タイ発のandroid one携帯 i-mobile IQ-II 購入記その3 2015年08月13日

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さてさて自分だけで盛り上がっているi-mobile IQ-IIですがちょっとソフトウェア面というか、起動してからの内容を見ていきます。

デフォルトインストのアプリの一覧を撮る前にいろいろいじってしまったので絵がないんですがとりあえずi-mobileのほうで入れているアプリってのは”IQ2 Bonus”っていうアプリぐらいでi-mobileが提供してるサービス紹介&申し込みとか、サポート窓口機能とかそんなアプリ。それ以外は何も入ってなかった。非常にすっきりしてます。

ちなみにウェブのタイ語のフォーラムをgoogle翻訳駆使して読んでましたが、一応root化の方法があるみたいだが、自分の端末ではなぜかFactoryモードという起動モードにどうしても入らずに断念。さらに、どうもまだファームに問題があるっぽくroot化する手順の中で端末がBrick化してしまうかも、なんて情報もあってroot化はちょっと待った方が得策かもしれない。

買ったらすぐswappers for rootでswap作成してSDのswap含めて2GB RAMにしようと画策してたがちょっと残念。

でもGoogleが出してる各国共通仕様のハードなんでそのうち解決法も出てくるはず。i-mobileも来週には修正プログラム出すと言ってるらしい。

しかし、実際にはRAM1GBというのを覆すかのようにタッチレスポンスは良い。かなりサクサク動いてくれます。ちゃんとandroid oneハードにソフトウェアのほうも最適化はされているようだ。ただ、CPUの動作速度が遅いのかたまにアプリが考え中になったり、アプリ立ち上げがちょっと時間かかったりするが、メイン機扱いでなければ問題ないと感じる。

カメラも今回スペックが上がっていて結構十分な感じにはなってきている印象。

以下、詳細スペックを載せておきます。

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antutuのスコア、低いねえ。。実際はこのスコアからは想像しづらいぐらい快適に使えます。

特筆すべきは320ppiのディスプレイで、これは第一世代のandroid oneのディスプレイからかなりアップグレードされててね、画面が非常に綺麗になっている。この値段からしたら贅沢なディスプレイだと思う。

内臓ストレージは16GBあるので第一世代の時のようにすぐにいっぱいになって追加のアプリのインストールや、アップデートが当てられないなどの悩みはほぼなくなる。

チップセットなどの詳細が以下になります。

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以上です。ああ、早くroot化させたい。。。

タイ発のandroid one携帯 i-mobile IQ-II 購入記その2 2015年08月10日

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さて、世の中的には全然盛り上がってない割に、個人的には一大ニュースだと思っているタイでのandroid one発売。

andoroid系のニュースサイトを見てると8月5日あたりから「タイでもandroid one発売!」みたいな記事が出てくるが、それを見て僕は8月9日に迷わず(ホントはちょっと迷ったが)即購入。

これからご開帳であります。

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この値段の端末にしては箱がかなりしっかりしたものに入ってます。(ちなみに写真をクリックするとFlickrに飛んで高解像度の写真も見れます。)

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保証書や充電用AC、USBケーブルなどは当たり前として、こちらにご注目。

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こちらの端末、画面を保護するためのスクリーンフィルムとTPUのクリアのスマホケースが同梱されてます。端末ひとつ買えば後はフィルムもケースも買わないで使い始められますよーってな感じ。

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ちょっと以外だったのはこのご時世、どこのスマホメーカーもAppleを見習ってペラペラの薄いマニュアルをつけてくるのにたいしてi-mobileは結構分厚いマニュアルをつけてました。今どきこんなマニュアル誰も見ねえよ。。。と思う。

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端末取り出してスクリーンの最初から付いてるフィルムを外した所。表のディスプレイ面には全く何のロゴもない真っ黒状態。裏にはi-mobile IQの字。

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電池を覆う背面のカバーはUSBマイクロBの端子の穴から爪を引っ掛けてすぐに外せる。外した状態が上の状態。2SMIモデルなのでSIM2枚とMicro SDカードが入る仕様になってます。

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TPUケースを付けてみるとこんな感じ。普通に使えるんだとは思うけどちょっとゴツくなるので外しました。。。

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セットアップ後のホーム画面。この画面がまさにgoogleのandroidというところ。続く。

タイ発のandroid one携帯 i-mobile IQ-II 購入記その1 2015年08月09日

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というわけでご想像どおり勢いでまた低価格android端末を買ってしまいました。

しかししかし、この端末はgoogleがハードの手配からソフトウェアの調整まで全部手がけてるgoogle謹製android phone、android oneシリーズの端末なんであります。

android oneを販売しているハードウェアメーカーは単純に看板を貸してあげてgoogleが「売ってくださいな」と言ってるスマホを売ってるだけに過ぎません。

またandroid oneは基本的に発展途上国向けの端末として今までスマホに手の届かなかった、もしくはスマホに回せる金が少ないので以前よく市場に流通してた超粗悪な中華スマホなどで苦労してきた人向けの、低価格で、それでもスペックがそこそこよく、googleが直接アップデートをタイムラグなしに配信してup to date な環境で使っていけるandroid phoneなんです。

今年の頭に僕はインドのムンバイにマラソンを走りに行きましたがその際にもインドの地場メーカーでは最大手のMicromaxのCanvas A1という10,000円ぐらいのandroid one端末を買いました。これは4.5インチディスプレイという手頃な端末サイズで使いやすかったんですがひとつだけ問題が。内蔵ストレージが4GBしかなかったんですな。この容量ではアプリをポンポンインストールしていくとすぐにいっぱいになってしまう。

SDにアプリ入れればいいじゃん、なんて言われるかもしれないですがgoogle mapやらgmailなどのgoogle製アプリは内蔵メモリから動かせないものが多かったりで、やっぱりそれなりに容量を食ってしまい、内蔵ストレージの空き容量に非常に神経質にならざるを得ない。。。やっぱり内蔵ストレージは最低8GBは必要ですな。

で、このi-mobile IQ-IIです。このIQ-II内蔵ストレージは16GBあります。しかもチップセットやディスプレイサイズもMicromaxの時と違うのでこの仕様は多分2015年の第二世代android oneなんだろうと思います。

メーカーのi-mobileのサイトでも詳細網羅したspecが載ってないのでなんだかなあという感じではありますが、以下がスペックです。(赤字はスペックが良くなった点、青字は残念な点)

Dimension 140.5*69.75*9.3mm
Weight include battery 134 g.
Body Color White/Brown
Chipset Snapdragon 410 MSM8916
Operating System Android 5.1.1 Lollipop
External memory: Micro SD, up to 32 GB
RAM 1 GB
Internal Storage 16 GB
Support 2 SIM Cards
2G: 900/1800 MHz
3G: 850/2100 MHz

Display Color 16.7Mcolors
Display Size 5 inch
Display Resolution 1280*720 pixel
Display Density 320dpi
Multitouch screen

Back camera 8.0 MP BSI+AF+Flash
Front camera 2.0 MP

HSDPA (Mbps) Download 42 Mbps
HSUPA (Mbps) Upload 11 Mbps
WIFI
WIFI Hotspot (Tethering)
HTML Browser
USB Mass storage
GPRS
A-GPS (Assisted Global Positioning System)

Battery:
LI-polymer
2500 mAh
Stand-by time up to 200 hours
Talk time up to 8hr.

スペックはそれほど高くないものの、低価格が売りで、IQ-IIは4,444THBという価格で販売されています。タイで売ってるNexus6が約17,000THBというハイスペックマシンと同等のお値段になっている今現在、安価にgoogle純正androidを使えるマシンとして活躍すると思います。

8月7日とかに販売が発表された新着ほやほや状態で近所のセントラルラマ3の携帯ショップに見に行った際にも店頭には置いていなくて店員に聞いてみたら「あー!在庫1個だけあるよ。」ということでゲットしてきました。さて、またパンドラの箱を開けていきたいところではありますが、もうすでに結構な長さになってきているのでまた次回。

祝!タイ初のAndroid one端末 i-mobile IQ-II 2015年08月08日

Android 5.0 lollipop Updated In Android One Smartphone

実はタイでもanroid one端末は売っていた?!googleのandroid oneのページを見てみたら何故かタイ語表示になっている。??と思ってよくよく見てみると。。。あ!タイでもandroid one端末が販売されてたのか!

いや、違う違う、どうもちょうど2,3日前にタイでandroid one端末を売りますよ、と発表になったところらしい。ちょうどそのタイミングでgoogleのandroid oneのページを見てたといことか。

ขอแนะนำ Android One

約1万円の最新Androidスマートフォン「Android One」がついに発売 – GIGAZINE
↑ こちら去年の2014年9月にインドなどで第一世代android oneが発売された時の記事。

Android Oneは4倍高速・80%データ圧縮・メモリはわずか80MBでOK、YouTubeやGoogleマップをオフライン利用可能 – GIGAZINE
↑ 2015年の発表ではこんな機能も。

そして見比べてみると僕の持ってるインドスマホMicromax Canvas A1ともスペックが異なる。ディスプレイが4.5”から5.0”になってたり、チップセットも違うし、そもそもKitkatじゃなくてLolipopが最初から搭載されて出荷。

販売はタイの廉価携帯メーカーi-mobileでIQ-IIというモデルになる。

i-mobile

手持ちのインドのandroid one端末であるMicromax Canvas A1のストレージがたった4GBしかなくてすぐにフルになってしまい結構大変だったがi-mobileは16GBもあるのでこの悩みには心配しなくて良さそう。

まあ、今はAsus+intelのZenfone5, Zenfone2の安売り攻勢があるからそれほどお得感はないけど、一応それらよりも若干お値段お安め。それよりもなによりも特筆すべきはやっぱりgoogle謹製オリジナルandroidが搭載されていることでしょう。今まで割と安かったのに現状タイで売ってる最新のNexus端末であるNexu6が17,000THBもするので安価にgoogleオリジナルandroidを使えるマシンってのはイケてますな。RAM1GBが心細いがこれはroot取ってしまってswappers for rootでsd上にもう1GBスワップ取ってしまえばかなり動作サクサクになるはず。

価格はどんと4,444THB。これはお安いので興味本位で買ってしまいそうだ。。ディスプレイが5.0”とデカめなのが玉にキズ。さいきんは自分は4.0″~4.5″ぐらいの小さめディスプレイがお気に入りです。

ムンバイ紀行 番外編 〜 インドの地場メーカースマホ+Google、Micromax A1 購入 2015年01月26日

Micromax Canvas A1 1

さてインドに出て来て、向こうのデジタル機器とか見る時間あるかなー?と思ってたらそんな時間はほとんどなかった。しかし今回宿を取った場所のすぐ近く、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅のすぐ脇に携帯ショップが4,5軒連なっているところを見つけたのでそこでいろいろ聞いてみたら、インド地場メーカーであるMicromaxが出しているAndroid oneの機種(Google主導でハード・ソフトそれぞれ規格化し、ロースペック過ぎない使える廉価Android携帯というコンセプトの製品群)である Canvas A1 があった。

結局いろいろ話しをして6,400INRで購入。3,330THB、102USDぐらい。てかSIMフリーのスマホで102USDってめちゃくちゃ安いわな。スペックが以下のとおり、

Micromax Canvas A1 – Full phone specifications

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↑ ディスプレイ4.5インチで握りやすい。Moto-gを思い出した。

Micromax Canvas A1 3
↑ シルバーのMicromaxロゴ。

Micromax Canvas A1 4
↑ 標準でスクリーンフィルムが入っていた。

このスマホ、確かにめっちゃ安い割にそこそこ使える。ディスプレイなんかも一番安いモデルからは全然いいレベル。でも高い機種から見るとちょっとしょぼーんな感じ。ストレージも8GBでカメラを使おうと思うと買ったばかりなのにSDを入れないと記憶領域がなくてカメラ使えませんと出る。カメラは背面5MPで画質はこれまたしょぼーん。それでもバッテリは交換式で(といいつつ、交換バッテリはインドに行かないと入手できないか)SIMも2枚入る(1つが3G待ち受け、1つがGSMのみ)、SDで内蔵ストレージを8GB+32GBまで拡張可能。OSはAOSP版のノンカスタマイズAndroid。若干AmazonやらHikeやら標準でどうでもいいアプリが入っているけど標準仕様のAndroidでさらにGoogleから以降2年間はOSのアップグレードを保証する、というお墨付き(といいつつまだLolipopが降って来ないが)。値段を考えると機能的にはいいほうだと思います。

Micromax Canvas A1 6
↑ SDカード入れないとカメラは使えない。

Micromax Canvas A1 7
↑ AOSP版でフォントは全部入りなので日本語もばっちり。

ただ、個人的に今でもiPhone, iPad, OnePlus One, Xiaomi mi3まで持っていて、なぜこれを買うのか?それはこの、

Micromax Canvas A1 and I!

Micromaxを握りしめる自分の記念写真が撮りたかっただけです。このMicromaxの洗練されていない、携帯電話を握りしめる拳のデザインのロゴマーク大好き。80年代中頃のB級ホラー映画制作会社のロゴマークみたいでいいっすね。(参考:Troma)インド国外在住でMicromax持ってる日本人もあまり居ないよね、という感じでどや顔したかっただけです。後ははっきり言ってこの電話使わないであろうから、僕のAndroidスマホコレクションに加えて、観光地で買ってきて壁にかけたタペストリよろしくたまに眺めるだけで満足するという用途ですな。相変わらず金の無駄使いが止まりません。。。