子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハン 2015年02月08日

というわけで子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハンを食ってきました

ナコンナヨックに行った際に見た子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハン。一回どんなもんなんだか食ってみたいなあと思ってました。んで、よくよく考えると近所にこれの看板がかかってる店があったなと思い出し、土曜日に行ってまいりました。

んで、ムーハンを注文。1300THB。高いなあ。まあ、でも初物だからとりあえずトライ。待つこと15分。下の動画でもある通りムーハンて下ごしらえで70%ほど火を入れておき、注文が来たら残りの30%の火を入れて熱々で出すみたい。


↑ 不美人チャイナ姉ちゃんのタイ飯グルメ番組?タイ語と中国語です。日本の人はまったく聞いててもわかんないでしょうけど、雰囲気で見てください。。。

出てきたのがこれ、どどーん!

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ああ、無情。生後30日ぐらいの子豚を〆て丸焼きにするこの料理、新たな生を受けてこの世に生まれて来た子豚も人間様に食われるが為、短いその人生(豚㌧生?)を閉じました。ありがたく美味しくいただきましょう。生き物の業の深さが感じられるいいメニューです。

食い方がまったくわからず、とりあえず一緒に出てきたマントウをパリパリの皮とタレのシーイウダムにつけて食うのはわかるがお肉が非常に弾力があってゴムのようで中々取れない。困っていたところに店員が「まず皮を食ってください。その後中の肉を再度焼いたり揚げたり調理しますから」ということらしい。皮を最初に甘ダレで食うのも、中の肉をその後調理して食うのも北京ダックと似てますな。

しかしまあ結構作った後も手間のかかる料理なのね。ある程度高いのも納得。んで、パリパリ豚皮、シーイウダム、マントウで食べてみる。豚皮は焼いてる間に油も落とされ、パリパリなんで歯ごたえ、香ばしさはええ感じですが、味はほとんどない。マントウの香りとはよく合うのでこれと一緒に食うのはよくわかる。さて、皮を食いきり、再度厨房に運ばれて行った子豚は骨ごとぶつ切りにされて、胡椒炒めと唐揚げに。

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しかしこの子豚、若い肉だからか普通の豚肉と全然味が違う。全体的に肉質が弾力があって鳥のもも肉を食べてるみたいな感触。クセも少なくてあっさりしてるので結構量も多めに食べれる。唐揚げにすると豚肉の香りが強くなってくるが、それでも嫌味のない香りで「ああ、確かに旨いや。高い金払って食う意味がわかるなあ」ってな感じ。

子豚なんで肉の量もそんなに多くないので食い盛りの男2人ぐらいでなら食いきれます。今回は彼女と二人で行ったので食いきれなかったものは包んでもらって持ち帰り。まあ旨いんだけど、かなりいいお値段するんで、自分からはあまり進んで行かないかな。友人が旅行でバンコクに来てちょっと変わった料理をというならインパクトのある記念写真も撮れるコレをオススメしますな。

あと、「子豚の丸焼きなんて可哀想!」なんて事もネットで意見を見かけることもあるけど、これは単純に日本人文化的な視点なだけですな。生きてる時の姿のまま丸々焼かれているって別にサンマやサバの塩焼きなんかもそうなんだからいくら四足だからと言って丸焼きが可哀想って言う意見はただ単に日本人はそういうことしないから見慣れていないからってだけですな。「クジラを食うなんて可哀想!」と大きなお世話を言われるのと同じですな。無駄な殺生はせずにちゃんと人様のエネルギーになるために消えていった命をきっちり消費する、それが本命でしょう。

ヤソトン市内のムーカタ屋 ดี,ดี หมูกะทะ ディーディームーカタ 2014年06月08日

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何回も言ってますが彼女のお母さんが亡くなり、土日にまたまたバンコクーヤソトン600kmを往復してまいりました。ちょうど日本から来ていたみやさんも一緒に同行。

彼女の実家は葬式で親戚家族、村中の知り合いが集まっていて超てんやわんやで寝る場所もなさそうなのでヤソトン市内にホテルを確保。さて、落ち着いたのでどっか遊びに行きますかと車で市内を走り回るが、外出禁止令もあってかとにかく街の灯が20時の段階で消えていて何もない!メシを食うところも屋台ぐらいしか開いてなくてBig-Cに行ったらすぐにいろいろと店じまいの雰囲気で、やることがなかった。

そこでムーカタ屋を見つけてとりあえず入ってみたが、これがもう、うまくないのなんのって、肉は多分見た目的には豚と鶏はあるんだけどどっちを食っても肉の味がしない。どっちがどっちの肉だか味も歯ごたえも判別が付かない。なんか肉をつけておくつけダレがきつすぎてわけのわかんないものに。

ムーカタのお肉を家庭で再現? 怪しい肉の漬け込み粉 2014年02月28日

さらに驚愕だったのは、タイでよくあるカニカマ。カニカマはまあハズすことはないだろうと取ってきたら、なぜかカニカマがちくわぶのように小麦粉こってり。。。しかもカニの味も香りもしない。ちくわぶの細い版の上に食紅で赤く塗ってるだけの変な食べ物。カニカマでもカニ肉のパチものなのに、さらにそれのパチものがあるとは。。。

このお店、何を食ってもうまくなく、一番うまいのはただぶった切って置いてある生の空芯菜。。。湯がいて食べたらこれはうまかった。ただ寂しい。。。

ムーカタ紀行 มวลหมูจุ่ม 2011年06月23日

その後、みやさんが以前僕がムーカタ評論をやっていたことを持ちだして、「これは5点満点で1点だ」というみやさんに対し、僕は「これはまだ食えるから2点だ。いつかホントに食えないものを出された時に1点は置いておく」と反論してなかなかの激論に。

ムーカタみたいな安い料理はこういうハズレを引くことも多いので外した時にもこういうふうにブログでネタにするとか、それ自体をエンジョイする気持ちが持てないと不毛な活動になりかねません。。今回はカニカマのコピーちくわぶがある、ということを知った衝撃とそれでもこの店にそこそこ客が入っているというダブル衝撃がとてもよい勉強になりました。

価格 : ☆☆★★★
味 : ☆☆★★★
清潔 : ☆☆★★★
サービス : ☆☆★★★
雰囲気 : ☆☆★★★

というわけで全部星2つ。しかしこうやって星の数見てみると確かにちょっと星あげ過ぎな気もする。


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↑ ぜひ食ってみたいと思われる方に、場所はこちら。

ムーカタのお肉を家庭で再現? 怪しい肉の漬け込み粉 2014年02月28日

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タイのポピュラーなパーティーメニューで「ムーカタ」という「タイスキ + ジンギスカンみたいな焼き肉」なんてメニューがありますが、お店に食いに行くとなんとも普通の肉とは違い、めっちゃ柔らかくてなんの肉だかイマイチよくわからないような肉がほとんどで、まああまり健康にいい類の肉ではないだろうなと思いつつ、どんな肉 or どのように処理してるのだろうとずっと興味を持っていました。

んで、つい先日彼女の実家に行った際に家族でムーカタをやって食べていたのだがその時に出してくれた肉がまさにお店で食う得体の知れない感で溢れたあの肉と食感がまったく一緒だった。なので「これ、どうやったの?」と聞いてみるとひとつの袋を差し出してきた。

ผงหมักเนื้อ ตรา เบนลี่ BRAND BENLY

ベンリー?肉の漬け込み粉?パッケージのデザインがめちゃくちゃ旧世代っぽい感じでケミカルな匂いがぷんぷんしますが、裏面を見てみるとNutritionが記載してある。ちょっとタイ語写し書きするのが面倒なので。。。

bb


Sodium Bicarbonate 80%
Tapioca flour 15%

うん?これだけ?このSodium Bicarbonateはいわゆるベーキングパウダーです。膨らし粉ですな。それとタピオカの粉。炭水化物ですな。これだけで肉に下味付いて柔らかくなるの??てか残りの5%はなんなんだ?という気分になりますな。。。

と思ってたらやっぱりベーキングパウダー、重曹で肉が柔らかくなると日本語のサイトでも紹介してるところがありますな。とりあえずベーキングパウダーでいいのね。

ウラ技その5 『重曹』 | 特集レシピ「妻からのお願いレシピ」 | レシピ | ハウス食品

焼肉ジャイアンツ 2012年05月16日

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一応?日本式のチェーン店焼肉。結構いろんなところに支店があるっぽい。

今さっきネットで調べてみたら

ワナコン工業団地
ロジャナ工業団地近くアユタヤ日本村
フューチャーパークランシット
シラチャー
スクンビット39
シーコンスクエア

こんなにあった。

以前、会社のタイ人のスタッフとともにスクンビット39のジャイアンツにも行った覚えがある。ここでは焼肉ビュッフェでガツガツ肉を食った。これもなかなかうまかった。

最近行ったのはアユタヤ日本村のジャイアンツと、ナワナコンのジャイアンツ。どちらかというとバンコクから離れた工業団地エリアに日本式の焼肉があるのが嬉しい。こちら方面で仕事をした帰りに他の日本人スタッフと一緒に焼肉&ビールで晩飯。

お値段もそんなに高くないので落ち着いて飲めますわ。また、特にナワナコン工業団地入り口のジャイアンツは店員の女の子が無意味に超ミニスカを履いているのも吉。なんで焼肉屋で?と思うが多分、肉x肉の相乗効果を期待してのことなんでしょうか?自分でもイマイチ何書いてんだかよくわからんですが。しかし、iPhoneとはいえカメラをそのまま向けるのはちょっと気が引けた。店員のミニスカと一緒に記念写真、ということになれば撮れたんですが、もし彼女に見つかったらエロ系のお店に行ったと勘違いされてもめんどいので写真は止めときました。残念無念。

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↑ ちゃんと炭火。まあタイの場合炭火って言ってもまったく特別なもんでも、ありがたいもんでもないんですけどね。。。

ノンシー通りの焼き肉食い放題 ระเบียงนนทรี 2011年07月08日

ムーカタ番外編ともいうべきメニューが自宅近くの飲み屋に。このお店、ระเบียงนนทรีはノンシー通りのベランダという意味のお店で店には室外にデッキがあり、そこで焼き肉焼いてメシが食えるのでそういう名前になってるんだと思う。

ここはムーカタ屋といい勝負する199Bというリーズナブルなお値段で豚、牛のお肉の焼き肉が食える店なんである。牛肉がたんまり食えるのはタイでは嬉しい。そしてこういうただの焼き肉という形態はタイではほとんど見受けないのでちょっと嬉しくなる。タレはタイらしくイサーン式のちょっと辛めのタレと甘ーいタレ。そして焼き肉メニューの中では野菜が全くなく、とにかく肉肉!のどっ硬派。しかしちゃんと食い放題メニューの中では焼き肉の他にソムタムやニンニクチャーハンなども含まれていて箸休めもできるようになっております。これと生ビールをゴブゴブやるか、持ち込みでウィスキーをハイボールで行くかといったかんじで楽しめます。

foursquareのระเบียงนนทรีのページ


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↑ シーロムやスクムウィット在住の方は未踏の地であろう、こんな場所にあります。