ปลาทอดสมุนไพร プラートートサムンプライ 2013年10月21日

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ここ1年ぐらいは食事はほとんどタイ飯を食っています。

朝は自分で焼いたパン食になるけど、それ以外は特に理由も無ければほとんどタイ飯。地の物、ローカル食だから安いし、どこでも食えるから。んで、できる限り新しい店、新しいメニューを試そうとはしているが、まあタイに7年近く住んでいると普通の生活の中で食べられるメニューなんてのは多分ほとんど食い尽くしている。なので目新しさはほとんどなくなってくるのだが、、、

昨日の晩飯に食べた ปลาทอดสมุนไพร プラートートサムンプライ。魚の揚げ物なんだけどだいたいタイの魚の揚げ物メニューっていろんな薬味が付いている。これはタイのハーフの類を同じくカラリと揚げて魚の身にまぶして出してくれる。どんなのが入っているかというと、

プリックタイオーン พริกไทยอ่อน 若い緑色した胡椒
バイガパオ ใบกระเพรา ガパオの葉
プリッキーヌー พริกขี่หนู 2〜3cm大の極辛唐辛子
タクラーイ ตะไคร้ レモングラス
バイマクルート ใบมะกรูด こぶみかんの葉

これらに薄く小麦粉(かなり塩気を付けているが)をまぶして揚げてパリパリにしたものを上にどっさりかける。これがまた実にタイらしい香りのハーモニーでとてもうまい。この味はインドでもなく、中国でもなく、ベトナムでもなく、まさにタイだなあ。タイ料理の香りですよ。

作り方は以下の動画が参考になります。


↑ 男の料理する動画ってのはなんかテンションが下がりますな。土井勝や土井善晴ならいざ知らず。。しかも長すぎるわこの動画。。。

魚料理も別に今まで特には好き嫌いなく普通に食べてたと思うけど、ちゃんと気をつけてみてみると以外にまだ食べたことない味なんかがあったりするんですな。。久しぶりにこういう新しいものを選択してアタリを引くと嬉しくなります。ただしこの料理、魚からトッピングから全部揚げ物なので食い方考えないと絶対胃もたれします。。。

น้ำมะตูม ナムマトゥーム、マトゥーム茶を飲む 2013年08月06日

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以前にうちの実家の親父が体を悪くした際に、彼女(タイ人)が送っていたお茶。ボトル入りのมะตูม マトゥームというフルーツの一種をメインに配合したお茶らしい。

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このお茶はマトゥームに加えてตะไคร้ タクラーイ(レモングラス)や、生姜や、ใบเตย バイトゥーイ(パンダンリーフ)など数々のタイハーブをミックスした健康茶。それで個人的にマトゥームというフルーツに関しては今まで全く知らなかったのでちょっと興味を持った。

ネットなどで調べてみると体内の不要な脂肪、 痰、ガスを排出する利尿作用と整腸作用があると言われている東南アジアから南アジアまで一帯で採れるフルーツで中国では木敦茶という名前で漢方薬の一種らしい。

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んで、このマトゥーム、結構スーパーの乾物の棚でよく見るので買ってみた。果物の輪切りで表面が飴でコーティングされたみたいにカチカチ、テカテカになっているので加工しているのかと思ったが、カットしてそのまま乾燥させただけらしい。マトゥームはカットすると粘っこい汁が出てきて乾燥するとこういうふうに飴状になるようだ。

が、いつもの湯沸しのやかんでマトゥームを煮出してやかんに匂いが付いても嫌だし、料理用のフライパンで煮出すとフライパンに染み込んでる油がお湯に出てきそうでそれも嫌なので、新しく小さなやかんを一個買おうと思って1,2日過ごしてるうち、いつも良く行くベトナム料理屋でドリンクメニューにマトゥーム茶があった。

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さすがタイ式ローカルマトゥーム茶はお茶というよりはジュースと言った感じで結構大量に砂糖が入っていて甘い。でもマトゥーム自体がフルーツらしい甘い香りを持っているので甘さとの親和性は高くてなかなかおいしい。奥に潜むちょっとした薬臭さが非常に個性的で面白い味をしている。ここは好き嫌いの別れ目ですな。

砂糖を薄めにしてやれば日常的に飲むのもなかなか美味しそう。日本だと夏場のあつ~い時期にさっぱりした甘さで氷たっぷり入れてマトゥーム茶飲むととても気持ちよさそうですな。これも実家のおみやげに持って帰ろう。。。