E-ink ディスプレイのAndroid端末 2014年04月21日

Inside Box (2)
“Inside Box (2)” photo by Midge Frazel

海外のTech系サイトを読んでいるとどうも海外ではBarnes&Nobleが販売しているeReader端末、Nook Simple TouchをRoot化してAndroidをインストールして高機能eReader、もしくはタブレット端末として使っている人が多いらしい。

ああ、こりゃあええなあ!めっちゃバッテリーが持ちそう!てなわけでタイのバンコクでもB2Sという文房具&本屋でNookが売っていたなあと思い、いろいろ調べてみた。

Nook Simple TouchというE-inkディスプレイ端末にAndroid2.1.3がインストールできるようで、Google Playから普通にAndroidアプリをダウンロードしてインストールすることができるとのこと。当然、KindleやPerfect ViewerなどのAndroid版をインストールすることもできるので、これ一台でめちゃくちゃバッテリーが持ち、さらにPDFもTXTもKindleも自炊漫画のzip形式もすべてに対応できるeBook
Readerを作ることが可能になる。しかもNookはE-inkディスプレイの中でも反応速度が早いみたいでゲームまでできるらしい。

これは素晴らしい、僕の持ってる大量の自炊データとKindle本を一端末で読めて車や飛行機の移動中でもちゃんとバッテリーを気にせずに使っていられるeBook Readerがついに出現か??とついついB2SのNookを買いそうになったが、土壇場で以下のような日本語サイトの記述を見つけた。


e-ink Android デバイスとしての Nook Simple Touch が非常に素晴らしい – World Wide Walker

日本のKindleサービスが使えないのか。。。確かに今まで英語のサイトしか目を通していなかったので日本のKindleサービスが使えるのかどうかって気にする人はいなかった。ちゃんと日本語のサイトを調べていてよかった。あとNook Simple TouchはE-inkディスプレイでもバックライトなしのモデルらしい。Kindle PaperwhiteになれるとE-inkでバックライトなしのものはちょっと読むのがつらい。ちょっとでも薄暗い場所でE-inkディスプレイで読もうと思うと液晶ディスプレイ慣れした僕の目には画面が暗すぎて非常に読みづらい。この2点が大きなマイナスポイントになりますな。。。というわけで購入は現状諦める。

と思っていたら、2012年の発売直後に購入し、その後Kindle Paperwhiteが届いてからお蔵入り状態となっていた楽天のkobo touch。なんとこの端末もAndroidがインストールできるとのこと。これならすでに持っているのでお金かけずに試してみることができる。見ていると明らかにNookよりもE-inkディスプレイの反応速度が遅そうなんだが、とりあえずはAndroidインストールが可能なようなので試してみよう。ロングライフバッテリのKindle+自炊データの複数フォーマット対応 eBook Readerとして活躍してくれるのでしょうか。

Swapper for Root でRAMの容量の少ない旧世代Androidマシンが多少快適に 2014年03月01日

android archos tablet
“android archos tablet” photo by osde8info

前回彼女の甥っ子にあげようと用意していたGalaxy TabをCustomRom載せ替えの手順の中でBrick化させてしまっていましたが、結局のところ、

起動ロゴで固まる > Brick
SamsungのFactory ImageをOdinでflash
起動ロゴから起動プロセスまで進むが起動し切らずFreeze > Brick
CWMなどのリカバリRomをOdinでFlashしてCWMから安定版であるCyanogenmod9.xをflash
なんとか復帰

てな感じで何度も何度もxda developers見ながら復旧。なんかRecovery ROMが勝手に書き換わったり、内部のシステム領域が突然読めなくなって起動出来なくなる状態だったがイマイチそのトラブってたロジックがよくわからないまま復旧。ま、使えるようになったからいいか。。

それでもやっぱり512MBのRAMでは動作が遅い。いろいろ調べていたらRoot化したAndroidでインストール可能なSwapper for Rootというアプリを発見。

Swapper for Root – Android Apps on Google Play
↑ Google PlayでDLできます。

Androidの追加メモリ管理~swapとZRAM~(要root) – droidroid

複数のアプリを立ち上げてメモリ不足を起こしメモリから溢れてしまうデータを一時的にディスクに退避させるスワップという方法はWindowsでも以前はよく聞いたが、それをAndroidで外部SDにSwapp領域取ることで仮想的にメモリ容量を拡大しましょうというアプリらしい。Windowsなどでは以前はディスク領域を使っていたからスワップが発生すると動作が極端に重くなったりしててシステムの重くなる原因のトップバッターみたいな感じで扱われてたけど、タブレットならSDのフラッシュメモリで使えるのでアクセスはかなり早い。クラス10などのアクセスの早いSDカードを使うともっとよくなるかもしれないが、クラス4程度のメモリでも十分に動作が早くなった。

8GBのSDの中に1.5GB分のSwapとったのでRAMとSwap合わせて2GB分になった。さすがにCPUの早さまでごまかせないが四年前の端末を使ってるということを考えれば上出来な動作速度のような気がする。

RAMの少ないマシンで、さらにRootが取れるようであればこのswapper for rootを試して見るのもいいかもしれません。。

Titanium Backupのフリー版はバックアップはいいけどリカバリが地獄 2014年02月07日

Five Days' Backup
“Five Days’ Backup” photo by daryl_mitchell

先に書いたように自分のNexusデバイスのOSを全部CyanogenModに入れ替えた。その際に同じく試してみたのがTitanium Backup。

Titanium Backup ★ root – Google Play の Android アプリ
Titanium Backup:(要Root)アプリとアプリの設定やデータ、マーケットリンクまで簡単にバックアップと復元できる必須アプリ。 – Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net

今までGoogle謹製のAndroidOSが割りと使い勝手がよくシステムのrootも取らず使ってきたのでroot権限が必要なTitanium Backupも使ったことがなかった。

しかし実際に使ってみると自分でインストールしたアプリとその設定を丸ごとバックリバックアップ取れるのと、さらには標準で入っているGoogleのアプリに関してもデータまでバックアップできる。そして一番嬉しかったのはLINEのメッセージやログイン状態までバックアップできること。

手順としてはroot取ったAndroidデバイスで普通にGoogle PlayからTitanium Backupをインストールして”バックアップ/リストア”のタブから”全ユーザーアプリ+システムデータ”を取ってしまえばお終い。

んで、CyanogenModなどをインストールして立ち上げ。Google PlayからTitanium Backupをインストールしてリカバリすればまるまる全部復元されるんだけど、無料版の場合復元アプリごとに

「復元しますか?」
「はい/いいえ」

みたいなのをクリックしていかなければならない。自分でインストールしたアプリとシステムのデータが合わせて180以上あったので大変な上にアプリの復元がこれまた遅い。上記の「はい」を180回クリックするためにベッドの上でうつらうつら、ヨダレを垂らしながら一晩かけて復元しました。。。半分寝ぼけてたので途中で止めて有料版を買い直してから復元再開ってな考えに至らなかったのでしょう。とても辛かった。。。

結局、有料版を買っておけば復元のスピードも早くなり、いちいち、各アプリの復元確認をクリックしなくても全自動でやってくれるとのことです。僕は上記の一件が最後の移行作業だったのでまだ試してません。。。使う人は有料版必須です。。ホントに。