メールの保管の仕方、欲しいメールの見つけ方 2021年01月26日

今まで仕事のメールは受信したメールは当然受信トレイへ入る。それを見て、対応して、返信したメールは受信トレイ配下の顧客ごとに命名したフォルダに手動で分類していたけど、気がつくとこの顧客別フォルダは50個ぐらいになっていた。

最近、PC上でのいろいろな仕事のやりかた(仕事上の個人で決めている細かい手順など)を見直していくなかで、メモの取り方の整理とともに、処理済みメールの分類も中止して、アーカイブフォルダに全部放り込むという方法をテストしている。

そしてメールを見直す時に手間がかからないように検索オプションをちゃんと使うこと、検索オプションのチートシートをすぐに開ける場所に置いておくことにした。そうすると全然フォルダ分けしてるのと変わらないぐらい、いやフォルダ分けしていた時よりも目的のメールを見つける速度は速くなったような気がする。そして受信トレイからの処理済みメールの分類に結構な手間と時間がかかっていたので、そこがなくなったのは結構大きい。さらに今までメールの分類は手間がかかるのでスマホやiPadではイライラしてできなかったが、OUTLOOKのスワイプアクションにアーカイブを割り振るとストレスなく進められるようになったので移動の間お茶飲みながら仕事してるときでもきっちりメールの整理がつく状態になった。

たぶん、これでよいはず。

中途半端にない頭を使って人手の作業するよりもちゃんとコンピュータリソース使った検索を使いこなすことを考えるほうが一番ですな。もうちょっと様子を見ますが、問題なければこのままで、他の作業にもこの考え方を適用していこうと思う。

仕事の過去メール全部をiPadで閲覧 2013年02月21日

iPad 2 group test setup

先のスモールビジネス仕事術を読んでいて、ふと気づいたメールの使い方。

今の手持ちのスマホ、タブレットで仕事のメールが見れるからと言って過去の仕事のメールが全部見れるわけではないのでやっぱりちゃんと過去のやり取りもさかのぼって確認して仕事をするのであればノートPCが居るなと最近まで考えていたら、今のGmailが無料で提供してるメールの容量ってのはもう10GBになっているんですな。普通に考えてコンシューマー向けの無料のサービスが一般の企業が社員に対して提供しているメールのアカウントのものよりも大容量なサービスを提供している。しかもこれが使い勝手が良いんだから素晴らしい。

だからよく考えると、普通に仕事してる人ならGmailの10GBで今までの仕事のメールの全部入ってしまうんじゃないかと思う。よほどでかいサイズの添付ファイルのやり取りが頻繁、なんて人でなければ十分に5,6年分ぐらいのメールが入ってしまうでしょう。

GmailでIMAPを有効にして、自分の使っているメールソフトでそのGmailのIMAPアカウントを設定し、今までのメールを全Gmailのアカウントにドラッグしてしまえばすぐに過去のメールは移行出来てしまう。そして後はスマホ/タブレットアクセスなどのためにPOP3が開かれている会社であれば、同じGmailアカウントでPOPメールも取得する設定をしておくと新しいメールもガンガン入ってくる。

嬉しいのはスマホやタブレットでアクセスする際にどんな貧弱なマシンでもローカルのストレージ容量を気にせず過去メール全部に対して検索したり、ラベルごとに一覧表示したり、仕事の過去メールにGoogleの検索アルゴリズムを使えるようになること(しかも検索のオーバーヘッドはGmailのサーバー側!)。これでどこに外出してても、PCを持っていなくても必要な仕事のメールにはいつでもアクセスできるようになる。それが幸せなことなのか不幸せなことなのかはちょっとおいといて、とにかくノートPCの役割が減ってきているのです。ま、よくよく考えれば容量の話は別としてずっと前からやろうと思えば出来てた話なんだけどね。

ただし、スマホ/タブレットアクセス用の外部向けPOP3サービスにGmailからアクセスさせてメールを取得するという方法はほとんどの大きな会社では禁止されている事項じゃないかと思う。ほとんどの会社でメールボックスのメールを外部に許可なく転送することは禁止されていると思うが、やってることはそれとほぼ実質変わらないことなので気をつけなければいけない。先の読後文で載せたスモールビジネスの仕事術のように数人で回してるような小規模ビジネスならなんとでも融通が聞くだろうけど、大手の会社はめんどくさいことばかりなのでうっかりこんな設定したまま放っておいて、後で見つかって処罰なんてことも可能性は大です。

でもスマホやタブレットだけで仕事のメール全部にいつでもアクセスできる利便性は中々素晴らしいものだと思われます。。。