ピンクのポケットドルツ 2016年11月11日

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自分の出張や帰省の際に大活躍しているPanasonicのドルツの電動歯ブラシ。自分に似合わない薄いピンクの歯ブラシで14.5cm x 1.65cm x 1.8cm というコンパクトさ。パナのポケットドルツの中でもかなり小さいほう。

しかも普通の歯ブラシみたいに柄がカーブしてないのがいい。まっすぐなのでカバンへの収まりが非常によろしいです。

カラーリングが「ペールピンク」と「ビビッドピンク」という二色展開でどうみても女性向けの商品で40超えたおっさんが持つのは若干恥ずかしいものがあるが、やっぱりコンパクトで便利なので出張・旅行用のカバンの中にはいつも入っております。

あとはこれと、タイでほとんど見ないトラベル用の小さな歯磨き粉のチューブに家で使ってる歯磨き粉を都度リフィルして持って行ってます。この組み合わせが一番かさばらなくてベスト。

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A DIY Way to Refill Travel Toothpaste Tubes – DIY & Crafts
↑ 探したけどタイ国内で旅行用の小さいチューブほとんど売ってないので、失敗しそうなこのソリューションか。。。と試してみたら以外とうまいこといく。失敗なし。

実を言うと電動歯ブラシである必要性は全く感じていないんですがこういうコンパクトで、まっすぐな歯ブラシってあまり売ってないのでこれを使ってます。かなりブラシのヘッドが小さいので電動じゃなかったらついついガシガシと力を入れて磨いてしまい毛先がすぐ開いてしまうかもしれない。そういう意味では電動であることに多少の意味はあるかもしれないですが、やっぱり全然重視していないです。。。

パナソニック 電動歯ブラシ ポケットドルツ ペールピンク EW-DS1A-PP
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やっぱり純正インクでないと淡い色合いの印刷に思ったような色が出ない 2015年01月20日

CISS - Day 304 of Project 365

ブラザーのインクタンク式複合機を使ったり、Canonの安いプリンタの改造インクタンク式プリンタを買ってみたり、CISSシステムのパーツだけeBayで買って自分でhpのプリンタをCISS化しようと試みたりしてましたけど、改めて気付いたのは”やっぱり純正インクでないと淡い色合いの印刷に思ったような色が出ない”ということ。

Canonの安い改造インクタンクプリンタにしても印刷スピードとか印字画質に関して特段文句はない。コストはめちゃ安くなるし、かなりメリットはあるんだけど、前回ちょっとしたカードを刷った時にそれがかなり淡い色合いのもので、全然思うような色が出てくれなかった。PCのディスプレイ上と結構異なる色で出てしまう。ブラザーの複合機(こちらは純正のインクタンク、純正のインク)で刷ると一発でいい色で出た。

プリンタとOSとアプリとがちゃんとカラーマネジメントしてても肝心の発色の源であるインクがサードパーティの超安物で中国製ボトルインク使ってると全然無駄になってしまうんだろう。多分インクのカラーマネジメントがぞんざいでちゃんと色が出てないんだと思う。普通のビジネス用のドキュメントであればざっくりと「青」「赤」「黃」が出てればそれで良かったので気づかなかった。

ここはやっぱり純正だろうなと思う。同じインクタンク式でもプリンタ純正、補充インクボトルも純正使えばカラーマネジメントの質は担保されるだろうから、僕みたいな仕事の人はいいけど、デザインやイラスト扱う人なら思った色がちゃんと出てくれないのは大きな問題になるでしょう。ちゃんと色みまで気にしないといけない仕事してる人にはやっぱ純正ですな。それでも今までのカートリッジ式よりもよっぽどランニングコスト下がるのでやはりインクタンク式がイチオシです。

↑ 今回日本で発売されるA4カラー複合機。ちょっと本体の価格は高めだけど、ランニングコストの安さ、レーザー複合機と比べての本体の価格差を考えると買いだと。

↑ A4モノクロ複合機は結構安い。オフィス向けかな。

↑ A4モノクロ印刷機能のみのプリンタだとこのお値段。

懲りずにCISS式プリンタを自作 2015年01月16日

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以前にeBay注文しておいたCanonやhpのプリンタをCISS化するDIYキットが中国から到着。さらに紛失してしまったACアダプタも1日違いで到着してBrotherとCanonのプリンタがある状態だけど2年ほど放置していたhpのD1660という一番安いレンジのインクジェットプリンタを自分の手でCISS化してみようという試みに着手。

DIYキットなのでインクタンクとチューブ以外にもインクを吸引するための注射器やカートリッジを密封するためのゴムキャップなどが複数同梱。

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ちょっと凝った形のインクタンク。タンク内部は何層にもパーティションが区切られていてインクの溜まる部分、エアギャップになる部分などがあるが、いまいちこのタンクはどういう構造になっているのか理解できない。ネットを探してもインクタンクの形状詳細の原理を説明してるようなところもない。

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タンクにインクを充填して、ドリルでカートリッジにチューブを挿入する穴を開けて密封ゴムキャップ付けて、カートリッジ、チューブ、タンクを接続、タンク部のエアギャップに圧をかけてインクをチューブからカートリッジまで通してやり、プリンタ本体へ取付。

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しかし、カートリッジからタンクへ伸びるチューブの取り回しがかなり難しい。適当に配置してると左右に動くプリンタヘッドやプリンタ外装ケースに干渉、プリント後に排紙されるペーパーに干渉したりでこれがなかなか骨が折れる。ここをうまく設置するにはカートリッジのそれぞれの穴からチューブがまとまるところまでのチューブの長さをきっちり考えて余剰でたわむ部分が出ないように配置しないとすぐにケースに干渉する。これは適当な素人改造ではうまく動かんわ。。。

僕は自分の興味から改造してるだけなので後々使うことも考えずプリンタの外装ケースをまったく取り払って設置しましたが、本来ちゃんと使おうと思うならこの方法はおすすめできない。ということでやっぱりインクタンク式は基本メーカー純正がおすすめですな。つい先日日本のエプソンからもエコタンク式のプリンタが出たので日本でも利用できるのでこれがおすすめであります。

タイで売ってるエプソンの6色インクのフォトプリンタも個人的には 試してみたいけど、またスマホの時と同じで家にプリンタが溢れて来始めてるのでその衝動は抑えておきます。

↑ 今回日本で発売されるA4カラー複合機。ちょっと本体の価格は高めだけど、ランニングコストの安さ、レーザー複合機と比べての本体の価格差を考えると買いだと。

↑ A4モノクロ複合機は結構安い。オフィス向けかな。

↑ A4モノクロ印刷機能のみのプリンタだとこのお値段。

エプソンがやっぱり日本でも先陣を切って日本でインクタンク式プリンタを 2016年01月14日

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今日Twitterのタイムラインを見ていたらこんなニュースが。

「インクが高い」はもう古い:2年間インクの購入が不要! 大容量インクタンク搭載プリンタがエプソンから – ITmedia PC USER

必要があって12月の半ばにインクジェットプリンタを購入して依頼、その構造が面白くてずっとCISS(Continuous Ink Supply System:連続インク供給システム)、インクタンク式のインクジェットプリンタをイジってたが、タイムリーに日本でもインクタンク式プリンタが発売されるとは!しかも東南アジアでインクカートリッジの高利益商売から薄利なインクタンク式に先陣きって降りて来たエプソンがやっぱり日本でも先頭でインクタンク式を販売。

この方式のコスト感と扱いの簡単さを理解すれば少なくともホームユースのユーザーはみんなこれを買うと思う。なので多分他のメーカーも2016年は続々とこのインクタンク式を投入してくると思います。印刷コストがこれぐらい下がれば中規模以下のオフィスユースのプリンタもこのインクタンク式のプリンタに変わるんじゃないかと思う。プリンタ自体の初期費用と物理的な機器の大きさがレーザーよりも非常にコンパクトなので使えると思います。

これがあればディスプレイ上で見難い記事や図などをインク代気にせずにガンガンプリントアウトして紙ベースで見ながら作業することも出来る。素晴らしいですなー。

↑ 今回日本で発売されるA4カラー複合機。ちょっと本体の価格は高めだけど、ランニングコストの安さ、レーザー複合機と比べての本体の価格差を考えると買いだと。

↑ A4モノクロ複合機は結構安い。オフィス向けかな。

↑ A4モノクロ印刷機能のみのプリンタだとこのお値段。

タイだと30,000円ぐらいでメーカー純正インクタンク式複合機が買えてしまうから日本の値付けはちょっとお高いが、日本の場合大人の事情がいろいろあるんでしょう。それでもランニングコスト考えたら買いの商品だと思う。

インクジェットプリンタ改造:CISS化 2015年12月23日

CISS - Day 304 of Project 365

前回書いていたインクジェットプリンタのお話。

その後いろいろ調べていくとインクジェットプリンタをタンク式にする方法をCISS(Continuous Ink Supply System):連続インク供給システム、というらしい。

純正カートリッジとほぼ同等品質に印刷できるというのがわかって以降、結構興味を持っていろいろ調べていたが、慣れれば自分でも自作できそうでCISSの自作キットを買って、インク切れとともに自宅の片隅に眠っているHPのD1660をCISS化してみたい欲が出て来てしまって困っている。こんなことしたってすでにもう自宅には複合機でちゃんと使えるカラープリンタがあるのだ。

それでもやってみたい。面白いのはまずこのインディーな改造後のデザインである。

ジャンクで安っぽくインディーな絵面がそそる。ちょっと前までは単純に安物買いの銭失いパターンだと思ってまともに見てなかったが、このインディーな雰囲気とタンク+水ものというのが改造衝動をそそる。

価格も安い。この改造キットが3,000円から6,000円ぐらいで手に入る。しかもほとんどのメーカーのインクジェットプリンタに対応している。Canon、hpあたりはカートリッジがプリンタヘッドにマウントされて可動式になっているようで、実に大きなタンクを本体の横に置いて黒・青・黃・赤の四本のチューブが中途半端に閉め切れない本体ボディの隙間から入院患者の点滴かもしくは人造人間のケーブルのように繋がっている。

メーカー側もプリンタ本体を安くで提供してるのにこんな方式で純正インクの購入を回避する方法が広まると困ると思ったのかインクカートリッジにICチップを付け、インク切れを検出させてアラームを出したカートリッジはインクの補充をしても印刷できないような仕様にしてしまった。

しかし、これはちょっといやらしい仕様で、改造などをやりたくない、技術がない人は純正品使えばいいと思うが、創意工夫でサードパーティのインクを補充して使えるようにした人の分までその道を塞いでしまうのはどうなんだろう??

とはいえそこはイタチごっこで、CISSキットを制作してる業者は独自にカートリッジを一回本体から外して再度付けるとインク残量がリセットされてしまうICチップを作って問題を回避してしまった。ああ、このアジア的な小競り合い。

しかもこのインク残量検知ICだが、

PM-950Cのインクカートリッジを分解してみる

こんな記事も見かけたりで、どうもEpsonの該当カートリッジはインク残量ではなく、印刷されたドットの数をカウントして一定回数が出力されれば「インクが残ってないはず」だということで、実際のインク残量に関係なくインク切れアラートを投げるようだ。で、実際に分解してみるとかなりのインクが残っている、というプリンタメーカーの回収プロセスとしてのロジックが残念感を募らせる。

そういう過剰な課金状況の中、適正なコスト感でプリントしたいという改造魔のアイデアなんである。Apple Computerももともとは国際電話をタダでかけるブルーボックスという違法なツールからスタートしてることを考えるとCISSもデジタルエイジのカウンターカルチャーなんである(無理に正当化してます)。

で、それはさておいても、下の動画のようにちゃんと調整すれば印刷の画質もかなりちゃんと出るようである。

めちゃくちゃキレイな色合いが出ている。しかもこの動画のhpのd1660が今回自分がCISS化したい家に余っているプリンタである。

本来はタンクとインク供給チューブ、インク残量リセットチップを別に購入して、今プリンタについている純正カートリッジにドリルで穴あけしてチューブをセット、純正チップをリセットチップに交換して全部自分で交換してみたかったがどうにもリセットチップが単体で売っていないようで以下のタンク、チューブ、カートリッジ、リセットチップまでがセットになっているものを買う必要があるみたい。

Toner Chip – Inkjet Cartridge – Converter – Circuit Tester

この台北のUniplus Technology Corporationというところがリセットチップの製造を行っているのでここなら買えるかと思ったが対応するhp60というカートリッジのリセットチップはなかった。直接問い合わせれば買えるのかもしれないけど、そこまでするならセットを買うか?という感じである。

CAMEL350 Original HP 678 Ink CISS for HP Deskjet Ink Advantage 1015 | eBay

ebayのこの商品ページを見ればインストール方法なども詳細に書かれている。使わないけど、一回CISSを自作してみたい。作ったら作ったで誰かに売っぱらってしまうか。


↑ Epsonのプリンタでの設置例


↑ Brotherの特定機種はかなり簡単にCISSを設置できる。チューブの取り回し等が必要ないのは非常に簡単でいい。

ちなみに日本のAmazonでも結構CISS改造キットが売っていた。が、なぜかEpsonとBrotherのもののみ。日本で今までCISSのプリンタを見かけたことがない人にはちょっと抵抗あるかもしれないが、特段既存のプリンタを加工する必要はないはずなので試してみる価値はあると思います。うまくいけば印刷のインクコストが10分の1以下になります。カラーのミスプリントなんかもほぼ気にならなくなるのがいいところ。

↑ ちなみにタイとかで売ってるEpsonのCISS版プリンタも日本のアマゾンで並行輸入品として売ってますな。