Fast ‘n’ Bulbous: A Tribute To Captain Beefheart 2016年12月25日

Captain Beefheart - Little Feat - 2/4/72

大学生時代によく聴いていたCaptain Beefheartのライブ映像などをYoutubeで見ておりました。思い出せば1998年ぐらいに初めてインターネットを体験、ネットサーフィン(この言葉も今は使われてないですな!)しだした際に、今は普通にYoutubeにあがっているライブ映像が30秒ほど、VGAにも満たないほどの解像度の動画をダウンロードして喜んでいました。

この映像なんか断片だけ20年前から見ていたのですが今の時代はこれほどの高画質で14分続きの映像で見れる!すごい!

というような感動を噛み締めていたところ目を見張る一文が。

Ella Guru / XTC

あ、、、XTCがElla Guruやってんのか。。そういえば。。。

昔からCaptain Beefheartのカバー集があるのは知っていたが聴いたことはなかった。そう、「Fast ‘n’ Bulbous」というアルバムだ。

改めてiTunes Storeで購入して聴いてみる。

XTC、カバーっちゅうより完コピですな。Beefheartの歌い方も合間のしゃべりも完コピだ。その完コピ精度を見るにつけBeefheart愛を感じるものの、聴くものとしてはちょっくら物足りない。

しかしアルバム聞いてもどれもカバーというよりコピーですな。Beefheartのオリジナルのアルバムよりも音質がよくなってるのでそれなりに聞いてて面白いものの、カバー集としてアルバムを出すほどには練れた曲がないような気が。。。Sonic YouthのElectricityも完コピかな。

うーーーーん。。次点。。。ですな。

Fast 'n' Bulbous
Fast ‘n’ Bulbous

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Various
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大阪ストラットから福生経由、モスクワまで 2016年03月06日

個人的にショックな事案。

90年代のウルフルズの大ヒット曲(だったよね?)、「大阪ストラット」が実は大滝詠一のセカンドソロアルバム「NIAGARA MOON」の「福生ストラット」のカバーとのこと。今までまったく知らんかった。

福生は行ったことも、名前を聞いたこともなかったが、ウルフルズのPVの出来の良さとてんこ盛りな曲構成を聞いてたらうまくはまってて100%彼らのオリジナルだと思ってた。

これはちょっと驚き。他にも1stアルバムの「びんぼう」もカバーしてるらしく、YouTubeを見てたらライブのものがあった。なんで結構ウルフルズのメンバー大滝詠一のファンクが好きなんね。

こんなのと比較されると困るでしょうけど、昔々の僕が中学生の頃にソ連(ロシアではなくまだ当時はソ連でした)のロックバンドというGorky ParkがThe WhoのMy Generationをカバーしてたんだけど、その曲アレンジの重厚さを聞いてると「うーん、さすがよくわからんけどソ連のバンドだ」と納得したもんであります。ちゃんとバラライカの音とか入ってるしわざとらしいところもてんこ盛りだったが、後ほどWhoがオリジナルということを知りオリジナルを聞いてびっくりしたことを思い出す。全然違うんだもん。


↑ ソ連売り全開でかなりわざとらしいビデオだけど、多分やりにくいであろうMy Generationをカバーしてる度胸とアレンジは結構好き。

ちょっと大阪ストラットから話ずれましたが、ずれついでにこのGorky Park、かなりわざとらしいというか、安直な演出が多い感じで、セカンドアルバムのシングルカットがなんと「Moscow Calling」。。。しかもPVが超ダサい。こんなバンドの演出をまともに信じて見ていた中学生の頃の自分って幸せですなー。

やっぱりKindle Paperwhite と 純正ケース 2014年08月28日

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以前も書きましたが、Kindle Paperwhiteは旅行に適したデバイス。移動が長時間続く際に、スマートフォンのバッテリが切れ、タブレットのバッテリが切れても、最後の最後に活躍してくれるKindle paperwhite。充電がままならない際には本当に心強い。このKindle Paperwhite自体も結構頑丈に出来てるけど、さらにこの純正カバーがいい。重いんだけれど、カバー自体のスレや型崩れ、本体への保護機能など強靭な素晴らしいケース。ケース購入当初はなんでこんなに重いんだと思っていたが、パンパンに詰め込んだバックパックに詰め込んだり無造作に車の荷台なんかに置かれて悪路を走っても大丈夫なガッチリさを出すためなんですな。本体を硬いゴムで裏面から側面までぐるりと囲んでスキがない。外すのも大変なぐらい。

何度も買い替え、やっぱりいらないんじゃないか?という疑問を持ち続けたタブレットと正反対で、毎日毎日使うわけでもないけど、ちょっと遠くへ(旅行)って際に毎回もって来てよかったと思えるベストデバイス。

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サラリーマンのカラオケ録音して魂のコンピレーションアルバム 2014年04月09日

Karaoke
“Karaoke” photo by Eden, Janine and Jim.

日本一時帰国時に以前の職場の人たちと懐かしの赤坂見附の三間堂でビール飲んで、またさらに懐かしのカラオケ館にてカラオケ!

いやあ、やっぱりバリバリのおっさんサラリーマン同士でのカラオケは楽しい!久しぶりに東京で仕事してた際に、こうやって週に二度、三度もカラオケに行ってた時に考えてた、一般のただのサラリーマンのカラオケを録音してコンピレーション的に12,3曲ぐらいを一枚にまとめたアルバムを作れないかと考えてた事を思い出しました。

やっぱり歌ってのは、技術だとか音質だとかそんなものではなく、その詩を感じる人々の想いだったり、聞くと想い出す懐かしい記憶だったりそんなものなんだと思うわけです。だからまあ、普通の歌手がお金かけていい音で録音して、歌の技術もあってこれまたお金かけたコンサートを楽しむのも当然の楽しみ方なんですが、素人が引いちゃうぐらい思い入れたっぷりに歌う歌もホントの意味で詩なんだと思うんですな。

だからその思い入れたっぷりに素人が熱唱する曲、原曲以上に濃ゆい思い入れが上乗せされた曲を集めてみたい気持ちになったものです。

まあ、現実的に考えれば著作権とかもあるだろうしインターネット上にも(オフィシャルには)載せれないし、そもそもこんなものに興味を示してくれるような人も絶対多くないので、アイデア止まりにしてたんだと思います。そんなことをふと思い出した赤坂見附の夜。

しかし、タイのタニヤのカラオケでいろいろ人のカラオケ聞いててもなぜかこういった気持ちは起こらない。なんでかはよくわかりませんが、言語の環境とかその辺がいろいろ関係してるんでしょうな。