やっと狂犬病予防注射が完了 2021年05月26日

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2021年5月25日にやっと狂犬病の事後接種が完了しました。

コロナでフィットネスが閉まってすぐの4月27日の晩に犬にかまれて病院行き。4月27日の23時にバンコク、サトーンにあるセントルイス病院の救急に行って第一回診察。右足の二か所に噛まれた際の1㎝ほどの裂傷があったぐらいの怪我なので傷口を縫ったりはせず、消毒、ワクチン接種後は絆創膏を貼るだけの簡単な処置。だから費用のほとんどはワクチン代と連日の消毒の費用。

初回は注射3本を一気に接種、破傷風+狂犬病を2本。薬なども含めてトータル 6,765バーツ。
3日めの第2回は狂犬病ワクチン1本、トータル1,099バーツ。
1週間めの第3回は狂犬病ワクチン1本、トータル1,069バーツ。
2週間めの第4回は狂犬病ワクチン1本、トータル779バーツ。
一カ月めの第5回は狂犬病ワクチン+破傷風、トータル1,074バーツ。
傷口消毒+絆創膏 330バーツ x13回(さぼったり、行けなかった日もあり、トータル13回)

そしてドクターからは噛まれた傷口の消毒と絆創膏の取り換えで毎日来なさいと言われ、連日仕事終わりにセントルイス病院に。傷口の消毒などは救急の部署で対応してくれるため、18時以降でも問題なく対応してくれた。1回につきだいたい320~330バーツかかった。

というわけでバンコクで犬に噛まれて、セントルイス病院で狂犬病ワクチンを打ってもらうと総額いくらかかるのか?を計算しますと、トータル 15,076 バーツ。ワクチン接種とはいえ結構かかりました。僕は一応会社の保険でカバーしてもらいましたが自費だとちょっと大変ですな。英語可能の中堅私立病院のセントルイス病院でこれぐらいの価格だからバンコク病院やバムルンラードなどだとさらにかかりますね。同様に犬に噛まれて病院行かなきゃ!でも費用どれぐらいかかるんだ?という日本人の方のために記録しておきます。

インクジェットプリンタ改造:CISS化 2015年12月23日

CISS - Day 304 of Project 365

前回書いていたインクジェットプリンタのお話。

その後いろいろ調べていくとインクジェットプリンタをタンク式にする方法をCISS(Continuous Ink Supply System):連続インク供給システム、というらしい。

純正カートリッジとほぼ同等品質に印刷できるというのがわかって以降、結構興味を持っていろいろ調べていたが、慣れれば自分でも自作できそうでCISSの自作キットを買って、インク切れとともに自宅の片隅に眠っているHPのD1660をCISS化してみたい欲が出て来てしまって困っている。こんなことしたってすでにもう自宅には複合機でちゃんと使えるカラープリンタがあるのだ。

それでもやってみたい。面白いのはまずこのインディーな改造後のデザインである。

ジャンクで安っぽくインディーな絵面がそそる。ちょっと前までは単純に安物買いの銭失いパターンだと思ってまともに見てなかったが、このインディーな雰囲気とタンク+水ものというのが改造衝動をそそる。

価格も安い。この改造キットが3,000円から6,000円ぐらいで手に入る。しかもほとんどのメーカーのインクジェットプリンタに対応している。Canon、hpあたりはカートリッジがプリンタヘッドにマウントされて可動式になっているようで、実に大きなタンクを本体の横に置いて黒・青・黃・赤の四本のチューブが中途半端に閉め切れない本体ボディの隙間から入院患者の点滴かもしくは人造人間のケーブルのように繋がっている。

メーカー側もプリンタ本体を安くで提供してるのにこんな方式で純正インクの購入を回避する方法が広まると困ると思ったのかインクカートリッジにICチップを付け、インク切れを検出させてアラームを出したカートリッジはインクの補充をしても印刷できないような仕様にしてしまった。

しかし、これはちょっといやらしい仕様で、改造などをやりたくない、技術がない人は純正品使えばいいと思うが、創意工夫でサードパーティのインクを補充して使えるようにした人の分までその道を塞いでしまうのはどうなんだろう??

とはいえそこはイタチごっこで、CISSキットを制作してる業者は独自にカートリッジを一回本体から外して再度付けるとインク残量がリセットされてしまうICチップを作って問題を回避してしまった。ああ、このアジア的な小競り合い。

しかもこのインク残量検知ICだが、

PM-950Cのインクカートリッジを分解してみる

こんな記事も見かけたりで、どうもEpsonの該当カートリッジはインク残量ではなく、印刷されたドットの数をカウントして一定回数が出力されれば「インクが残ってないはず」だということで、実際のインク残量に関係なくインク切れアラートを投げるようだ。で、実際に分解してみるとかなりのインクが残っている、というプリンタメーカーの回収プロセスとしてのロジックが残念感を募らせる。

そういう過剰な課金状況の中、適正なコスト感でプリントしたいという改造魔のアイデアなんである。Apple Computerももともとは国際電話をタダでかけるブルーボックスという違法なツールからスタートしてることを考えるとCISSもデジタルエイジのカウンターカルチャーなんである(無理に正当化してます)。

で、それはさておいても、下の動画のようにちゃんと調整すれば印刷の画質もかなりちゃんと出るようである。

めちゃくちゃキレイな色合いが出ている。しかもこの動画のhpのd1660が今回自分がCISS化したい家に余っているプリンタである。

本来はタンクとインク供給チューブ、インク残量リセットチップを別に購入して、今プリンタについている純正カートリッジにドリルで穴あけしてチューブをセット、純正チップをリセットチップに交換して全部自分で交換してみたかったがどうにもリセットチップが単体で売っていないようで以下のタンク、チューブ、カートリッジ、リセットチップまでがセットになっているものを買う必要があるみたい。

Toner Chip – Inkjet Cartridge – Converter – Circuit Tester

この台北のUniplus Technology Corporationというところがリセットチップの製造を行っているのでここなら買えるかと思ったが対応するhp60というカートリッジのリセットチップはなかった。直接問い合わせれば買えるのかもしれないけど、そこまでするならセットを買うか?という感じである。

CAMEL350 Original HP 678 Ink CISS for HP Deskjet Ink Advantage 1015 | eBay

ebayのこの商品ページを見ればインストール方法なども詳細に書かれている。使わないけど、一回CISSを自作してみたい。作ったら作ったで誰かに売っぱらってしまうか。


↑ Epsonのプリンタでの設置例


↑ Brotherの特定機種はかなり簡単にCISSを設置できる。チューブの取り回し等が必要ないのは非常に簡単でいい。

ちなみに日本のAmazonでも結構CISS改造キットが売っていた。が、なぜかEpsonとBrotherのもののみ。日本で今までCISSのプリンタを見かけたことがない人にはちょっと抵抗あるかもしれないが、特段既存のプリンタを加工する必要はないはずなので試してみる価値はあると思います。うまくいけば印刷のインクコストが10分の1以下になります。カラーのミスプリントなんかもほぼ気にならなくなるのがいいところ。

↑ ちなみにタイとかで売ってるEpsonのCISS版プリンタも日本のアマゾンで並行輸入品として売ってますな。

Brotherの補充可能インクタンク式プリンタ DCP-T700W 2015年12月19日

これから今の職場を退職し、一人で飯を食うために、まず手元にドキュメントスキャナもコピー機もない状態で、これではさすがにすぐにパスポートのコピーであるとか、何かの請求書などをPDFに取り込んでメールで送る、などのアクションが取れないため安いのでいいからプリンタ複合機が一台は必要だということに気づいた。

んで、彼女のほうは自分の店でカラー印刷した値札とか張り紙がほしいとのことで、カラーの複合機を買おうかという話になった。しかし、レーザープリンタやLEDプリンタのカラーの複合機はかなり高い。カタログ見ても1万バーツの後半ぐらいから。ちょっと今それだけの金額出すのはキツいなあ。

というわけで仕事で使うのにインクジェットはあまり好きではなかったが、予算上インクジェットのカラープリンタ複合機を買うということになった。で、いろいろ悩んで買ったのはこれ。BrotherのDCP-T700W。3in1でフラットベッドスキャナとコピー機とプリンタの機能、さらにはWiFi対応でアプリを入れればiOS機器やAndroidからも直接プリントすることができる。もうひとつ上位機種だとFAXも使えるだが、さすがにメールの添付ですべてのドキュメントが送れる時代にFAXも必要ないはずなのでこれは省いた。これでお値段6,790THB。日本円にして2万円強。

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↑ タイの場合プリンタの箱が収まりきらなくてもこうやってレジ袋をうまくつなぎあわせて持つところを作ってくれる。これ、タイの環境破壊的ホスピタリティ。

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↑ 今時のプリンタはフィリピン製造。

このプリンタ、面白いのは、インクはカートリッジ形式のものではなく、リフィル式。これ、どういうものかというと、インクカートリッジが入る場所には半透明のインクのタンクが収まっており、これはそのまま固定でインクがなくなった場合タンクの上部の穴から買ってきたインクボトルでインクを注入する方式。

この方式はずっと昔からタイにあった。キャノンやHPのプリンタなんかのインクカートリッジを改造して外部のインクタンクから細いチューブでインクを供給してインクのコストを大幅に抑える方法。手作業での改造で、やはり壊れやすいとか、安いインクを使ってノズルが詰まってしまったとか、カートリッジによってはICチップが埋め込まれているので再補充では同じカートリッジが使えなくしてあるなど、いろんな話や噂を聞くが、やはりずっと無くならずに人気のようだった。

これがタイの「外付け巨大インクタンク式改造プリンタ」だ / もはや詰め替えインクの次元も超越した激安のインク代 | Pouch[ポーチ]
タイのカートリッジ改造プリンタを買う | 寝坊した

ところが最近はEPSONを筆頭に、このインクタンク方式をメーカーが正式にサポート、タンクや補充用インクもメーカーが純正を作るという流れが出ているようです。外部のやっつけ改造や超安物の粗悪品インクでプリンタが故障するリスク取るよりも、メーカーが正式にタンクシステムを作るので超安物インクを使うよりは高いけど、今までのカートリッジ方式から比べると全然安くて純正品なので品質はそれなりに担保されるという方式の商売。

インクは黒が一本で6,000枚刷れる、カラーは5,000枚刷れる、という触れ込みである。それで黒ボトル一本260THB、カラーボトルはCMYそれぞれ220THBです。カートリッジ方式のインクがひとつ450THBぐらいして印刷できるのは大きいのでも600枚とか。コストが全然違う。このコスト感でメーカーが純正出してくれるならこちら使うわな。

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↑ 箱側面にはでかでかとRefill Tank Systemと。

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↑ 嬉しいことに黒のボトルがボーナスで2本付いてくる。まあ黒が一番使うもんね。

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↑ 本体はこんな感じでADF(Auto Document Feeder)付き。これ、10枚とかのドキュメントをスキャンするときにはあるのとないので時間と手間のかかりようが大きく違う。

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↑ こちらの本体右の部分がインクタンクになっている。パネルが透明のプラスチックなので目視で残量確認ができる。さらにはEPSONなどのプリンタの場合はこのインクタンクがプリンタ本体から大きくはみ出しているがBrotherのは
はみ出しはほとんどない。コンパクト。

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↑ インクタンク。黒とCMYのそれぞれが区切られている。

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↑ インクボトルはこんな感じで入っている。カラーのものより大きめのボトルの黒が2本。

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↑ ボトルも真空パックみたいにされている。これを破って、、

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↑ ボトルのシールをめくり、注入ノズルをセットして、、、

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↑ タンクへちゅーちゅーと注入。

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↑ 入りました。これで黒一本分。

とりあえずこういうふうにCMYも全部注入して電源オン、印刷できるようになるまでのプリンタ側の準備作業が長くて数分待たされたが、その後プリンタをWiFiにつなぎPC側にドライバを入れてテスト印刷。

坪量90gのカラー印刷用紙を使ったからかもしれないけどインクのニジミなどもほとんどなく結構鮮明に印刷出来るもんですな。インクジェットは光沢紙はともかく、コピー用紙で印刷すると全然綺麗でないとナメてかかってたのでちょっと驚きでした。しかも白黒印刷ならインクジェットと言えど結構早い。仕事道具として常用するに問題ないと思います。

スキャンも精度問題ないし、コピーも白黒の出がかなりいい感じ。ああ、これはいい買い物だと実感。

さて、後は本体の故障がなく長く使えるか?本当にインクの持ちがカートリッジよりも長く、ランニングコストを大幅に抑えることができるのか??これはこれから長く見ていこうと思います。

ちなみに日本ではどうもEPSONもブラザーもまだインクタンク方式のプリンタは出してないみたいですな。確かにこういうのは日本ではやらなさそう。ブラザーのプリンタの場合サードパーティが大容量インクタンクと詰め替え用インクを売ってますな。でも東南アジア起点にしてこうやってメーカーが安価な詰替え方式を純正としてサポートしたんだから、インターネットと同じようにプリンタインクももうすぐ大きな低価格化の波が来るんでしょう。インクカートリッジで稼ぐビジネスモデルからの脱却を今のうちから図っておかないといずれまたプリンタ事業が回らなくなって買収&合併みたいな話がそのうち出てくるような気がします。

ブラザープリンターならではのビッグタンクを買ってみました | H’YakCOLORs:bLog

というわけでインド、ムンバイマラソン2015で走ってきます 2014年11月25日

Mumbai Marathon: to the Sea Link
“Mumbai Marathon: to the Sea Link by Kirk Kittell, on Flickr”

思いつきでインドのムンバイで開催されるStandard CharteredのMunbai Marathonに参加を決めました。2015年01月18日の早朝にフルマラソンを走ります。17日の朝イチで飛行機でムンバイに入ってゼッケン受け取り、18日に走って、19日の昼から帰国というインドに行くのにマラソンだけやって帰ってくるトンボ帰り。

マラソンエントリフィー フルマラソン 45USD = 1500THB = 約4500円
エアチケット バンコクームンバイ 9770THB = 約30000円
インドビザ申請費用 1700THB = 約5000円
タイのリエントリパーミット = マルチプルを取得済み
ホテル代 まだ予約してないけど 一泊1000THBぐらいかな x2泊 = 2000THB = 約6000円
合計 約15200THB = 約45500円

雑費抜いてだいたいこれぐらいかかるかなあと。たかがマラソンひとつ走るのに改めて考えてみるとちょっと高い気もするが、合理性だけで考えてても機会は失われるので思いつきのままMove Move Move!ということで行ってきます。

インドでフルマラソン走ったよ、この一言が言いたいために走るようなもんです。ちょっと人生に箔がつく気がします。付かねえか。。。

Standard Chartered Mumbai Marathon
↑ Standard Charteredのムンバイマラソンのページ。ちなみに11月はバンコク、12月はシンガポール、1月はムンバイと毎年こういうスケジュールっぽい。