ハタハタの飯寿司。ジャケがたまらん 2018年01月07日

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新年早々、北海道出身の知り合いからのいただきもの!北海道には飯寿司なんて発酵食品があるのね。

見た目はまんま鮒寿司と一緒だけど全然発酵は深くなくて食べて見ると軽めに酢で〆ました程度のもので非常に食べやすい。というか酒のあてとして頃合い。

しかもハタハタなんて関西の人間としては初めて食べる魚でこれも興味津々。頭落としただけのハタハタだから骨がそのまま入ってるはずだけどとても柔らかい。噛みちぎるのはちょっと力いるけど骨が入っているようなイガイガ感が全くない。

しかしこの飯寿司、パッケージが非常にイカしておりました。

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平成30年にもなってもろ昭和感。

羆嵐 – 吉村 昭 2015年04月14日

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ひょんなことから日本の獣害史上最悪と言われている北海道は苫前の三ヶ別羆事件をテーマにした本小説を読んだ。

三毛別羆事件 – Wikipedia

だいたいこのWikiを読めば経緯やその被害の大きさ、羆の残忍さがひとしきり把握できるんだが、この小説にはもっと事細かにその
極限の状態が描かれている。

羆嵐
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羆を退治しなければ入植してきた自分たちの土地を手放すことになる
人間がまともに太刀打ちできるレベルの獣ではない
下手に動くと退治するどころか自分が羆の餌になる

という条件下で隣接の村や警察などに支援要請をして集まる人々の人間模様、一人で生きてるマタギの孤独な戦いなど、詳細の描写がさらに緊迫感を与えて最後まで読む手が止まらないのであります。

暗闇の中、草壁の裂けた家の中に羆が居る、中の被害者が羆に襲われ、生きたまま食われて肉を貪る音、骨を噛み砕く音だけが聞こえる。迂闊に立ち入るとたちまち自分も餌になってしまう。。。

集団で集まっては猟自慢をし、集団と銃の数に安心しきる隣接の村の支援者たちが実際の羆の大きさを見た途端にひるんで逃げ出し、数丁の銃しか持たない住民たちと何も変わらないこと、羆は大人数では殺せない、気配を殺して至近距離まで近寄り、急所を撃ち抜くしかない、外れれば驚いた羆に襲われて一巻の終わり、それがわかってようともひるみもせずにしっかりと自分の背に負って羆を撃ち抜くマタギなど。超絶的な緊迫感です。

肉食動物のお食事 2015年03月05日
ラープルアットは自然生肉食の味? 2012年10月14日

以前も肉食動物のお食事映像を載せたりしてましたが、これもまた自然の残酷な一面ですな。人間といえども動物。大自然の中では
このように食物連鎖の輪に組み入れられてしまうこともあるのですな。動物ならまだ見ていられるが、人間が生きたまま腹を割かれて大腿の筋肉や内臓を食われるなんてのはどれほどの苦痛が伴うのだろう??想像もできんな。。

Hokkaido purity of milk 2013年04月21日

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お酒を控えているのでどんどん自分が甘党化してきているのがよくわかる。

最近は食後にkitkatやアイスクリームなどの甘いものが欠かせません。

そんな中、うちのオフィスの入るSilom Complexのビル内で見つけたお店、

Hokkaido

のアイスクリームがとてもうまかったのでご紹介。

最近、タイも情報化社会で食べ物に関する嗜好の細分化がどんどん進んでいる気がします。日本もそうだけど、経済がまだ上昇の過程でみんなが同じ目標に向かって進んでいた頃は、マイホーム購入や自家用車の購入などうまく成長経済の波に乗って人様と同じ社会ステータスを掴みたいと一生懸命頑張って掴むステータスシンボルも統一されているものであります。しかし、ある程度成長が頭打ちになったり、自由化で輸入規制がなくなり、いろんなものが社会に流れだしたり、はたまたインターネットのおかげでどんなニッチな需要であろうと、それを必要としてる人はいつでも情報を得、またネットマーケティングなどでそのニッチの針の穴を的確に突こうという商売が揃ってくるおかげで皆同じく経済成長の方向に目を向けるのではなくOne And Onlyの自分の個性というものに注意が注がれてどんどんと趣味嗜好の細分化が起こる。この辺って、日本も90年代ぐらいからこんな波がどどーんとやってきてたような気がするが、当然タイでもそのような兆候が既に数年前から感じられます。

たかがアイスクリーム屋の話でおおげさな、と言われるかもしれないけど、タイの国内で普通にブランド名としてHokkaidoという名前が個人的にはちょっとびっくりで、「日本」とか「東京」とか「和」とかそういうキーワードでは、もう既に使い古されていて、ブランド名としての差別化が難しいと考えられているのかな?と思った次第。

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んで、このHokkaido、名前の通り、北海道産の牛乳がメイン商品らしく、僕のオススメのチーズフレイバーのアイスクリームは上のHPに商品の紹介すらなかった。。。まあ、とはいえ、タイに在住7年目、こんな肩透かしもある意味慣れております。

こちらのチーズのアイスクリーム、他にもチョコレートや抹茶などアイスクリームではテッパンでまず外さないフレイバーよりも一段上の旨さ。チョコレートも抹茶もうまいんだけど、別に二回、三回と食いたいほどとは思わない。でもチーズだけはなんか心惹かれて食後にTopsレジ付近のこのHokkaidoに来てしまう。アイスクリーム1スクープ49THBと結構なお値段するんだが、とりあえず個人的にこのチーズはオススメであります。

また、変わりダネとしては「ワサビ」なんてアイスクリームもあります。こちらはアイスクリームというよりは若干乳脂肪少なめでシャーベットに近く、ちゃーんとワサビの香りが鼻にツンと来るタイ人が好みそうなお味でございます。

店舗がバンコク市内26箇所もあるみたいで、よく見てみたらちゃんと僕の自宅の近くのラマ3セントラルにもあった。一度ワサビとチーズを試してみてください。。。