楽器の練習に絶大な力を発揮するもの 2020年08月17日

思えば自分は15歳ぐらいからアコギ、エレキと手にして、社会人になっても高円寺に居着いてAVガレージでFender JapanのストラトやGibsonのSGなど金に物を言わせていろいろ買ったが結局まともに弾けるようにはなっていない。

そして練習スタイルは基本教本とにらめっこして、引きこもり練習。はっきり言って人とまともにセッションする技術に全然達してないのだ。。。教本ばかり買ってギター教室に行くとか、サークルなどで上手い先輩に教えを請うなどの行為はして来なかった。

結局、文字情報だけでは音を伝えるのには限界があるし、運指やベンド(チョーキング)の微妙な加減やテンポを表すには実際に耳と目で見るのが一番だったが、自分が高校生の時や大学生のときにはリアルに人に習う以外の方法はなかった。しかしながら自分のあまりの下手さ加減にまともに人前で弾くことが躊躇われたのであります。

今は youtube であります。プロのミュージシャンがギターレッスンのシリーズ動画をいろいろと上げてくれているのでそれを見ながら微妙な加減をしっかり確認することができる。Tab譜に出てこない左手のフォームなども動画ならバッチリ。

ダイアトニックコードの活用方法なども本だけでは絶対わからなかったと思う(自分はね)。7thのコードは単純に7と書くだけなら基本短7度というのもyoutube見るまでよくわかってなかった。メジャートライアドだとメジャーとは明記しないからC△7などと書かれていると7thのほうがメジャー、長7度となる。白板にカキカキしながらギターで音出して授業してくれる先生をyoutubeで見ることですこーしづつ今までおぼろげに耳に入ってきていた音楽理論用語が理解出来てきています。。。

たぶん、GSの時代にギター弾いてきた人は我々80年代や90年代にギター弾いてた人間に「恵まれてるなあ」と思うのでしょうし、我々80年代、90年代にギター弾いてた人間はまさに「恵まれてるなあ」と今のyoutube時代のギター若人に思うのであります。

YouTubeでギター練習中 2019年05月11日

中学生の頃からギターを弾いている。ですが、いましろたかし先生の弾けんボーイよろしく何年ギターを弾いていても全く上手くならない。

最近もまたThe WhoのPinball WizardとレッチリのUnder The Bridgeを練習し始めた。この2曲はどちらも YouTube にかなり詳細なギターレッスン動画が上がっていてどんだけ素人でも弾き方がちゃんと分かるようになっている。昔はギターの tab 譜なんかを買って穴が開くほど見つめながらギターを練習したものですが、今は実際のうまい人の指の動きをアップで見て何回もリプレイしながらしっかり練習できる。昔は tab 譜なんかを見ても弾き方が全然分からなかったりしたもんだ。。。やっぱり動画の説得力っていうのはすごいもんがある。

しかしギター弾きには(限らないか?)いい時代になったもんだよね。これも本当にインターネットの恩恵というものであるだろうね。しかしながらギター教室の先生はこういう動画によって多少なりとも仕事減ってるはず? YouTube のおかげでギター教室には通わなくていいやと思う人間もそこそこはいるのではないか。

昔からコンピューターやインターネットが仕事を奪うとはよく言ったもんだけどこれだけスマホが普及してみんながインターネット使うようになった段階だからこそいろんな業界で色んな職種が再編されていってるものだと思う。自分の職業もこれから先の見通しは戦々恐々であって、気楽なもんではないのです。そうしたことを考えてると、どうにももやもやしてくるのでとりあえず横に置いてあるギターを手にとって YouTube 見ながらギターを練習してるわけです。

↑ 弾けない者ほどモノに凝る。ジャズマスターがいい音するなあと興味津々。しかしながらジャズマスターはレギュラースケールなのでデカくて重いだろうなあ。。。今のメインギターはFenderMexのOffset Mustangでショートスケールでボディ軽々、超弾きやすくてお気に入り。でも音は ストラト>ジャズマスター>ムスタング の順かなあ。