パンの二次発酵にはPCが最適 2013年09月14日

 fresh baked bread
“fresh baked bread” photo by Jill M

最近自分で食べるパンは自分で焼いております。

ふとしたことからパンを焼き始め、意外に面白いのでずっと焼き続けているのでありますが、タイの気候だと、パンを発酵させるプロセスも温度に対してあんまり気を使うことがなくて気楽でよいです。気を使うというとどちらかというと温度よりも乾燥のほうで、タイの場合日本よりも湿気が少なく、カラッとした気候なのでしばらくラップも蓋もせずに置いておくとすぐにパン生地の表面が乾いてしまう。だから寝かせる際にはラップや硬く絞った布でボウルを覆うなどの対処が必要になります。

んで、焼いてるのは大体GI値の低いであろう小麦全粒粉やライ麦全粒粉のハードブレッド。ライ麦100%のパンなら一次発酵、二次発酵もないんだが、小麦粉の場合は一次発酵、二次発酵の手順を踏んで焼くんだが、さすがにタイの気候と言えど二次発酵の約40度の温度には足りない。

グリセミック指数 – Wikipedia
グリセミック指数

いろいろと試してみたが、最近落ち着いた方法は、まず成型してオーブンの天板に生地を置いてそれをラップなどで包み(ラップにくっつく可能性がある場合は打ち粉を打つか、油を薄く引く)、それをタオルで包んでMac miniの上に置く。Mac miniはMacbook Airと違いHDDが搭載されているのと、アルミ筐体なので熱伝導率が非常によく、いつもいつも結構温度が上がっている。だから軽くタオルに包んで上に乗せておくのが適温になる模様。たぶんこれはWindowsのノートブックPCや小さい筐体のデスクトップ(タワー側のPCなら電源ユニット上部あたりがいいんじゃないでしょうか)などでも同じ効果があると思われます。

Mac miniのおかげで時間通り、イーストの発酵が盛んでむりむり生地がせり上がって来ます。。。