ワイヤレス充電器のコイル 2013年11月04日

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↑ eBayで購入、中国から送られてきたWireless充電器。1個500THB程度、日本円で1500円ぐらいかな。

前回ワイヤレス充電器の安いやつを購入して、「結構置き位置がシビアだけど、充電早いので使ってみます」と言ってたが、やっぱ充電の際のコイルの位置合わせが相当シビアで最近はあまりワイヤレス充電器を使っていない。やっぱりNOKIAの高いワイヤレス充電器はコイルが3つも仕込んであって僕が買った充電器ほどシビアにならなくて良いんだろう。

Nokia wireless charging plate teardown | nokiagadgets.com

もうちょっと調べてみると、ワイヤレス充電器の位置合わせの問題に対しては対策として2つの方式があるみたい。

ここでは、ワイヤレス充電におけるコイルの位置合わせ方式の違いについて解説いたします。コイルの位置合わせ方式には、代表的なものとして「ムービングコイル方式」と「コイルアレイ方式」があります。
位置合わせ方式の違い|ワイヤレス充電器専門店 Wireless Online

言葉どおり、ムービングコイル方式は充電パッド内のコイルが動いてコイル合わせの微妙な位置調整を自動でしてくれるというもので、コイルアレイ方式は上のNOKIAの充電パッドみたいにコイルをいくつもパッドの中に仕込んでラフに電話機を置いても充電できるようにしたものみたい。

さすがに日本だと両方の方式の充電パッドが普通に販売してるみたいで上のサイトで紹介しているMaxellの充電パッドなんか7つのコイルが仕込まれているらしいし、Docomoで売ってるワイヤレス充電器は移動コイル式で充電パッドが三角形になっている。しかし、移動コイル式はコイルが移動するんだから当然可動部品が仕込まれているはずだ。だとしたら多分そこから壊れる可能性が高いだろうから基本的には買うのはコイルアレイ式のほうがいいなあ。しかしこの中華ワイヤレス充電パッド、位置合わせがめんどくさい。いいなあ、日本の充電パッド高品質なものがいっぱいあって。。。って安物選んだ僕が悪いのか。。

んで、ちょっと構造を実際に見てみたいなと思って買った充電器をパカっと開けてみた。

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超シンプル構造だ。このコイルにばっちり電話側のコイルを位置合わせしないといけないのか。まあ安いワイヤレス充電器だとこうなります、ということなんでしょうな。しかし、コイル一個ならiPadのSmart Coverみたいに磁石で設置位置を正確にホールドできるようにするなら結構使えるでしょうな。ただ、電話と充電器両方で対応しないといけないし、その機種専用の充電パッドになって他機種で使う場合やっぱり位置合わせが大変ということになるんでしょう。

とりあえず今度いっぺんNOKIAの充電パッドでも買ってどれぐらい置き位置に自由度が出てくるのか試してみるかな。。。