「いつまでもデブと思うなよ」 岡田斗司夫 2012年11月05日

これもまたAmazon Kindleで電子版で購入。紙の本なら735円、電子版は500円。これは電子版を買う理由はそこそこあるかな。実はこれは2007年に発売されていたようで今までまったく知らなかった。今までタイに来てからダイエットをちょこちょこと繰り返していたんだが今までネットで検索しててもこれを知らなかったのが不思議だ。

オタキング岡田斗司夫先生のダイエット結果、117kgから67kgというショッキングな数字に惹かれて読んでみた。

実際読んでみると実に理にかなったダイエット法。まずは我慢せずに食ってるものをとにかく克明に記録する。その過程で自分の大いにぶれまくる食生活の実態や、メモ取り自体がめんどくさくなってそこから食事量が減っていったりする。我慢なしで手間だけをかけて自分の生活を可視化していく中で体重が減少して思わぬ嬉しさ!ハイ、次のステップ。こういう段階を踏んで気持ちに制限をかけずにドンドン歩を進めていくのは個人的な経験からしても理にかなってると思う。

でもこの手法自体は

食事・時間・お金

すべてで有効だと思う。無駄遣いをなくし、これから健康面で不安のある中年、老年の時期に備えて貯金、運用をしていく前段階でお金の出入りをすべて記録していくと気分だけで使ってた金や見えにくかった借金が見えてきて自然とそういう浪費にブレーキがかかるようになり、そこから投資用の資金捻出ができるようになる、時間においてもテレビやネットサーフィンとかのグダグダした時間も含めて可視化されると自然と制限がかかる。そもそも痩せたいとか、金がないとか、時間が足りないって多少なりとも思ってこういうことをはじめるわけだからそういう浪費が可視化されると自然とブレーキがかかる方向に傾くのは当然で、自分の気持ちを固めるよりも外堀から埋めていくこのやりかたが一番精神的なストレスが少ないと思う。

ちゅうわけで、本日客先に行った帰りにBig-Cで体脂肪まで測れるローカルメーカーのデジタル体重計を購入。790THB。これで朝晩体重を測ります。食ったものもスマートフォンでメモ。タイに出てきててカロリー管理で一番困るのはタイのぶっかけ飯。数多くの作り置きのおかずをバットに入れて置いてあり、注文するとご飯を盛った皿におかずを盛ってくれる。盛るおかずの品数やご飯の量などでカロリーはかなり変わる。これはパパっとカロリー計算をするのは非常に難しい。なので現在はWebからタイ語で料理名を検索して出てくる情報をいろいろ組み合わせてぶっかけ飯のデータ収集をしております。たとえば

タイのご飯 一皿 A kcal
ぶっかけ飯withグリーンカレー 一皿 B kcal

B – A = ぶっかけ飯のグリーンカレー分のカロリー

このぶっかけ飯のおかずのカロリーを蓄積していけば「これとこのおかずを選んで、あと目玉焼き載せて」みたいなときにもすぐにカロリーが出せる。普通のグリーンカレー単品で出てくる量とぶっかけにかけるグリーンカレーの量はだいぶ異なるのでぶっかけ飯版のカロリーを知っておかないといけない。とはいってもこのAのカロリーやBのカロリーの元データを収集してくるのがなかなか大変。日本語や英語で検索してても情報が限られるからどうしてもタイ語で検索、タイ語の文章を読みながら情報を拾ってくる。昨日見つけたサイトなんかカロリー表記までタイ式の数字で表記してあってちょっとイラッと来た。もうちょっとわかりやすく書いてくれたってええやないかと。

酒の飲むにしても何杯飲んだか正確に記録したいからビールをグラスで飲んでて、店の女の子が半分ぐらいに減ったグラスにビールを注ぐのも拒否。全部飲みきってからフルに注いでもらう、そして携帯でビール、ジョッキで+1と書く。つまみも複数人で行った際にいろいろ頼んでいろいろつまむと書ききれないのである程度品物が出て来た段階で「今日はこの3品だけ」と決めてそこにしか手をつけず、毎回箸を伸ばすたびに携帯で記録。まあ確かにやろうと思ったらできる。問題はそれがいつまで続くか。飽きが来る前に結果が明示されると続くね。さてどうなるでしょう??

もしタイ飯カロリー計算のデータ量が溜まっていけばそのうちまたこのブログにタイ飯カロリー情報も追記していきたいと思います。

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岡田 斗司夫

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