王立宇宙軍 オネアミスの翼 2012年11月21日

岡田斗司夫本を読んでいる中でちょっと見てみたくなった映画。岡田斗司夫が初代社長を務めたGAINAXの初期作品。

王立宇宙軍 オネアミスの翼 – Wikipedia

僕はアニメはほとんど見てないし、知らないので岡田斗司夫の著作の中で「王立宇宙軍」というタイトルが出てきて会社の人間と話をしている時も、

「王立宇宙軍ってのを見たいんすよね」
「王立宇宙軍?知らんなあ。」
「あの、エヴァとか作ったGAINAXの最初の作品らしいんすけど」
「もしかしてオネアミスか?」
「ああ、そんな副題がついてましたね」

ってな感じでこの作品、結構オネアミスの翼の名前では知ってる人が居た。最初は「オネアミスの翼 王立宇宙軍」というタイトルで、そこから「王立宇宙軍 オネアミスの翼」というように主と副のタイトルが入れ替わってるのね。多分オネアミスの翼のほうが名前は通ってるんでしょうね。

映画自体は凄い作りこまれていて坂本龍一が担当してた音楽(上のオープニングとか)、シロツグが空軍の飛行機に乗って重力訓練するところとか、ロケット発射シーンとかとても良く出来ていてアニメ絵なのに「ほぉー」と溜息が出る美しさですな。

多分時間をおいて何回も見れる作品なんだと思います。でも今はまだ下のパイロット・フィルムのわずか4:12のフィルムのほうが世界観がみっちり詰まっている感じがして心奪われる感じですな。このパイロット・フィルムのほうが「流入する東西文化」というようなキャプションが入るように、さらに王国成り立ちや状況など背景をもっと緻密に描かれるような期待感を煽りますな。本編ではそのへんのところまでは描かれてなかったですが。

王立宇宙軍 パイロット・フィルム – YouTube

しかしこの映画、BANDAIがお金出して映画化させたとなっているけどこの映画でキャラクター商品とか売るつもりだったんだろか?なんかグッズとかはとても売りにくい作品のような気がしますな。。。

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