさ!ハイ、次のステップ。こういう段階を踏んで気持ちに制限をかけずにドンドン歩を進めていくのは個人的な経験からしても理にかなってると思う。

でもこの手法自体は

食事・時間・お金

すべてで有効だと思う。無駄遣いをなくし、これから健康面で不安のある中年、老年の時期に備えて貯金、運用をしていく前段階でお金の出入りをすべて記録していくと気分だけで使ってた金や見えにくかった借金が見えてきて自然とそういう浪費にブレーキがかかるようになり、そこから投資用の資金捻出ができるようになる、時間においてもテレビやネットサーフィンとかのグダグダした時間も含めて可視化されると自然と制限がかかる。そもそも痩せたいとか、金がないとか、時間が足りないって多少なりとも思ってこういうことをはじめるわけだからそういう浪費が可視化されると自然とブレーキがかかる方向に傾くのは当然で、自分の気持ちを固めるよりも外堀から埋めていくこのやりかたが一番精神的なストレスが少ないと思う。

ちゅうわけで、本日客先に行った帰りにBig-Cで体脂肪まで測れるローカルメーカーのデジタル体重計を購入。790THB。これで朝晩体重を測ります。食ったものもスマートフォンでメモ。タイに出てきててカロリー管理で一番困るのはタイのぶっかけ飯。数多くの作り置きのおかずをバットに入れて置いてあり、注文するとご飯を盛った皿におかずを盛ってくれる。盛るおかずの品数やご飯の量などでカロリーはかなり変わる。これはパパっとカロリー計算をするのは非常に難しい。なので現在はWebからタイ語で料理名を検索して出てくる情報をいろいろ組み合わせてぶっかけ飯のデータ収集をしております。たとえば

タイのご飯 一皿 A kcal
ぶっかけ飯withグリーンカレー 一皿 B kcal

B – A = ぶっかけ飯のグリーンカレー分のカロリー

このぶっかけ飯のおかずのカロリーを蓄積していけば「これとこのおかずを選んで、あと目玉焼き載せて」みたいなときにもすぐにカロリーが出せる。普通のグリーンカレー単品で出てくる量とぶっかけにかけるグリーンカレーの量はだいぶ異なるのでぶっかけ飯版のカロリーを知っておかないといけない。とはいってもこのAのカロリーやBのカロリーの元データを収集してくるのがなかなか大変。日本語や英語で検索してても情報が限られるからどうしてもタイ語で検索、タイ語の文章を読みながら情報を拾ってくる。昨日見つけたサイトなんかカロリー表記までタイ式の数字で表記してあってちょっとイラッと来た。もうちょっとわかりやすく書いてくれたってええやないかと。

酒の飲むにしても何杯飲んだか正確に記録したいからビールをグラスで飲んでて、店の女の子が半分ぐらいに減ったグラスにビールを注ぐのも拒否。全部飲みきってからフルに注いでもらう、そして携帯でビール、ジョッキで+1と書く。つまみも複数人で行った際にいろいろ頼んでいろいろつまむと書ききれないのである程度品物が出て来た段階で「今日はこの3品だけ」と決めてそこにしか手をつけず、毎回箸を伸ばすたびに携帯で記録。まあ確かにやろうと思ったらできる。問題はそれがいつまで続くか。飽きが来る前に結果が明示されると続くね。さてどうなるでしょう??

もしタイ飯カロリー計算のデータ量が溜まっていけばそのうちまたこのブログにタイ飯カロリー情報も追記していきたいと思います。

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