京都伏見稲荷にご参拝 2016年06月12日

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大阪の寝屋川という京都にかなり近いエリアに住んでるにもかかわらず、大学は立命館大学という京都の大学に通っていたにもかかわらず、通学で使う京阪電車の駅がそのまま伏見稲荷駅となっててすぐ神社につながっているにもかかわらず、今までの人生で伏見稲荷に一度も足を踏み入れたことがなく、今回うちの彼女と、両親とで観光してみるか、ということで参拝してきました。

結構外国人に人気があるらしく、行く前から中国人、タイ人で混み合ってるんやろうなと覚悟していきましたが思いの外タイ語は聞こえて来ず、修学旅行生の日本語と中国語ばかりでした。ちょうど梅雨に差し掛かったところの晴れの一日でタイの気温とそう変わらない過ごしやすい1日。

こんな感じのまさに観光日和なお天気でした。稲荷山も適当に登ってすぐに引き返し、神社のすぐ脇の参集殿というところでお昼ご飯。今時こんな昭和な観光地な建物が残ってたのか?というようないなたい建物。

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満喫。エアエイジアの安いチケットに都合合わせてシーズンオフに帰ってきたものの、意外とこの梅雨時も新緑の季節で、悪くはないなと思った次第。

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じっくり帰省。 2013年09月02日

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↑ 交野市の一面田んぼ風景。8月の終わりだったから稲穂が育ってきててまだ青々としてて実に爽快な色合い。

今回の一時帰国はまるまる一週間のお休みをもらって大阪の実家だけに滞在するというだいぶ緩い一時帰国でした。というのも去年うちの親が体を悪くしてたので、これを機会に一年に一回はちゃんと実家に家族の顔を見に帰るようにしようと思っていた。今年はその二回目。そして今のタイ人の彼女を連れて行くか?東京へは行くのか?などといろいろ検討していたがやはり彼女を連れて行くと「せっかくだから」ということでやっぱり観光に行くことになるし、東京へ行くのも新幹線代(もしくは飛行機代)、ホテル滞在費が2人分になるし、それなりにお金がかかってくる。んで、結局のところ今回は一人で帰ることにし、東京にも行かないことに決めた。微妙に「一時帰国で東京行ってドカーン!とみんなと馬鹿騒ぎ」みたいな感じでなくなり、現在続けている禁酒も相まって今回は大阪で家族と一緒にゆっくり過ごそうという考えに至った。

とはいいつつ、facebookなんかで一時帰国します、などと言っているといろいろ「メシに行こう」などとオファーが来るので大阪に在住の昔なつかしの友人などに数多く会えた。

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実にシンプルかつ、落ち着いた和食の晩飯。今は両親はこんな食事を続けているらしい。ダイエット、禁酒を行っている自分にもバッチリハマる。ああ、日本食。こういうホントにシンプルな味がいい。久しぶりに日本食に感動。もう今は松屋や吉野家は胃にもたれるので行かない。今回ジャンクフードはマクドの「ダブルクォーターパウンダー」とびっくりドンキーぐらいだったと思う。それ以外はコンビニでもカップラーメンやお菓子の類はまったく買っていない。。。

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思い出いっぱい香里園駅。ここ以外にもランニングやコンビニに水買いに行ったりする際に、家の近所の懐かしいところ、変わってしまったところなどを眺めながら「ああ、小学校の時走り回ってた場所がこんななってるのか。。。もう30年ぐらい経つんやなあ」とボケーっと考えたり。

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コストコ行ったり。はたまたfacebookで再度つながった中学校の時の友達とファミレスでドリンクバー頼んで、あいつはどうしただの、あの時の同級生の下の名前が思い出せないのでfacebookで検索かけれないなどとグダグダ話したり、最後の一日は時間は短いものの大学時代のホーム、京都の河原町、四条界隈をブラブラ出来た。ホントは大学のある衣笠まで行きたかったけど時間なくて京阪電車の周りの河原町を歩いた。

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べろべろになって歩いた高瀬川沿い、懐かしの喫茶ソワレ、下鴨あたりののんびりした風景。京都って車も人も少ないなあ。ゆるーく時間が流れている。大学生も多いし。てか血気盛んな若者がこんな緩い街に居てていいんだろうか?生気が削がれそうな気もするが。。。

でもよかった。非常に懐かしかった。

というわけで、今回は東京の知り合いの方には申し訳ございませんでしたが、関西にてじっくりと自分 Back to Roots して、ぼーんやり Down to Earth な感じで落ち着きつつもいろいろ頭の中では考えが交錯する帰省でした。忙しく動きまわって友人と飲んでばかりの帰省もいいけど、こうやって落ち着いた帰省もたまにゃいいもんですな。

京都の定番おみやげ 八つ橋 2013年08月31日

Yatsuhashi Shop
“Yatsuhashi Shop” photo by jpellgen

京都の定番中の定番のおみやげ、八つ橋。

今の今までまったく個人的に興味もなかったが、久しぶりに京都に来た手前、タイに戻って会社の同僚達へのおみやげを何にするかいろいろ考えていたが、定番で王道を貫くのもいいかと思って八つ橋を買ってみた。八つ橋って餅の皮で餡を包んだあのよく見る形状のものだけかと思ってたら実は他にもあったのね。

八ツ橋 – Wikipedia

堅焼き八ツ橋
これが本来の八ツ橋の姿?そもそもはニッキ(シナモン)入り米粉の堅焼き煎餅やったのか。こういう形状の八ツ橋の存在自体つい先日まで知らなかった。京都の大学に5年通ったが初めて知る事実。身近にいくらでもあるものに対してはほとんど興味もわかないといういい実例だ。

生八ツ橋
これお菓子かい?と思ってしまう佇まい。ただのお餅を作る前の皮じゃないか。上の堅焼き八ツ橋を作る前の記事を蒸した状態のをそのまま売りだしたものらしい。ただ、工程が少ないのが影響してか非常にお安い。味も実際食べてみるとシンプルにニッキが香り、おいしい。

餡入り生八ツ橋
上の生八ツ橋にアンコを挟んでお菓子にしたもの。これが個人的には八ツ橋の絵だった。でも生八ツ橋も餡入り生八ツ橋も1960年台に始めて販売され始めた新参者みたいで、堅焼き八ツ橋は1700年前後から親しまれてるらしい。

うーん、ニッキなんて単語、小さい頃に駄菓子屋で親に「ニッキって何?」って聞いて依頼使ったことなかったかもしれない。ちなみにうちの親父に堅焼き八ツ橋を「食べる?」と言って差し出したら、微妙な顔をして「いやー、要らんわ」と言った。「なんで?おいしいのに。。」と言ってたら、実は親父の子供の頃(京都伏見在住)はホントにありふれてて、しかもニッキの香りが強すぎてどっしりしていてあまりうまくもなかったらしい。久しぶりに食べてみて「ああ、だいぶ味が変わってる。ニッキの香りもだいぶ軽うなったなあ。うん、これなら食える。。。けど、別に好んでは要らんなあ」とのこと。ホントの京都人には嬉しくもなんともない味なのかも。

しかし、八ツ橋は京都の京極を歩いているとよくわかるけど、いろんなお店で同じようなものをいっぱい売っててどこのお店で買えばいいのかまったくわからない。一応ネットで見てみたけど八ツ橋の本家、というのもよくわからない。聖護院八ツ橋総本店が本家っぽいけど、八ツ橋が世に出てきた時代に聖護院の参道にお店があったというけれどオリジナルなのかどうなのか?うちの親父は本家は「井筒」じゃないの?とか言ってたし。まあ、タイでもそうだけど、観光地、おみやげ屋というのは基本的によそもんの客相手だからその土地の事情もまったくわからないので、嘘であれ、誇張であれ、言ったもん勝ちでかなりインチキ臭い商売の塊だと思っている。そういうふうにこの界隈のおみやげ屋が「うちが本家!」「いや、うちが先でした!」みたいな言い合いになって最後の結論としてうやむやのままにされてるのかも。。。まあ別にお菓子がうまけりゃあそれでいいのか。

八つ橋食べ比べ|京都観光の事なら「ざ・京都」・観光情報、タウン情報が満載

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京都ぶらりで出町ふたばの豆餅 2013年08月29日

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今回の帰省の際にふと京都に出てみた。というのもタイ人でなぜかどら焼きと大福が大好きな彼女のために何かいいおみやげをと考えていた。ネットで調べてみると京都と大福というキーワードで一番上に出てくるのは「出町ふたばの豆餅(豆大福)」で、いろいろ記事を読んでると行列が出来るほど人気がある大福らしい。とりあえず甘いものまだまだ初心者(まして和菓子は。。)の私めはその口評判に従ってふたばの豆餅を買い求めに行きました。

京都で人気の出町ふたばの豆大福を買いたいとき…|京都のBARオーナーが紹介する京都ブログ~京都・木屋町・先斗町・バー~

ちょっとこちらの記事、日付が明確に記載されていないので最近の記事なのか、何年も前の記事なのかよくわからないが、実家が京阪沿線なのでとりあえず四条界隈に出てでうろうろしつつ、大丸、高島屋の地下一階の食品売り場を見て歩いた。が、出町ふたばは全然看板がない。。。やっぱ記事が古くてすでにデパ地下食品売り場からは撤退してるのか??

しょうがないので本店に赴く。場所は河原町今出川の交差点を少し上がるとこ。


View 京都 出町ふたば in a larger map

一番上の写真がお店の面構え。なんとも昔なつかしい和菓子屋さんの軒先だわ。京都だとまだまだ普通なんかもしれないけど、大阪近郊の住人からしたらこれだけでもなんとも風情がええのう、と感じてしまう。とりあえず賞味期限が作った日のその日一日で切れてしまうらしいが、まあ1,2日は冷蔵庫入れといたらいいだろうと家族や彼女のために5個入りのパックを3個購入。1個170円だから1パック850円で3パック2550円となかなか強気なお値段やないか。

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ああ、懐かしい包装。昔はこうやって小さな地元の和菓子店も自分のお店の名前の入った包装紙があって、それで外側をラフに包んでくれて出してくれていたなあ。僕が小さい頃は発泡スチロールやプラスチック容器ではなく竹皮で包んでるお店もあったと思う。

その後、京都定番の八つ橋などを買い求めて京極あたりを歩いて京阪で香里園に帰宅。

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家族と一緒に晩に食べてみると、さすがに行列が出来るほどと言われたお店のだけあっておいしい。しっかりの甘さではなく甘さ控えめで豆が塩っぽく、若干塩大福的な感覚もありつつ外側のお餅もコシがしっかりしててとても食いごたえがある。日本人的にはうまいけど、甘い、辛い、がはっきりした味を好むタイ人にこの味が受けるかどうか心配でしたが、彼女に実際食わせてみると「おいしい、おいしい」と喜んで食っていたので大成功。

あっさりで実にお茶が欲しくなる京都らしい大福でありました。また帰国時には買いに行こう。