ThunderbirdはWin <-> Macの移行もわかりやすい 2015年09月13日

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勢いで買ったSurfaceを試すためにメールデータも全部移行してテスト中。

しかしThunderbirdは相変わらずWin -> WinのみならずWin -> MacMac -> Winでも乗り換えが簡単で最高ですな。

Winなら
C:\Users\yamagiwa2000\AppData\Roaming\Thunderbird\profiles.ini
C:\Users\yamagiwa2000\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\??????.default\

Macなら
/Users/yamagiwa2000/Library/thunderbird/profiles.ini
/Users/yamagiwa2000/Library/thunderbird/Profile/??????.default/

* “yamagiwa2000″の部分はログインユーザー名
* ??????.default\、??????.default/ の??????はランダムな英数字
* ??????.default\、??????.default/ はそれぞれ配下のファイル、フォルダを含めたフォルダまるごと

でこれらのファイルを移行元マシンからコピーして移行先マシンにペースト。Thunderbirdアイコンダブルクリックで設定からメール保存してるフォルダ構成からすべて同じでひきついで立ち上がってくれる優秀な子。もうかれこれ10年もお世話になっております。途中鶴亀メール(現・秀丸メール)というニッチなメールソフトを2,3年ほど使ってた時期もありますが、遡って行くと、元々FirefoxやThunderbirdはMozillaプロジェクトでNetscapeの流れなのでNetscape Messengerを使ってた時を含めると15年ぐらいは使ってるかもしれない。。。

Netscape Navigator 3.0
↑ 懐かしのNetscape Navigator3.0起動画面。

signature-in-netscape
↑ こちらはv4.0かな?Netscape Messengerの画面。

Thunderbird & MozBackup 2012年06月10日


Mozilla — Home of the Mozilla Project — mozilla.org

ここ数年は仕事のメールクライアントはThunderbirdを使っている。Mozilla.orgのアプリケーションなのでオープンソース、当然フリーであって、Netscapeゆずりでいわゆるメールクライアントに必要な機能というのはほぼ全装備。以前、メールデータのINDEX化の際に動作が重くて使い物にならん、と言っていたがINDEX化が終了(僕の場合メールデータが3GB程度あったので一晩ぐらいかかっていた)したら動作スピードは普段通りで、全メール横断の検索なども使えるようになり便利に使える。

Mozilla Thunderbird のメリットデメリット

ただし、それ以上にこのThunderbirdを使う理由がMozBackupというソフト。こちらもMozilla.orgからリリースされてるアプリでFirefoxやThunderbirdのバックアップを行うアプリ。これの使い勝手が中々よくてインストールした後は、外付けHDDなどをつないで、アプリ立ち上げ、必要な項目を選択していくだけでメールアカウントやメールデータの保存先のパス、メールデータ自体も全部まるごとバックアップしてくれて保存先のHDDでひとつのファイルで日付つきで保存されるので何も考えずすぐにバックアップができる。

5分でThunderbirdのメール・設定をバックアップする方法 – HAAYA

本来ならメール環境をGmailなどに移行してしまえばバックアップなんてものに時間を割く必要もないのだけれど、会社のメールデータというのもあり、簡単に外部のシステムにデータを移すこともできないし、まだまだラヨーンあたりに行った際に携帯の電波が不安定な際は膨大なメールデータから特定のメールを探しだすなんて作業は非常にストレスを伴うので未だローカルPC保存。なのでバックアップだけは気をつけておかないと行けないのであります。

メールはローカルPC保存、メールクライアントも自分で選べる、という環境の方はぜひお試しあれ。実に簡単。

Gmailとパスワード付きzip


zip250s
これは違うか。。

Gmailで.BATのファイルを添付ファイルで送ろうとしたとき、Gmailから、「添付ファイルの中に実行可能ファイルがあるのでセキュリティ面の問題から送信できません」というエラーが。

こういうときの一番の解決法は暗号化zip、パスワード付きzipで送ること。というわけでそのBATファイルを右クリックしたり、option押しながら右クリックしたりしてたが暗号化の仕方がわからない。ネットで調べて見ると、7zip(オープンソース)がMacにも対応してたりするのでそれをダウンロードしたりするのだが暗号化zipの解凍はサポートしているが圧縮はサポートしていなかったりで状況が進まないので再度検索するとコマンドラインからzipコマンドで暗号化がサポートされているとのこと。

使ってみると、、、成功。

コマンドラインから、

zip [圧縮後のファイル名] [圧縮したいファイルの名前] -e

その後パスワード聞いて来るので入力してちゃんと暗号化zipファイルが作成されます。

しかし、その後Mac上でダブルクリックしてもGUI版のunzipではエラー出て解凍できない!コマンドラインからのunzipでは問題なくパスワード聞いて来て解凍できたけど。。。めんどくせえ。。。いいや、とりあえず一回送ってもしWinで解凍できないようなら他の手を考えよう。。。とりあえずgmailへアップロード!

「添付ファイルの中に実行可能ファイルがあるのでセキュリティ面の問題から送信できません」

えー!!!!なんで中身見えるの!:!::!:!!????

。。。と驚いておりましたが、こちら、

 ここで不思議に思われるかもしれないが、暗号化されたZIPファイルをダブルクリックすると、パスワードを指定しなくても、そのZIPファイルの内容が表示される。つまりZIPファイルに含まれるファイル名の一覧が表示されるのである。もしZIPファイル中にフォルダが含まれている場合は、それも開くことができるし、エクスプローラのツリー表示形式を使えば、フォルダの階層構造を表示させることも可能である。つまり、暗号化されていても、ファイル名やフォルダ名は何の制限もなく見ることができる(ファイルの中身自体は見られない)。そのため、ファイル名そのものを秘匿したいような場合には、このZIPファイルの暗号化では不十分なので注意していただきたい。より高機能な(市販の)暗号化ソフトウェアを利用したり、無意味なファイル名を使うようにしたりしなければならない。

ZIPファイルにパスワードを付ける - @IT より

これは今まで全然、気づいていなかった。。。ていうか今まで職場ではThunderbird使っててこの手順で送れてたはずだと思ったんだが。。。兎に角、Gmailはzipファイルを添付してもその中身のファイル名チェックまで行っているようなので暗号化zipにしたって含まれているファイル名は確認することができてそこに.BATファイルがあるもんだから同じエラーが出てた模様。最初に暗号化zipでエラーが出た時は真剣に「Google、暗号解読できるのか?!?」と悩んでおりましたが、簡単なことでした。酔っぱらってたからかな。

ていうかこういう圧縮ファイルの中身までちゃんと見るメーラーの場合使えない手なんだということをちゃんと認識しとかんといけなかったんですな。。。

暗号化zipの場合、ファイル名の確認まではできるんで、zipファイルの中のファイル名まで見てフィルターするアンチウィルスソフトやメーラー、またはメールサーバ側のウィルスチェックソフトのフィルターでひっかかる可能性はあります。


追記 12/JAN/2011
書き終わってから、「いや、メーラーというよりアンチウィルスのチェックでひっかかる可能性のほうが大きいやん」と気づきましたが、自分のオフィスで使ってるアンチウィルスが検出するかどうか今日もっかい見て来ます。

追記 13/JAN/2011
テストしました。結論として、Gmailはファイル名チェックで.batは送れないようにしている。暗号化zipはファイル名までは複合化しなくても確認することができる。会社のアンチウィルスの設定では.batファイルは日ごろよく扱いながら業務するのでフィルターなし。メーラーからちゃんと添付して送れます。その代わり、ウィルス感染した.batファイル、.comファイルはPCのアンチウィルスですぐに検知します。

メールデータのバックアップにGmailを活用

今日、昔のメールをGmailにバックアップした。大体2000年ぐらいから2005年ぐらいまでの私用メール。昔のメール自体はPCの乗り換えの際なんかにメールソフトからmbox形式でエスクポートして残している。何年か前に日本に戻った時にデータCDを何枚か持って来たがその中にちゃんと入っていた。最近またデータの整理をしてる中でメールデータのファイルをまた見つけた。DVD−RやCD−Rは何年も経つと読み込みが怪しくなってくるので読めなくなる前にどこか安全なディスク領域にバックアップを、というわけです。最近はGmailが便利なので家のPCにメーラーをインストールすること自体が少なくなったのと、いわゆるクラウドのディスク領域でデータの管理をしてもらう方が自分の家のPCで保存するよりかよっぽど信頼性が高いような気がしてGmailにメールデータを置く事にした。

んでもってこのメールの以降方法はそもそもはホリエモンの著書、「稼げる 超ソーシャルフィルタリング」に書かれていたものである。前回の日本帰国の際に購入して一日で読み、妹にあげてきたのだが、ThunderbirdからのGmailへのメール移行ができる、というのをずっと覚えていて、はたとやる気になったのである。

まず、バックアップ用のgmailアカウントを取得する所から始まります。ま、アカウント名などはなんでもいいので取り敢えず取得。もしくは既存で使用しているGmailアカウントでもいいと思いますが。そして設定画面からIMAPでのアクセスを有効にしておくこと。


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そしてThunderbirdをダウンロードしてPC上でセットアップ。IMAPでgmailのアカウントをセットアップする。手順は以下のGmailのオフィシャルのヘルプに沿ってやれば問題なし。

Gmail ヘルプ ThunderbirdでのIMAPアカウント設定方法

これでThunderbirdからGmailのアカウントを開設した際に届いている3通のメールが読めるようになっているはずである。そうしたら今度はGmailでも会社のメールでもプロバイダのメールでもなんでもいいが、popメールアカウントをThunderbird内で設定する。手順は以下のMozillaのサイトの手順の通りにやれば大体問題なくできるでしょう。

Mozilla Messaging ナレッジベース:FAQ – IMAP から POP に変更する方法

そして一度Thunderbirdを停止する。mboxのメールデータファイルをThunderbirdのプロファイルのフォルダの下にある受信トレイのフォルダの下にコピーする。Windows7の場合であればフォルダパスはデフォルトで以下のようになる。

C:\Users\[Windows ログイン名]\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\*******(ここはランダムの英数字).default\Mail\[設定したPOPメールサーバの名前]\Inbox.sbd ←このフォルダの下にファイルをコピー

そしてThunderbird起動。受信トレイのしたにコピーしたファイル名でサブフォルダができ、その中にメールがインポートされているだろう。

ここで文字エンコードがあっておらず文字化けする場合でも多分問題ないはず。GmailにインポートしたらGmail側は正しい文字コードで読み込んでくれるはず。ただ気になる人は、新しく出来たフォルダを右クリックして、プロパティを選択し、そのフォルダの”規定の文字エンコーディング”を変更する。そして”この設定をフォルダ内のすべてのメッセージに適用する”を入れて置いたほうがいい。

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さあ、ここまでできたらGmailのメールアカウントがThunderbirdでも操作でき、POPアカウントの中にはメールが復元されている状態になっているので、復元されたメールを全選択してGmailアカウントの「すべてのメール」フォルダへドラッグアンドドロップ!メールの数が多すぎてフリーズしてしまう人はメールを全選択して右クリックから”メッセージを移動”で該当のGmailの「すべてのメール」フォルダへ送ってやるのである。IMAP経由でメールデータの転送が始まったら後は気長に待つこと。結構時間がかかります。。。進捗は一番下のステータスバーに「すべてのメールにメッセージをコピーしています 341/550」みたいな形で表示されてます。転送が終われば、元ファイルは削除じゃーーー!

Thunderbird 3.1.2 グローバル検索がめちゃ重い

会社のPCでThunderbirdを立ち上げていると、

「アップデートがあります。アップデートしますか?」

と聞かれたのであまり何も考えずにアップデートをかけた。そして立ち上がってきたバージョンがThunderbird3.1.2。立ち上げてしばらく、このアプリが重いのなんの。他のExcelやらブラウザやらがまったく使えない。これは困ったということでTaskManagerを見てみるとやはり、このアプリだけでメモリを300MBとか400MB、ひどいときには600MBも使っている。メモリ1GBしかないマシンでこれだけ使われるとそりゃあ大変ですわ。

というわけでいろいろインターネットで調べてみるとやっぱりみな同じ悩みで悩んでいました。

どうも、Thunderbird3以上で導入されたグローバル検索という機能がリソースを食いまくる困った機能とのこと。

blog@browncat.org : Thunderbird3があまりに重いのでグローバル検索を止めて高速化するメモ

こちらのサイトでは、

検索が強化されたのはいいのですが、インデックスファイルが巨大すぎ&作成に時間がかかりすぎてお話にならない。検索結果の一覧性が悪い。など

特にインデックスファイルは深刻で、それなりにメール数があるせいか、このファイルだけで700MB近くも食っているではありませんか。しかも作成/更新に非常にメモリを消費し負荷もかなり高い。メーラを開いたまま放置しているとフロントエンドの作業に影響が出るほどです。試しにsqlite3でvacuumしてみるとバージョンの問題かエラーを吐いて最適化してくれません。

知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ : Thunderbirdの動作が重い(1)

こちらのサイトでは、

ちょっとだけですがググって調べてみました。

すると、Thunderbird3 から強化された検索機能が
動作を重くする原因になっているのではないかということが分かりました。
Thunderbird3では検索に用いるインデックスというものを自動で作成するようなのですが
そのファイルのサイズの肥大化が動作を重くしているとのこと。

グローバル検索の初期の作業の、インデックス作成作業が負荷が高いのか、それとも溜まってる分のインデックス化が終了しても負荷が高いのかまではわからないのですが、仕事を続けないといけない状況で、とりあえずインデックスの作成終了まで待ってみる、という悠長なこともしてられなかったので設定のところから、グローバル検索のインデックス作成をストップ -> 再起動。

すると、すっきりと以前のバージョンの時のような操作感が戻ってサバイサバイ。とりあえず業務継続となりました。

手順は上記サイトでも紹介されているので詳しく書く必要はないと思いますが、多分、自分のPCではインデックス作成の終了前にストップをかけてしまったので既存で溜まっているメール分のインデックス作成が終わった後、どれぐらいのリソース使用状況になるのかは不明のままでした。

もし暇があれば既存メール分のインデックス作成を終了させて操作感を見てみたいところではあります。。。