またもやインクジェットプリンタが壊れた 2018年10月21日

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↑ 本体横におなじみのインクタンクw

最初に自分で商売を始めた時に自宅にプリンタ+スキャナ+コピー機の目的でインクジェットプリンタを検討してました。印刷のコストを抑えるために改造インクタンク式を検討してましたが、その頃すでにEpsonやBrotherがタイでインクタンク式のプリンタをオフィシャルに販売していたので2015年の暮れにBrotherのインクジェット複合機を購入。これが2016年暮れぐらいに色が出なくなって壊れた。(たぶんヘッドの詰まり)

その後、どうやらEpsonが故障に強そうという話を聞いて新たにEpsonのインクタンク式インクジェットプリンタを購入。で、2018年10月現在、Epsonのプリンタも白黒は出るがカラーはインクつまりが発生して色が出ない、紙送りローラーがヘタって印刷かけると100%紙詰まりという事態に。

日本でもプリンターってこれぐらい壊れるものなのだろうか?日本に居た9ヶ月間、Brotherのインクジェットを購入していたが、全く不調はなかった。タイは気候と言うか空気の湿度なんかにも影響されてこれだけインクづまりが起こりやすくなるんだろうか??

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↑ この部品と中身のインクが差額の600バーツ。ちゃんと使い切れるのであればめっちゃお得だ。

で、それなら今回は「いいモノ買ったってどうせすぐ壊れるんだから。。」ということでインクヘッドが交換できるサーマル方式のプリントヘッドを積んだプリンタを購入することにした。これならインクづまりが発生した際にはインクカートリッジを交換すれば元通り。このサーマル方式の東南アジア式インクタンク改造プリンタを3400バーツで購入。Canonのe480というモデルでもともとのお値段が2800バーツぐらい。この値段でプリンタ、スキャナ、コピー、FAX、ADFまで付いているというお得モデル。もう必要機能のプリンタで最低価格のものを買うことにしました。


↑ サーマル方式のカートリッジってこんな感じのやつ。

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↑ ちょっと見えにくいがサーマル方式のインクカートリッジ兼プリントヘッダがある。インクつまりが発生してもこの部品だけ変えれば復活するはず?

これでとりあえずインクタンクなので馬鹿みたいに安いインク代でガンガンプリントし、インクが詰まったら改造したプリンタ屋に持ち込み、ヘッドの交換をしてもらうつもりです。

さてさて、なかなかプリンタはなかなか思うように長持ちしないバンコク、これで長期の使用が可能になるか??

※ WiFi機能が付いているので安心していたが、スキャンしたドキュメントのデータをOneDriveやDropboxなどのクラウドストレージに自動アップロードしてくれる機能がなかった。ローカルネットワークの共有フォルダかUSB接続した先のPCのストレージにしか保存できない。。。これはかなり残念。WiFiはスマホからの印刷やGoogle Cloud Print用だったようです。。。

連続インク供給システム+外付け廃インクタンク 2016年01月12日

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というわけで連続インク供給式のタンクを備えたCanon iP2770を購入しましたが、飽きたらずにヘッドクリーニング時などに発生する廃インクの処理機構の外出しを行いました。

実はネットで検索するとちゃんとiP2770の廃インクタンクの設置の仕方というのは情報が出ている。

DIY Waste Ink Tank

こちらの説明にあるようにip2770はネジを4つ外すだけでトップケースが簡単に開く。そのまま後ろの方を引っ張って開けると下のほうに白い半透明の廃インクチューブが通っている。

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開いてみてびっくりしたが、かなり原始的な方式になっている。単純にヘッドのクリーニングユニットほうからチューブが伸びてきてプリンタの後方下部でスポンジが敷き詰められた廃インク吸収ユニット部の上のプラスチックのフックに引っ掛けられてるだけ。ヘッドクリーニングなどを行い、廃インクが発生した際には下の写真の赤い枠に囲まれたパッドの部分にインクがポタポタ落ちてそれを吸収するだけの機構。

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普通にピンセットでこのチューブを引っ張ってみるとスルりと抜けるので外へ引っ張りだしアクアリウム用のチューブとジョイントパーツで接続。ボディの後ろのプラスチックの部分をハサミで強引に少しだけ切り取りチューブを通す。そしてその先になんでもいいけど適当にコンビニで買ったドリンクのボトルなどにチューブを通して倒れないようにだけしてやって完成。

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後、買ってきたアクアリウム用チューブが結構それなりに径があったのであまり上に持ち上げると廃インクが逆流しかねないのでプリンタを台の上に置き、廃インクボトルは下に配置するという風に置いた。

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多分これなら廃インクがいくら出てもすぐに捨てれるし、プリンタからエラーが出ればそれはソフトウェア的にリセットしてやればいいので、壊れるまではこの連続供給インクシステムでおもいっきり印刷コストを下げた状態で使っていけるのではないかという感じです。(まあ、想定外なトラブルもいっぱい出そうですが)

ちなみに廃インクタンクの設置費用は

アクアリウム用チューブ 2m 50THB
アクアリウムチューブジョイント 4つ 10THB
7-11のドリンク(廃インクタンクに利用) 10THB

の計70THB(200円強)で終了。バリバリの改造プリンタ。かと言って機能はメインに使っているBrotherの純正インクタンク式複合機に被るので多めに同じドキュメントを刷る場合にのみ使うかな。。。

Canon Pixus iP2770 連続インク供給システム 2016年01月11日

結局興味のままにほぼ最安値のCanonのプリンタPixus iP2770のCISSタンク付き改造版を購入してしまいました。Pantipプラザでプリンタ、CISSタンク、改造費、タンクに注入されてるインク込みで1,900THB。他のところで見ると2,500THBぐらいするところがざらだからここは結構安い。Pantipプラザの3階、かなり奥のほうにある店で店頭で「Canon iP2770 1,XXX」と書いてあります。

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ちなみにこれは他の店で買ってみたCISSの替えインクCanon用。BCMYの4色セットで300THBという超激安。その下はプリンタを購入時にテスト印刷してくれたテストパターンです。このセットで多分数千枚は刷れる。

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ちゃんと製品の箱に入れて引き渡し。だけどCISSのインクタンクがちゃんと収まらないのか箱を切って収まるようにしてある。これに紐をかけてPantipからハンドキャリーでえっちらおっちらプラトゥナムのBig-Cまで。その後は片手運転でこの箱を抱えながら帰ってきた。

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箱を開けると中の発泡スチロールなどはなし。あんまりバイクなどでガタガタ揺らしながら持って帰るのはよくないかもしれない。普通は車で来て買って帰るでしょうから。

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付属品は電源ケーブルやUSBケーブル、CD-ROMなど。正規のものがそのまま付いてくる。

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非常にオーソドックスなインクタンク。この形はとにかくよく見るよね。

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運搬時はインクの漏れなどを防ぐためにインクのチューブを折って輪ゴムで止めている。当然ながら家に持って帰ってきたらこの輪ゴムは外し、折ってた部分でインクの流れが止まらないように広げてあげる。

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プリンタ上部には使用方法や注意書きが貼り付けてある。印刷時には通気用の小さい穴のキャップを外すこと、カートリッジのICチップがインク切れ警告を出した際のリセット方法やインクの補充方法など。

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iP2770のカートリッジ/プリンタヘッドはサーマル方式のもの。非常に簡単な構造になっている。それにCISSのインクチューブが繋がっている。

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買ってみてわかったけど、やっぱり改造品ですな。取り扱いが結構面倒。まず印刷時に通気用の小さい穴のキャップを外すのをよく忘れる。これを忘れたまま印刷かけるとインクタンク側の空気圧が下がるので何枚か印刷した後にインクが供給されなくなり、多分印字がかすれるなどの症状が出るはず。(まだ実際のそこまでの状況になるまで忘れていたことはない)

また補充用の穴のキャップを外そうとしてもなかなか外れなくて大変。しかもキャップを外したらキャップや穴に少量ながらインクが付いてるのでそれが指についたりして汚れる。

インクタンクとインクチューブにインクを入れたまま持ち帰ってきたためプリンタヘッド周りで多少のインク漏れが発生しているので自宅で最初の印刷2,3枚には黒インクがでろっと付着してたり色が正常に出てなかったりしていた。

インクチューブ内のエアーに関してもユーザー自身が気をつけて確認しないといけない。しばらく何枚か印刷をかけた後完全にインクがカートリッジに供給されるようになった。

ということでやっぱり僕みたいに興味を持っていろいろ構造を知りたいという人間なら使えるが、単純にコストを抑えて印刷したいだけの人にはややこしい上に扱いが大変でやっぱめんどくさいシロモノかなと思う。

なのでやっぱりEpsonやBrother、Canonがメーカー純正でインクタンク仕様のプリンタを出しているので極力そっちを買うほうがベターであります。少なくともBrotherのインクタンクのプリンタでは通気用のキャップの開け閉めなんて発生しないし、手をインクで汚すことなんて全くない。この辺はメーカー純正ならではだと思う。

とはいえ、個人的な興味はまだまだあり、インクジェット使用時にインク切れ、カートリッジ交換以外に費用のかかる問題として「廃インクパッド/タンク 満タン」というのがあり、これはインクジェットプリンタがヘッドクリーニングやふち無し印刷を行った際にインクヘッドからインクが漏れ出て来た使えないインクを貯めておくスポンジなどが廃インクがいっぱいでじゃぶじゃぶです。というエラー。基本的にこれが出るとメーカーに持ち込み、廃インクパッドの交換、廃インクカウンタのリセットが必要になるとのこと。

これもまた廃インクパッドに繋がるチューブに延長チューブをつなぎ外部に廃インクを排出させることで満タンで溢れることを防止することができる。

後は廃インクカウンタのリセットだが、これはソフトウェアなのでリセット方法があるらしい。なのでより完璧な改造プリンタを目指すなら廃インクの外部ボトルを設置するのがカッコいい結末なんであります。

次回熱帯魚用のぶくぶくのエアーを通すチューブやジョイントなどを調達して改造を行いたいと思います。

↑ やっぱりこの辺を使うのが一番無難か。

CHDK on Canon IXUS 80IS 2012年03月14日

Canon IXUS 80 is

iPhoneを買ってから持ち歩く機会がぐっと減ったCanonのIXUS 80IS。iPhone購入以前はよく使ったがiPhoneのカメラが結構綺麗にとれるのでそれ以降持ち歩かなくなった。

今回久しぶりに取り出していじってみたんだが、その理由はこういうものを見つけたから。

CHDK wiki

これ、ロシアで開発されたCanon製カメラのカスタムファームウェア。DIGICというCanonの映像エンジンを解析してRAW撮影の機能とかISO、シャッタースピードなどめちゃくちゃ細かいところまでマニュアル設定が可能なように作られているようです。しかし、Androidなどの携帯端末でそのOSを有志で勝手にカスタマイズして配布するようなことが最近多いが、カメラの世界にまでこういう動きが。

しかも、実際にはファームウェアを書き換えるのではなく、既存のファームウェアの上で動作してオリジナルのファームウェアの設定をCHDKがOverwriteするような動きみたい。ていうことは元に戻すのも簡単。そりゃあ試してみたくはなりますわな。

というわけで早速、CHDKをダウンロード。と、その前に自分の持っているカメラのバージョンに適合したCHDKをダウンロードするため、自分のカメラで動作しているファームウェアバージョンをチェックする必要がある。 Continue reading “CHDK on Canon IXUS 80IS 2012年03月14日”