River Front Hotel:ムクダハンの新市街と旧市街 2015年12月28日

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ナコンチャイエアでバンコクからムクダハンに向かいましたがバスはまったく休憩も挟まず11時間半ぶっつづけで走り続けムクダハンに到着。到着の時点でもうケツが鉄板のようになっておりました。痛い痛い。。。

宿はバスの中からスマホでAgodaを使って予約した。バスステーション周りの国道沿いでブラブラしてるかメコン川のほとりの宿を取って、景色を眺めながらゆっくりするかいろいろ悩みました(メコン川のほとりのインドシナ市場あたりは夜メシ食うところに困るぐらい静かと書いてあった)が、せっかくだからメコン川の景色を眺めようと以下に宿をとる。一泊819.60THB。

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バスで11時間も座ってケツが痛かったので体をほぐしがてらにちょっと遠いけどホテルまで歩いて行くかとポテポテ歩き出した。が、これがなかなか距離があった。約3km。乾季のタイの気候なので暑くもなく風が涼しくて夜歩くのは気持ちいいんだがさすがにバスに11時間の後に3kmはちょっとしんどかった。しかもムクダハンの街は屋台も少なくとても静かな街だった。この辺はムクダハンの街でも多分旧市街に当たる場所でしょう。国道沿いのほうが商業施設は多い。Macro、バスターミナル、Tesco Lotus、Big-C、Robinsonもすべて国道沿いにあって特にMacro周辺が屋台も多い印象だったのでこの辺で過ごしているのが一番賢いのかもしれない。旅行気分はまったくないですが。。。

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Riverfront Hotel Mukdahan Mukdahan, Thailand: Agoda.com

さてホテルですが、ホントにメコン川を目の前にしての立地。ただし、ホテル前面にバルコニーのある部屋は一部でそれ以外は眺めはそこそこだと思います。僕は到着も遅かったから部屋は2階の奥。駐車場ビューでメコン川はちょっとしか見えない。。まあいいか。部屋はちょっと古い感じだが、広くて掃除も行き届いております。水回りもなかなか綺麗。

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夜は飯を食いに外に出ましたがホントに何にもない。。。屋台が並ぶあたりに行くにも1kmほど歩かないといけないぐらいで結局7-11でソーセージ食って豆乳飲んで済ませてしまった。

次の日の朝、朝飯付きなので6階のホールに上がってみると、

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↑ メコン川が国境になっていて対岸はラオス、サワンナケート。向こう側に背の低い建物がちらほらと見えてます。

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↑ ムクダハンの街からメコン川を北向きに眺める。日本のODAで建設したタイ・ラオス第二友好橋が遠くに見える。この写真も拡大すると橋が見えます。

おお、やっぱり景色いいねえ。12月のタイの乾季の風があるのでエアコンなんかは要らず窓が開いててそこからちょうどいい風が吹いてくる。気持ちいい朝飯ですなー。これは価値あり。非常にのんびり出来ます。とりあえず泊まって部屋からの景色は部屋の場所によって左右されるがこの食堂からの眺めを堪能しつつ朝飯時間に2,3時間ここでぼんやり過ごすのもいいと思われます。

ผาแต้ม パーテーム国立公園 その2 2014年05月02日

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↑ こりゃ参った、ってな顔にしかならない暑さ。

というわけでパーテーム国立公園。断崖絶壁の上はもうぐはーってぐらいに暑い。13時なんて猛暑なのがわかりきってる時間に行くほうが悪いという話もあるが。

さて、このパーテーム国立公園、この断崖絶壁には有史以前の古代人が書いた壁画があるというのでそれを見に行こうということで崖を降りていくのであります。ちなみに古代人というとどれぐらいかというとだいたい3000年前から4000年前ぐらいとのことであります。

そしてこの壁画を見に行くジャングルウォークなコースは全長が行って帰ってのループになっていて4km強もある。せっかくだから全部歩いてみようと話していた。崖を降りる階段の前で兵隊さんがタバコふかしていて、「水を持ってけよー」と言っていた。

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崖なんだからしょうがないけど、めっちゃ急勾配。

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崖の下は直射日光が届かないので暑さはましだけど、蚊と小蝿がうっとおしい。

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壁画はこんな感じで結構手の届かない高い場所にある。しかし、すでに3000〜4000年も経ってるのに結構しっかり残ってるもんなんですな。古代人がよくこんな耐久性のある自然塗料を探し出してきたもんだ。。。てか、毎年「メンテナンスです」とか言って書き足してたりしそうな気がするんだけど。。。そうでないことを祈ります。

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4000年前もこんな感じで四角に岩が飛び出していたんだろうか?それを見て面白がって”何か”を書いたんだろうかね?

しかしこんな本当に僻地のどうでもいい場所で壁画書く方も書く方だけど、見つけるほうも見つけるほうでこんなところで何してんだって感じだのう。

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壁画は降りて行ってすぐ500mぐらいで集中してある。それ以降はこんな感じでアップ、ダウン、岩に挟まれた「あれ?これ道なの?」ってぐらいの道が続いていて結構歩くのが過酷。

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上りはこんなところを登ってくる。

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景色が開けて気持ちいいんだけど、また暑さが襲ってくる。。。猛烈に喉が乾く。水持って来てよかった。。しかし、これ昼に来るもんじゃないな。ほとんどの人が一周を諦めて帰っていく中、僕らとおっさん連合、1カップルだけがなんとか一周してました。

はい、反省点。

1.日の高い時間に来ない。暑いわ。

2.絶対長袖長ズボン。

3.スニーカー履くこと。

4.日の高い時間はきついけど、薄暗い時間にも来ないこと。崖下の道は暗くなるとかなり怖いと思う。

こんな感じですかね。久しぶりにこんな荒行、楽しかった。

ผาแต้ม パーテーム国立公園 その1 2014年05月01日

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彼女の実家に行ったついでにウボンラチャターニーのパーテーム国立公園というところに行ってきた。

彼女が中学生の頃に学校の行事かなんかで行ったことがあるらしく、カオプラヴィハーンみたいな断崖絶壁から見下ろすメコン川と古代人が描いた壁画が見られるらしいのでせっかく彼女の実家まで600km程も運転してやってきているので見に行ってみました。

じゃあ行き方を、、、と調べてみるもあんまりWebに日本語で情報ないですなー。Google MapでPhataemと検索したらちゃんとGoogle MapにPhataem National Parkとあったのでそのポイント目指してGoogle Mapで最短距離を出してもらう。それが下の緑の線で書いた道。実は彼女の実家が真ん中のUbon Ratchataniから西北へ伸びる23号線を90kmほど先に行ったところで、23号から2050号、そして2134号線となんか西へジグザグに走るような形であんまり効率的でないような。。。

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そしてウボン市街から走っているとPhataemこっち、という標識はあるのだが、どうも目指している方向とは別のところに行く感じで。。。気がついたらGoogle Mapで調べた道から外れており、彼女も中学生の時の記憶を総動員して「多分こっちのほうが正しい道のような気がする。。」ということで進んでいくと実は目指していたところよりも壁画のある地点は南に数十キロ下ったところでした。


View Phataem National Park in a larger map

この北のほうにあるポイントが断崖絶壁と壁画のあるところです。Sao Chalingと名前のある場所はキノコみたいな形な岩がある場所。下のポイントは แม่น้ำสองสี 2色の川が合流する地点。ここも地味な観光名所っぽい。

というわけで結論としてPhataemに自走で行くなら赤い線で書いた217号線から2173号線に入るコースか、青い線で書いた4005号線、2222号線を行くコースのどっちかでしょう。僕は2222号線のコースで帰りましたが割と道が細かった。2134号線は通る必要ないっす。

しかし、ウボンから東側はよっぽどモノの流通がないのかいつもは3桁国道(1桁の数字の付いている国道が国の大動脈の国道で数字の桁が大きくなるほど末端の国道)で悩まされるシップロー สิบล้อ (10輪トラック、建材などを運ぶ大型トラックの事)がほとんど走っていない、乗用車、普通のピックアップトラックも走っていない。走っていてまさに「辺境」を体感する地域でした。

そしてそうやってあっちでもない、こっちでもないと言いながら辿り着いたパーテームはこんな景色が広がってました。

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岩石地の駐車場、乗用車だと凹凸が多すぎて動きにくい。。。しかし駐車してる車も少ないな。。。

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Sao Chalingの奇岩石。

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断崖絶壁。柵なし。こういうところは日本と違って粋でいい。しかし、超危険。落ちたら確実に死ぬ。メコン川と対岸ラオス。よくよく考えたらタイ国内からメコン川を眺めたのって初めてだった。。。

13時頃に到着したので燃えるように暑かった。。。壁画のほうは次回。