12 August Half Marathon Bangkok 2013 2013年08月12日

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8月12日はタイは祝日でお休みとなっておりました。タイの母の日、王妃の誕生日となっており、これが国の母の日となっております。その8月12日に開催されるバンコク市内のハーフマラソン大会がこれ、「12 August Half Marathon Bangkok 2013」であります。そのまんまですな。

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MRT、タイの地下鉄のศูนย์ประชุมแห่งชาติสิริกิต Queen Sirikit National Convention Centre(以下、QSNCC)を出発してAsoke交差点を西に左折、そのままスクムヴィットをMBK前まで走ってパヤタイの通りを南下、ラマ4の通りをさらに左折してクロントゥーイ交差点まで。そして左折してQSNCCまで戻ってくる。これで約10km。ハーフマラソンはこのコースを2周します。バンコク市内なので基本的にはラマ4の通りで2回高架道路を登る以外に上り坂はなく平坦な道で落ち着いてランできる。

今回はPaypalで参加費540THB(“外国人”参加費500THB、とクレジットカードもしくはPaypalで支払う場合の手数料合わせて540THB)を支払い、8月10日にゼッケンとランニングシャツを受け取りにQSNCCへ。

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馬鹿みたいに派手だったパタヤマラソンのランニングシャツと異なりこちらは落ち着いたランニングシャツらしいデザイン。生地も割りと良い物。

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↑ “Patent Pending”ってのはなんなんだろう???

ゼッケンの裏にはこのように多分RFIDかなんかだと思うが、CHIPと呼ばれるものが貼り付けてある。このチップにゼッケンの番号が紐付けてあって各チェックポイントに設置されてるアンテナで通過した時間を正確に記録するのであります。

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さて、当日出走前であります。ハーフマラソンは朝5時15分スタートとなってまして、朝まだ暗いうちのバンコクを疾走するわけですが、バンコク市内のどまんなかの道路を走るわけで、いくら早朝と言えど交通規制なんてかけれるのか??と前々から思っていたが道路に出て納得。大きな道路の片道1車線か2車線しかマラソン用コースとして押さえていない。横はトラックやバスがガーガー走ってる。さらに特にスタート直後なんかは明らかにコースの幅が足りないと思われるぐらい人が密集して全く自分のペースで走れない。。。もうちょっと広くコース取って欲しいなあ。。。

とはいえ、思っていた通り3,4kmも走るとみんなバラけて来て割と余裕を持って走れるようになった。そのまま自分のペースで走り続けて5km、10kmと良い感じに走る。前回のパタヤマラソンでは20kmを一回も走らず参加したお陰でペース配分が全くわからず、さらにパタヤの海沿いの坂道のアップダウンに完全にやられて12,3km地点ぐらいから走れずほぼ歩きのみで完走した反省から毎週日曜日に15km、21kmといつもの平日の10kmランニングにプラスしてハーフ用の練習をしたのでかかと、膝、そして心肺がちゃんと距離を覚えてくれていてペース配分もばっちり、つい気があせって飛ばしすぎた時も21kmの長距離の中で走りながら呼吸と足の疲れを調整することもできるようになってきた。

いつもは車かバイクでしか走らないラマ4のチャムチュリスクエアからクロントゥーイの交差点まで自分の脚で歩きでもなく、ノンストップで走れるこの楽しさ。朝明けのバンコクのスカイスクレイパーを眺めながら、隣の車線を轟音を上げて疾走するバスのどす黒い排気ガスにおののきながら走るこの楽しさ。マラソンやらない人には「何が楽しいの、それ?」だろうなあ。。自分でも突き詰めるとなんでこんなことやってるかわからんもん。ただ走ってるのは楽しいね。それだけ。

というわけで上記のコース2周、歩かず、というのは嘘になるが、歩いたのは2周め途中の10m~30mほど。時間にして30秒にも満たないのと、給水所(僕は走りながら、歩きながら水を飲めない人なので)では毎回水飲んで脚に冷水ぶっかけるために立ち止まってたが一回につき2,3秒。最終的にタイムは1:55:56。なんとか2時間切り。前回のパタヤマラソンで2:40:05もかかっていた所から大躍進。ちゃんと練習すればそれなりに結果が出ますな。

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レース後は会場でいろいろ飯のサービスがあって、スイカやらOISHIのグリーンティやら(甘い!)、緑豆餡の包子やら(添加物の関係かなぜかアンモニア臭がした)をちょこちょことつまんでタイムを見て大満足。うっかりゴール前で写真撮るの忘れてQSNCC裏手の駐輪場でなぜか記念写真。ヘロヘロですな。力ない感じが38歳とは思えない疲弊感。走った2時間で1290kcalも消費してたから直後はヘロヘロでも当然か。。。

というわけで大満足の母の日マラソンでした。次回は9月15日、カンチャナブリのハーフマラソン。朝明けのカンチャナブリ、林の中の一本道を走ります。これもまた気持ちよさそう!8月下旬は日本一時帰国だけど暇そうだからウェアとシューズ持って行って寝屋川でも20kmを何本か走ろうかと思ったり。。。11月のスタンダード・チャータード・バンコク・マラソンにてフルマラソン出場に向けて頑張るマーン。

38歳になりました 2013年08月11日

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2013年08月11日でもって38歳になりました。なんかこの一年、ダイエット以外は何をしてたんだろう??って感じの一年でしたが、とりあえず体重落として、運動始めてマラソンにハマり、健康管理もそれなりに出来てて平々凡々な一年です。マラソン、ランニングは走れば走るほど心肺が、脚が、どんどん順応していってタイムが上がってきて楽しいのですが、この一年は頭の中身も筋肉に、、、てことはなく、脳みそももっと鍛えないといけないですな。語学とちょっとこれからのためにいろいろな勉強を自分で「勉強しました」ってだけでなく、目に見える形で成果を残せるように勉強していきたいもんです。

上の写真は誕生日とは全く関係なく、タイのファーストフード店Chester’s Grillのข้าวไก่เผ็ดเชสเตอร์ カオガイペットチェスター。ファーストフードのクセしてバーガーが主力製品でなく、バーガー頼むと「めんどくさいもの頼みやがって」と露骨に嫌な顔をされたりする稀有なファーストフードですが、このお店で多分唯一「おいしいよ!」と僕が人にオススメできるのがこのカオガイペットです。鶏のもも肉の味付けがピリッとスパイシーでうまいっすよ。08月12日のタイの王妃誕生日に開催される母の日マラソンのゼッケン受け取りにクィーンシリキットコンベンションセンターに行った際に、フードコートで食べたお昼ごはんでありました。

さて、母の日マラソンもなかなかいい結果で走れたので、9月はカンチャナブリのハーフマラソンに出よう。11月下旬のスタンダード・チャータード バンコクマラソンに42.195kmで出場できるよう頑張ります。

Born To Run 走るために生まれた -ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族” 2013年08月01日

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バンコクの紀伊国屋の洋書コーナーで、YOGAの本を物色していた際に目に止まった本。”Born To Run”というブルース・スプリングスティーンとも被るタイトルのマラソン・ランニング関連の本ということで読んでみたいなあとは思っていたが、Kindleで検索してたら普通にタイトルが出てきた。というわけで即購入。嬉しい、ちゃんと日本語版が読める。

“Why does my foot hurt?” という筆者の疑問からすべてのストーリーが始まっていて、舗装路を走るマラソンのみならず、山野を走るトレイルランニング、50マイル(約80km)走や100マイル(約160km)走のお話、メキシコに居る100マイルなどを原始的なサンダルひとつで昼夜を通して走り切る部族のお話、そしてナイキに喧嘩売るようなクッション性の高いランニングシューズが足を過保護にするから様々なランニングに起因する怪我が起こるんだ!というような内容がてんこ盛り。

読んでいくと筆者のランニングの際の慢性的な怪我に絶望してる様子が少しずつ、アメリカのウルトラマラソンランナーとメキシコのタラウマラ族の関係を綴っていく中で希望へ変わっていく様が手に取るようにわかってなかなか引き込まれる工夫もたくさん。特に今ランニングを始めている僕にしたら楽しくて楽しくてグイグイ読める。

確かに人間が苦しい思いを押しても20kmや42.195kmを走る理由ってわからないんですわ。僕も聞かれたところで返答に困る。適当に健康のためと答えるぐらいだけど、また走りたいと思う気持ちの根源は突き止めないまま。ま、それをかなり前向きに感動的に物語の後半にうまく締めくくってくれている。

しかし、僕が「Nikeのシューズはソールのパターンの切り込みが深くて犬のクソを踏んだらパターンの奥までクソが入り込んで嫌な思いしそう」と言っていたあのNikeは多分Nike Freeだったんですな。ソールの切り込みが深くてぐにゃぐにゃと曲がり、ベアフット感覚でランニングが出来る、という触れこみのものだったんですな。

このBorn To RunではNikeのあのクッションの厚いソールに問題があって、神経が集まる足裏を過保護にするなと、逆に裸足になって走るほうが足の感覚を活かして自然に怪我を回避する人間の走りが出来るんだと真っ向から喧嘩を売っていた。このスポーツ産業界の巨人に対して喧嘩売るという感覚もすごいけど、まあこの本が刊行されたのはそういうベアフットランナーの指摘があって、Nikeもベアフットの流行に乗った商品を出して「裸足もアリです!」と開きなおった後だからいいのかもしれないけど。。。

しかし、ランニング、マラソンをやってる人間には「明日も走ろう」と前向きにさせてくれる良書。読んでて非常に楽しい。

タイでもカオヤイ国立公園で来年の2月にNorth Faceのスポンサーで100kmのウルトラトレイルマラソンが開催されるので、10kmか20kmのランには出場してみたいとも思ったり思わなかったり。。。

Go Adventure Asia – The North Face 100® – Thailand

Pattaya Marathon 2013 に参加して来ました 2013年07月21日

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2007年にスタンダード・チャータードのバンコクマラソンに出場して以来そのしんどさに懲りてしまい、まったく見向きもしなかったマラソン。ダイエットが終わってその後始めた運動でランニングを取り入れて以来再戦を決意しておりました。そして7月21日にパタヤにてパタヤマラソンが実施されるというので勇んで登録。7月の20日からパタヤ入りして参戦となりました。

7月20日の12時過ぎに先に書いたLK Mansionにチェックインして荷物を置いたらすぐにCentralFestibal Pattaya Beachまで歩いて行ってゼッケンの受け取り。CentralFestivalに行っても案内が出ておらずどこへ行ったらいいのかまったくわからず。入り口の受付で聞くと「地下ですよ」と教えてくれたので行ってみると、もう人がぐっちゃぐっちゃに入り乱れてる混乱ぶり。ゼッケン受け取りの会場でも何にも説明がなされておらず何をどうしたらいいのかまったくわからない。。。

バタバタと動き回っている係員を捕まえて「予約してEntry Feeもインターネットバンキングで振り込んだけど、オンラインで済ませているから書類が何もない」と伝えてなんとか並ぶ場所がわかった。もうちょい説明をちゃんと書いてほしいなあ。

その後前祝いに一人でSizzlerでステーキ食ってホテルへ戻り、晩21時に早々に就寝。で、朝4:30の出走時間に間に合うように着替えて出かける。フルマラソンは出走04:30、ハーフが05:00だった。この現場でもほとんど説明なしで、なんか出走前のお祭り騒ぎを適当にワイワイやってるだけでボケーッと待ってたらいきなり、「フル出場の皆さんはスタートラインへどうぞ。」みたいなアナウンス。いきなりかい。

んで、同僚のフルマラソンスタートを見送った後、スタートラインに並んでハーフマラソンスタート。

先頭に並んでたせいもあるかもしれないけど、みんな早い早い。よくよく考えたら21kmのハーフマラソンって、勢いで参加する人も少ないだろうし、割りとちゃんと走れる人しかエントリしてないかな?10kmのランニングを週2,3本走るという練習を2,3ヶ月やって参加した割に、周りにどんどん追い抜かれていく。

しかも、毎回走り慣れたルンピニ公園と違って、パタヤヌア通りのビーチからスクムヴィットまでの上り坂が緩いとはいえ慣れてないからかなり足に来る。。。もうスクムヴィット到達と同時に気が抜けてしまい早くも歩いてしまう。

その後もスクムヴィットの通りがまた登ったり下ったりの坂道。そして10km地点を超えてすぐに膝がガクガク来出した。わかりやすい。。。10kmばかりで練習してたらやっぱ足が10km向きになってしまうのか??こんなわかりやすく膝の限界が来るとは思ってなかった。

その後はスクムヴィットからジョムティエンのビーチへ降りて行き、パタヤタワーのある岬を登って下るというコースだが、もう足が痛くてほとんど歩いてしまった。それでも、15kmを超えたところで供給してたスイカがめちゃくちゃうまかったなあ。足が痛くて疲労してたけど、スイカ食って俄然やる気になったもんな。最近素直に当たり前のものに当たり前に感動することが多い。今までほとんど食ってなかったけどスイカってこんなにうまかったのね。

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そしてもう足ガクガクになりながらなんとかパタヤ側まで戻ってきて朝の薄汚いWalking Streetを抜けてビーチロードへ出てそのままセントラル前のゴールへ。歩きながらのグダグダゴールイン。トータル2時間40分35秒、平均7分30秒/kmと全然さっぱりな記録ですがなんとか完走。20kmを舐めてました。かなりきつかった。なんとか休みの日に時間を見つけ出して月に一回ぐらいは20km走らないとイケないかな。。。

Nike+ Running での記録

そして完走後の楽しみで何が出されるのかずっとワクワクしてた飯ですが、なんと会場にはフリーで完走者に提供してるメシがなく、気落ちして一人とぼとぼとホテルに戻りましたとさ。。帰り道に食ったカオムーデーンがとてもうまかったです。。

次回も20km頑張ります。バンコクマラソンの前にもう一度ぐらいは20km走りたいですなあ。。

気持ちいい10kmラン 2013年05月19日


↑ こんなん聞きながら走ってます。

ダイエット > 禁酒 > ランニング、と「お前どうしたんや??」と昔からの知り合いにはいろいろと問い詰められるネタが多くなった @yamagiwa2000 でございます。

約1ヶ月ほど前からランニング/ジョギングにハマったりしております。最初のうちは「健康のため」とか「体重維持ダイエットのため、引き締めが必要だから」とか言って5km程度の距離を会社の近所のルンピニ公園で走っていましたが、段々距離が伸び、今は週に2,3回、毎回10kmを走っております。

走っていると全身が熱でパンパンになり、一番安上がりで効率的なサウナ感覚。心肺機能も強化される!脚力の強化、持久力も増します。後は10kmを走る約1時間の間ランナーズハイに入りながら80年代のキラキラした音楽を聞きまくるのもアドレナリン脳汁スパークな濃厚な時間を過ごせます。

しかし、ここはバンコク。さらにはなぜかこの5月は猛暑期と言われるソンクランのある4月よりも暑い日が多いようでお昼間は地獄のような暑さ。暑さのしのぎ方をちゃんと考えておかないとぶっ倒れたり、全然いいタイムが出なかったりします。

やっぱりお昼間の陽が高い時間帯に飛ばし過ぎると体の熱が走行風で排熱し切れずにいわゆるオーバーヒート状態になってしまう。僕も経験あるが顔や頭に熱が籠って熱中症みたいな状態になって頭が北斗の拳よろしく破裂してしまいそうな感じになってしまう。それでたまらず歩いてしまう。やっぱり走るなら夜明けすぐか、18時以降の日暮れ直前のある程度明るいけど日が高くなくて涼しい時間。また完全に暗くなってしまってからは逆に暗がりの公園を一人で走るのは危険。ルンピニ公園とかのランニング好きに有名な公園なら暗くなってからも走ってる人が大勢居て大丈夫な場合もありますが。。

というわけでこれからは走行時の排熱とペースのバランスを取りつつ絶対歩かない10kmラン、6月/7月はパタヤマラソンに向けて20kmランを二週間に一回、計三回、さらに週二回は10kmを絶対歩かないペースで走り込んで身体作りまーす。11月には2007年に10kmに出場して依頼二度と参加していないStandard CharterdのBangkok Marathonに出ます!この時にはフルマラソンに出場できる身体にしたい!