kindle fire HDX 8.9”のカスタムROM 2014年10月31日

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しばらく電源を入れていなかったKindle HDX 8.9”の電源を久しぶりに入れてみて、そういえば前回Root化が不可能になってしまっていたKindleのファームウェアバージョンに対応したRootkitが出てないものか確認してみたら、ちゃんとリリースされていた。僕のkindleのファームウェアバージョンは13.3.2.4。

Kindle fire HDX 7のroot化+Safestrap導入 – タバスコのいろいろ雑記 @tabascofrom – Yahoo!ブログ

とりあえずこの辺を参考にしながら。ちなみに、

kindle fire HDX 7” > Thor
kindle fire HDX 8.9” > Apollo

というコード名になっていて各種ROMイメージなどThor用やApollo用と分かれているものもあるので注意。今回とりあえずのroot化とリカバリROMインストールは上記サイトを参照し、でも違う手順でやりました。

僕の場合は、まずkindle fire HDX 8.9”上のSilkブラウザで検索して上記のサイトに書いてある Towelroot / SuperSU / Safestrap、さらにカスタムROMである HDX NexusROMをダウンロードしてDownloadフォルダに放り込んでから作業開始しました。

[ROM] HDX Nexus v1.4.3 | Amazon Kindle Fire HDX 7″ & 8.9″ | XDA Forums

【root】towelrootを使った端末のroot化について…2014/10/17更新 | AndMem – Androidのカスタマイズなど

towelroot by geohot

[Root App] Superuser v3.1.3 Final & Supe… | Android Development and Hacking | XDA Forums

[APOLLO/RECOVERY LOCKED] Safestrap Recovery … | Amazon Kindle Fire HDX 7″ & 8.9″ | XDA Forums

( ただし、この方法でやってるとバックグラウンドでシステムアップデータがアップデートパッチを自動的にDLして適用するみたいなので注意。僕の場合バッテリ充電が30%を切っていて自動的にアップデートが走らないようになっていたため、そのまま作業継続。この状態ならオンラインにしてブラウザ使っていても大丈夫なようです。もしバッテリ充電量が30%以上あるようなら機内モードにしてひとしきりゲームなんかしてバッテリ充電量が30%以下になるまで待つという方法もあるかもしれません )

ダウンロードしたTowelrootがインストールできるように 設定 > アプリケーション > 不明ソースからのアプリのインストールをオンにしてTowelroot実行。以外にすんなりroot取れました。

その後Superuserのapkを入れて、とりあえずkindleの自動アップデートを止めようと思って /system/etc/security/otacert.zip をES File Explorerからリネームしようとしたら失敗したのでsuのインストールはうまくいってなかったのかもしれない。

でもそれは一旦無視してその後Safestrapのインストール。上のsafestrapのリンクから13.3.2.4なので Safestrap-Apollo-3.75-os3.2.4-B02.apk のほうをSilkでダウンロードしてインストール。これも以外とすんなり行った。

これでSafestrapのアプリ画面からReboot to recoveryでちゃんとSafestrapが立ち上がったことを確認して一安心。ここまで来たらストックROMで多少Root化に問題があろうと、RecoveryからカスタムROM入れてシステム全部書き換えてしまえばなんでもできるのだ。

しかし、KindleのリカバリROMって一般的なAndroidのリカバリROM、TWRPやCWMとは勝手が違うのね。ROMスロットというのが4つもあって、本来のシステムを動かすのがストックROMスロット、それのコピーを作成して代替で起動できるのがその他のスロットらしい。

とりあえずストックのスロットのバックアップを作成して、スロット1にシステム領域を新規作成(基本デフォルトパラメーターで作成だが、データ領域はデフォルト2GBしかないので注意。ちゃんと使っていくシステム入れるなら拡張すべし)、そこにカスタムROMのzipファイルをインストールするんだが、Completeというメッセージが出てエラーも表示されないんだが再起動するとkindle fire のロゴ、Safestrapの確認画面が出てその後真っ暗で何も表示されずに進まない。

さらにWebを検索していく中でわかったことだが、どうもkindle fire HDXのシステムはまだブートローダが完全にrootできていない状態らしく、カスタムROMと言えど本来のストックROMにパッチを当てて出来上がるものらしい。だからカスタムROMをインストールする前にベースとなるストックROMが必要なのだ。というわけでもう一度スロット1を削除して、新規作成>バックアップしていたストックROMをスロット1にリストア>カスタムROMであるHDX Nexusとgappsをインストール。

。。。でも起動しない。。。自分の理解が間違ってるのか??

とりあえず他のカスタムROMを探すとGappsROMというややこしい名前のカスタムROMもあったのでそれを同じく、ストックROM > GappsROMの順でインストールしてみるとちゃんと起動。おお!KindleにNexusのX(クロスの起動画面)!

[ROM] Apollo Gapps ROM v1.3 | Amazon Kindle Fire HDX 7″ & 8.9″ | XDA Forums

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一応、Google Play Storeもインストールされ、ChromeやGoogle日本語入力も使え、Kindle Readerアプリもちゃんと使えるKindleが出来ました。ただ、ホームボタンとかがまだkindle fireのままでイマイチカッコ悪いし、Google日本語入力のキーボードがちょっとだけ画面の端から切れるのも治ってませんが、とりあえずAndroidとして使えるようになったかな?当然Root化されています。

これから、、、使うかなー??ちょっと出来は微妙な感じです。

Kindle Voyageはe-inkディスプレイの解像度が上がるから。。 2014年09月26日

Paperback Book vs. Amazon Kindle
“Paperback Book vs. Amazon Kindle by Megan Trace, on Flickr”

最近発表されたKindle Voyageというデバイス、e-inkディスプレイのKindleなので白黒で電子書籍を読めるという以上の機能はないんだが、e-inkディスプレイがより高解像度のものに置き換わり、300ppiになるという。

iPhone4〜5sのRetinaディスプレイで326ppiとなっているからRetinaにはだいぶ近づいてきている。高解像度を自慢とするなら、個人的にはあれが出来るかどうかが興味がわく。あれというのは自炊PDFの表示。当然の事ながら今僕が持っているKindle Paperwhiteでも自炊PDFの表示はできる。ただ、「問題なく」というレベルかどうかというとこれはまだまだ問題あり。

Kindle Paperwhiteに自炊PDFをコピーして端末で見ようとしても、本ごとにページのサイズの違う本が端末の解像度に合わせて縮小/拡大されて表示されるんだが、これが解像度か縮小/拡大表示後のレンダリングを行うソフトウェアが悪いのかわからないが(個人的にはソフトウェアだと思うが)、文字の表示などがかすれたりして非常に見にくい。だからKindle PaperwhiteではKindle本線用の読書端末となってしまう。Kindleで購入した本に関しては現状のKindle Paperwhiteで解像度に関しても何も問題はない。堅牢な作りのケースとのコンビネーションはすばらしくて金出してわざわざ後発のKindleを買おうとも思わないのである。

ただ、現状自炊PDFを読むにはKindle Paperwhiteでは読みにくいのでiPhone5sかWindows8.1タブレットで読んでる状態。これがKindleで両方読めるとまた一個持ち物が減ってうれしいのです。

ただ、Amazonのページ見ても自炊PDFの事も詳しく書いてないし(Kindle本売るのが本命のAmazon自身で書くわきゃあないか??)、ソフトウェアが新しくなったとか新機能とかはかかれていないし、解像度よくなっても自炊PDFの表示プロセスは相変わらず文字がギザギザだったりかすれたりしたままになるかもしれない。

わからないから様子見なんだが、この点が非常に興味ありです。ディスプレイの改善とともにそういった機能の向上も実現されるのか??はよ発売して誰かがレビューしてくれるの待ちで、その辺をはっきりさせたいところであります。

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Kindle Cloud Readerを試す 2014年09月20日

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Kindleで購入した本がブラウザで読める!というKindle Cloud Readerに日本のアマゾンも対応したようです。これは嬉しい!というのも今手持ちで唯一のWindowsマシンであるAcer W4というWindowsタブレット、これがタブレットのくせに電子書籍を読む手段がない。あ、ちなみに電子書籍と言ってKindle以外のサービスは考えに入れてません。

前もブログに書いたかもしれんけど、スマートフォンを完全に中心にして使っていたらちょっとコンビニへ、などという時に持ち歩かないタブレットは使用頻度が少なくあまり持つ意味がない。ただスキャンしたPDFなどを読みたい時に「もうちょっと画面がデカければな。。」と思うことは確かにある。ほぼ自宅内に限られますがそういう時にはタブレットの出番。

しかしアメリカのアマゾンはWindows版のKindleリーダーも出してて問題ないんだが、日本のアマゾンはWindows版Kindleリーダーに対応していないというちょっとがっかりな状態。

そんな中でこのCloud Readerが出てきたので期待がモリモリ膨らむ訳です。ただ、ちょっと気になったのはこのニュースを報じてたニュースサイトの中で、「和書(日本語リフロー)には対応しない」と書かれていた部分。なんだこの不可解な制限は??

ちなみに電子書籍のリフローとは、書籍の中の文書が文字情報として含まれていてビジュアルはあまり意味を成さず読むときにフォントの大きさなどを変えてページ内のレイアウトの変更やらが出来るもの。小説やら文庫本なんかの電子書籍はこれにあたる。これに対して固定レイアウト型もあって、主に雑誌などは写真も重要だし、フォントの大きさ変えてレイアウトが崩れると紙面全体のデザインが意図したものとは大きく異なってしまうことがあるからそういった表示の微調整は出来ずに固定のレイアウトで表示する。

んで実際にWindows + GoogleChromeで表示したらやっぱりリフロー型はどれも表示出来なかった。。個人的に購入書籍はほとんどが新書、文庫なんで80%はリフローかな。だからせっかくだけど使えない。。。まあ、カメラ関係の教本とかは読めるけど、読めない本が多すぎてがっくり。Kindleで買ってる本が主にマンガという人には非常にいんだろうけど。。。

マイクロソフトはもっとアマゾンジャパンをプッシュして欲しいもんですな。でないとWindowsタブレット売れないよ。。

やっぱりKindle Paperwhite と 純正ケース 2014年08月28日

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以前も書きましたが、Kindle Paperwhiteは旅行に適したデバイス。移動が長時間続く際に、スマートフォンのバッテリが切れ、タブレットのバッテリが切れても、最後の最後に活躍してくれるKindle paperwhite。充電がままならない際には本当に心強い。このKindle Paperwhite自体も結構頑丈に出来てるけど、さらにこの純正カバーがいい。重いんだけれど、カバー自体のスレや型崩れ、本体への保護機能など強靭な素晴らしいケース。ケース購入当初はなんでこんなに重いんだと思っていたが、パンパンに詰め込んだバックパックに詰め込んだり無造作に車の荷台なんかに置かれて悪路を走っても大丈夫なガッチリさを出すためなんですな。本体を硬いゴムで裏面から側面までぐるりと囲んでスキがない。外すのも大変なぐらい。

何度も買い替え、やっぱりいらないんじゃないか?という疑問を持ち続けたタブレットと正反対で、毎日毎日使うわけでもないけど、ちょっと遠くへ(旅行)って際に毎回もって来てよかったと思えるベストデバイス。

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