学べるダイエット力 > GI値ダイエット?? 2013年09月18日

Sugar sugar
“Sugar sugar” photo by dhammza

前回の炭水化物中毒脱却の記事を書いている途中でkindleのブックストアにて偶然見つけて、

「レコーディングダイエットで有名な岡田斗司夫氏がリバウンドした理由が書かれている」

とのことで興味を持って読んでみた本。「学べるダイエット力~なぜダイエット法では痩せないのか~」これはkindleのみの本になるのかな?250円とお安い。

この本の基本のメッセージは、流行や思い込みだけの一時的なダイエット策を講じて、うまくいかずに失望したり、散財したりせずに、自分の生活に沿って微調整をかましながら、本来の食生活の見直しを行い自然な食生活を自然な食欲でバランスを保ちながら、ダイエットとあまり意識せずダイエットしましょう、ということ。

本の中で「レコーディングダイエットは失敗する」、それは記録してカロリーの上限以上に食べられない我慢と、ダイエットという意識のもと目標体重に達したらダイエットをやめてしまい、またリバウンドするから。ほら、あの作者自身が今はもう肥満体系に逆戻りしてる!とのこと。確かに岡田氏はすでに肥満体系と言われてもおかしくないぐらいにしっかり戻られておりますが、個人的な読みでは多分彼はカロリー記録をやめて僕みたいに摂取カロリーの増量調整段階で失敗して糖質中毒に陥ってしまったんじゃないかと思っている。糖分って酒飲まない人にはホント変な薬物ぐらいに依存性が高いよ。。んで僕も思うのはレコーディングダイエットはレコーディングやめたら絶対太るということ。これはやめたらダメだと思う。僕は目標体重に達しても今のところずっと記録は続けております。ダイエット以外にも健康管理のためにレコーディングはやめない方がいいと思う。

でも実際この本読んでみると岡田斗司夫氏の「いつまでもデブと思うなよ」と言ってることはほとんど変わらない。レコーディングダイエットじゃダメだって書いてあるんだが、本当に「いつデブ」をちゃんと読みました?と言いたくなるような記述があったり。ディテールはともかく、この「学べるダイエット力」で推奨している自分の体にあった食事量で炭水化物の摂取量、どのような糖質を取るべきか、食事の仕方、運動とのバランスなどを気をつけてできることから少しづつ日頃続けている太る食生活を改善して行きましょうというような部分も岡田斗司夫氏はちゃんと「いつデブ」の軌道到達の項目で、力学上バランスを保ったまま軌道上を回る人工衛星のように余計な調整を考えずとも自分の食欲が自分の体の声を聞いて必要なものを適切に食べるようになりましょう、ということをちゃんと書いてあるんだけどなあ。

レコーディングという目に見える手法こそないが同じような内容でレコーディングダイエット並に売るためにあえて引き合いに出して否定してみましたってことなのかな?都合良く最近岡田氏がガンガンリバウンドしてるから。。。

しかしこの本で解説されているGI値、Glycemic Indexとダイエットの関係の記述は素晴らしいと思う。急激に血糖値を上昇させる上白糖や精製米などは膵臓からのインスリンの分泌を招く。インスリンは血液内のグルコース(糖分)の濃度を抑制するために、余ったグルコースの脂肪やグリコーゲンへの新生を促進する。このグルコース抑制のための唯一の機能であるインスリン分泌が昨日不全に陥るという病気が糖尿病であり、血液中高濃度のグルコースの毒性が糖尿病の合併症として現れてくる。グルコースの抑制のために糖を脂肪に変えて体内に溜め込んでおくというような作用をするため、血糖値の上昇の緩やかな食材を中心とした食事をして脂肪を溜め込まないようにしましょう、という手法になります。また、体が求めるエネルギーに対して、血液中の燃料、すなわち糖が不足している場合は肝臓が糖新生という逆に脂肪やアミノ酸を分解して糖を作り出す動きをする。この現象がまさに痩せることとなんであります。

グリセミック指数 – Wikipedia
GI値リスト

個人的にはレコーディングダイエットを軸に、この「学べるダイエット力」のGI値と血糖値の上昇傾向を意識した食生活改善を併用していけばさらに安定してダイエットの結果を出せると思います。。なのでレコーディングダイエットに関しての記述は個人的に??だがちゃんといいこと書いてある本でレコーディングダイエットと二冊で補完しながらやっていくのが吉かと。。。

by カエレバ

by カエレバ

糖尿疑惑の結末は 2012年02月07日

数日前から気になっていた糖尿病疑惑はさておいて昨日もSilom Complex裏のパパイヤでウィスキーを飲んでいたところ、「糖尿病かもしれないっていうんだったらさっさと病院行ってこい」と同じテーブルの人全員に言われまして、それならちょっと行ってくるかということで朝からBangkok Christian Hospitalに行って血液検査をしてもらって来ました。

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