はんだ付けはブラインドタッチ? 2017年02月15日

Soldering

バンモープラザあたりには路上で机を置いてなんだかわけのわからんポンコツ電化製品の修理をしている修理屋が居てたりします。

家電製品の修理なんかを行う技術者の基本中の基本のスキルははんだ付けですな。ITで言うと初歩の初歩でブラインドタッチぐらいでしょうか。

90年代の終わりぐらいから2000年代、2010年代と時代の花形的なITのお仕事でありますが、そのひとつ手前の80年代ぐらいの家電全盛時代はこういう電気系のスキルが花形だったのかなあと思ったりしています。

今から考えると電話の技師とかも70年代、80年代なら花形だろうけど、それ以降は携帯電話、インターネットと、人々の通信手段のメインがバンバン切り替わっていったから今は仕事が全然多くはないだろう。。。

しかし10年ぐらいでホントに世の中の技術が様変わりしますな。ユーザーとしては目新しくて楽しいけど、これらで飯を食ってる人間はその変化の速さに愕然とします。人生80年と考えて、ちゃんと死ぬまで自分はアップデートして生きていけるんだろうか??非常に不安になりますなw。

昭和の秋葉原が残るバンモープラザ 2017年01月23日

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ちょっとした電気系工作の道具を買いにバンコクの中華街の奥にあるバンモープラザへ。

自分の家は観光客向けのバンコクマップでもタイ人の利用するバンコクマップでも大体省かれてしまう辺境(とは言い過ぎか?)エリアであります。バイクで以下のコースでバンモープラザまで向かいます。

サートゥ・プラディット通り

チャン通り

チャルンクルン通り

ヤワラート通り

The Old Siam

バンモープラザ

すべての通りがそれこそ「The Old Siam」。古き良き(良くはないか。。)バンコク中華通りを抜けてめざすはバンモープラザ。バンモープラザ周辺は10年前にバックパッカー時代にタイ人の友達に連れて行かれた時以来だからもう10年も行っていない。

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で、実際行ってみると10年前と景色がまったく変わっていませんでした。景気がいいのか悪いのかイマイチよくわからないが数ヶ月単位での変化が激しいバンコクでこれだけうさんくさいマーケットスタイルを残しているのもすごい。とはいえ、改めて80年台にはここもバンコクで最先端の場所だったのかもと感じる。

80年台なら家電全盛で、その修理や改造を行えるエンジニアは花形。90年台なら携帯電話でしょうか。2000年台ならパソコン、2010年台は間違いなくスマホですわな。都度最先端で需要のある技術分野は移り変わってるんですな。とはいえ、中古品があまり値落ちしないタイだからか、今でもそれなりにこういった電気部品のマーケットは修理・改造の際に重宝するのか人がひしめいていました。

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買い物をして、ちょっと歩いてとなりのインド人街パフラットに入り、シク教寺院の周りのインド料理屋でドーサを昼飯に食って帰ってきました。

必要なものも揃ったし、久しぶりのOld Siamを満喫出来て満足です。