復活PC、Arch Linuxを断念、とりあえずXubuntuで始動 2018年08月14日

Quad Power

以前のエントリで自宅に古いデカイPCがあると書きましたが、とりあえず故障していた電源ユニットを交換して無事起動できるようになりましたが、以前購入したWindows10のライセンスが過去メールやメモなどを見てもライセンスキーがなかなか見つからない。

やはり以前書いていたようにこのデスクトップマシンはLinuxマシンとして使うようにするかと。。。で、最初はArch Linuxと格闘しておりましたがDisplay ManagerやらWindow Manager、フォントや各種デスクトップアプリ(AtomとかAtrilとかBraseroとかGimpとかVLC等々)などもぜーんぶ自分でインストールしないといけない。そしてインストールはまだしもインストール後の設定をWebでパラメーター調べてとひとつの作業をするのにイチイチ時間がかかる。そしてフォントのずれなどめんどくさいことが山盛り。。。

Arch LinuxはLinuxのデスクトップカスタマイズを趣味としてやるには楽しいディストリビューションだけど、趣味半分、実用半分で使うPCでは何かやりたいときにいろいろ問題が出るので泣く泣くArchを諦めてXubuntuを入れ直しました。やっぱりUbuntuは使いやすいですな!そしてArch Linuxで触って結構気に入ったxfce4をウィンドウマネージャとして使うようにします。こいつがなかなかシンプル&軽快で使いやすい。

Arch LinuxはMacbook Pro上のParallels Desktopにインストールして使います。(とはいえ、Parallelsのほうが余計にめんどくさい問題がいろいろ起こりそうですが。。まあスナップショット取るの簡単だからこっちの方が向いていると言えばそうなのかもしれない)

今までLinuxといえばRedhat系、CentOSのみを触ってきていたのでArch Linuxのような本当に最小限のLinuxにびっくりです。crondすら入っていないのには驚きました。。。

Arch Linux
https://www.archlinux.org/

Xubuntu
https://xubuntu.org/

OnePlus OneにOxygen OSを入れる 2015年10月29日

OnePlus One

OnePlus One を持っております。2014年のハイスペックマシンとして有名で最初は Color OS というOPPOの開発したOSが搭載されて、その次にCyanogenチームと提携して Cyanogen OS を公式に搭載したマシンとしてリリースされた。

しかし、その後インド市場に出て来たOnePlusに想定外の出来事が。インド国内ではインド地場スマホメーカーの雄 Micromax がCyanogenブランドの販売権を一手に握っていてCyanogen OSを搭載したOnePlusスマホの販売ができないらしい。裁判に打って出てみたもののやはりMicromax側に権利が認められたらしい。

というわけでOnePlusは急展開で自社でカスタマイズOSを作成して標準搭載としたようです。それが Oxygen OS というものらしい。さらに日本語ではほとんど説明がないが、Hydrogen OS というものも用意しているみたい。これはまだどんなものなのか全然読んでない。。。

というわけでOne Plus Oneには現在Cyanogen OS、Oxygen OS、Hydrogen OSの3つの選択肢があるみたい。今ん所どうも入れなおした Cyanogenmod 12.1 が調子悪く、Oxygen OS でも入れてみようかということになりました。

OxygenOS is here [Installation Guide] – OnePlus Forums

Oxygen OSインストール手順のリンクはこれ。FeedbackアプリってのはOxygen OSで見つかった問題をレポートにしてすぐにOnePlusの開発陣に送信することができるツールっぽい。入れなくても多分問題はないはず。なので上のURLからOxygen OS のzipファイルをダウンロードし、保存しておく。zipファイルの中身を覗くと

oxygen_1.0.0_flashable.zip
oxygen_1.0.0_flashable.md5

というファイルが2つあるのでそれを展開して取り出し、端末のストレージのRootフォルダなどにコピペしておきましょう。

AndroidのカスタムROMをよく入れ替えたりしてる人にはシンプルな手順。単純にfastbootコマンドでまず一度 Recovery ROM をFlashし、その後、 Recovery ROM 上からOxygen OSのzipファイルをインストール。再起動。
以上。gappsも Oxygen OS のパッケージに同梱のようです。

(端末内のアプリが持ってるデータなどはバックアップしておく、個別ファイルを保存しているストレージ領域は基本ノータッチだが万一の時を考えてバックアップを取っておくのが良し)

1. Android SDKか個別にfastbootコマンドをインストールしてコマンドプロンプトからコマンドが通るようにしておく
Download Android Studio and SDK Tools | Android Developers

2. TWRPのダウンロード(RecoveryにTWRPを使用します)
TeamWin – TWRP | OnePlus One

3. OnePlus One端末を電源OFFし、ボリュームアップキーと電源ボタンを長押しして端末をFastbootモードで起動

4. PCに端末をUSB接続。コマンドプロンプトから以下の実行

fastboot oem unlock (bootloader unlockが済んでいるなら必要なし)
fastboot flash recovery “twrpのサイトでDLしてきたファイル名.img”
fastboot reboot

これでTWRPが入ります。

5. 一度電源を落として、ボリュームダウンキーと電源ボタンを長押しして端末をTWRPのRecoveryモードで起動します。

6. WIPEメニューから factory reset を実行 (このタイミングで端末内のOS設定情報、各アプリが持ってる情報は消去されます)

7. 次に戻るボタンでTWRPのホームへ戻り、INSTALLメニューへ進み、インストール対象ファイルに oxygenos_1.0.0.flashable.zip を指定して実行。

8. 端末再起動して終了。

中々簡単です。

しかし、再起動後に現れたOxygen OS はほとんどGoogleの出してるPure Android、AOSP版と変わらない感じで、ホントにCyanogen OSが載せられないから急場でOnePlus Oneを動かせるOSを用意したって印象。

大した特徴も得意な事もなさそうだけど、インストールされてるアプリもホントに最小限になっているっぽいんでこれはこれで最近価格が高くなってきているNexus端末の代わりに十分になるんじゃないかと思案中。