というわけで東京に転居します。 2017年08月22日

Busy day at the office

現在バンコク在住ですが、LinkedInに登録したプロファイルにスキルマッチしたお仕事案内みたいなメールが6月の頭に届いて、その中のITネットワークエンジニア関連のお仕事、勤務地はアイルランドのダブリンという採用枠が面白くて、とりあえず応募してみたら、書類選考通過、一次面接通過、とんとんと最終面接まで。最後に自分ではっきりとわかるほど英語での面接を失敗して、結果、

「英語がダメでした。でも技術力はオーケーだから、東京でなら採用します。」

とのこと。その言葉を聞くまで再び東京で働くなんてこれっぽっちも意識してなかったので寝耳に水。最初聞いた時にまったく返答できず。後日いろいろ考えて、それでも仕事内容は非常に面白そうなので最終的に内定承諾。東京行き決定となりました。

というわけで、ITエンジニアの皆さんは転職を(特に外資系)意識する・しないに関わらず、LinkedInで自分のプロファイルを登録してアップデートしておくべきですな。多少ヘッドハンティングスパムみたいなメールもあるかもしれないですけれど自分の経験上はスパムはほとんどなく、損するものは何もなくて少なくとも転職などのチャンスは増えます。それほど手間がかかるものでもなし、お金もかかんないし。

とりあえず僕は9月中に東京に移動します。

はんだ付けはブラインドタッチ? 2017年02月15日

Soldering

バンモープラザあたりには路上で机を置いてなんだかわけのわからんポンコツ電化製品の修理をしている修理屋が居てたりします。

家電製品の修理なんかを行う技術者の基本中の基本のスキルははんだ付けですな。ITで言うと初歩の初歩でブラインドタッチぐらいでしょうか。

90年代の終わりぐらいから2000年代、2010年代と時代の花形的なITのお仕事でありますが、そのひとつ手前の80年代ぐらいの家電全盛時代はこういう電気系のスキルが花形だったのかなあと思ったりしています。

今から考えると電話の技師とかも70年代、80年代なら花形だろうけど、それ以降は携帯電話、インターネットと、人々の通信手段のメインがバンバン切り替わっていったから今は仕事が全然多くはないだろう。。。

しかし10年ぐらいでホントに世の中の技術が様変わりしますな。ユーザーとしては目新しくて楽しいけど、これらで飯を食ってる人間はその変化の速さに愕然とします。人生80年と考えて、ちゃんと死ぬまで自分はアップデートして生きていけるんだろうか??非常に不安になりますなw。

会社というモノは生き続けていくけど。。 2013年06月12日

Taking over the world
“Taking over the world” photo by Nick Olejniczak

契約が切れて久しい以前のお客さんのオフィスに今日再訪問したんだが、会社がTake Overされていてまったく別の企業が入っていた。以前の会社のマネージャクラス以上はすべてResignした(多分タイ人スタッフがResign。日本人は駐在が解けて本社へ帰国したんでしょう)といっていた。

以前と同じ建物、同じ施設で働く人はすべて入れ替わっていた。米国や、おそらくタイでもこういうことは多分それなりにあることなんだろうけど、日系企業に働く日本人としては今までこういう状況に遭遇することはなかったので新鮮というか驚きというかなんとも言えない気持ちでありました。

こういう光景を見ると一昔、ふた昔前の日本人の当たり前の感覚である、「会社での終身雇用」や「会社一筋で40年間、辛いことがあっても頑張って働き続けてきました」みたいな感覚はなんだったんだろうなと思ってしまうな。あくまで会社は生産設備、オーナーが入れ替わっても動き続けていくんだ。多分そこに感情移入なんて必要ないんだろうな。うーん、やっぱり個人的に非常に新鮮な光景だった。頭の中では理解してるけど、なぜか感覚的に「こういうことって実際に起こるんだ。。」てな感覚でいっぱいでした。

あと、新しく入ってきた企業がITシステムは持ち込んで来て、以前に入れたシステムは全く火が入っていなかったというような光景を見るにつけIT投資が無駄になる瞬間も見たような気がして、ハードウェアと違い、ITソフトウェアのような人間の仕組みづくりの積み上げだけで成り立つものはその仕組自体の消去も簡単でそれなりに大きな金をかけて開発(制作)して来たものでも簡単にリセットされてしまうんだなあと。IT業界に勤めるものが言うのもなんだが、「IT投資なんてホントに意味があんのか??」などと思ってしまった一瞬でありました。。。