フロン 岡田斗司夫 2012年12月13日

family

「いつデブ」「スマートノート」に続いて岡田斗司夫本の3冊め。これは岡田斗司夫が述べる、家庭論、育児論、女性論、父親論をまとめた一冊。いつものとおりkindleで購入。

これから本の内容ネタバレになりますので読まれる方はご注意。

この本の中では育児に関しては重労働であり、男は外の仕事が終わって来てから家庭を息抜きの場として帰ってくるが、女性にしてみたら家庭は息抜きの場ではなく、育児や家事があるもう一つの仕事現場であり、男はその現実を全く見ていない。育児に関しても、本来現場の主である女性(場合によっては異なる場合もある)の決断の元、子供の親としてのひとつの見解を示せずグダグダと子供と付き合うなど、男の働きは女性に取って何一つ結婚後の生活に対して助けにはなっていない。

かなりすっとばしますが、最終的にどうしたらいいのかという解として父親は家庭からリストラされ、家庭には経済的援助だけを行う存在として別居を行う、週に一日とか月に何日か家族に会える日は特別な日として家族の生活のプラスになるように十分な準備を!というのが大体の流れとして掴んだんだけど、家庭からリストラされて基本的には一人暮らしの時の生活に戻れるってのはいいんじゃない?と正直思ってしまった。ていうかこんなんでいいならワシ、結婚してもええかなって感じなんですけど。

男女付き合いがあって、結婚するにあたって僕個人としても今のところ結婚するメリットがほとんど感じられないんすよね。めんどくさい家族行事が増えるし、そもそも個人間の付き合いだけじゃなくなり、家同士の付き合いが発生するのでいろいろ慎重に考えないといけないことも多い。子供生まれたら生まれたで、育児にかなりの時間を取られるだろうし、子供に尊敬されるだけのまともな父親に慣れるかも疑わしい。。ってこれだけでもめんどくさくないかい?こういうことを考えると未だに結婚するメリットが見えてこないんですけど。会社の同僚なんかにこういうこと話すと全く理解できない!というような顔をされて返される言葉が「結婚したくないの?」と何度も言われるんだが、したい、したくない、じゃなくてメリットがあればしてもいいんだけど、メリットが見えないからしようとも思わないだけなんすよね。。。(でもタイに居る外国人としてはOビザ取得という最大のメリットもあるんだけど今は不要)

でも周りの同世代はみんな結婚していってるので「俺だけ変なんか?」と思ったりするけど、どうしても結婚しようって気にはならないのです。みんなどうなんですかね。

てかフロンの話は途中で止まってしまいましたな。まあいいか。この本読んで自分の中のちょっと不思議に思ってることがまた頭をもたげて来ましたよ、ってのが読後感でございました。

フロン 結婚生活・19の絶対法則 フロン 結婚生活・19の絶対法則
岡田斗司夫

ロケット 2001-06-14
売り上げランキング : 3891

Amazonで詳しく見る by G-Tools