今日も酒を飲まずに晩飯を早めに軽く食う。そしてそのまま本を読んだり、PCで作業をしてそのまま寝る。あれだけ毎日酒を飲みまくって、2日連続で酒を抜くというのがふと気づくと5年、10年ぶりかというぐらい毎日飲んでいた人間が先週は3日連続断酒。その後、友人と飲んでさらに今日でまた3日目の酒断ち(さかだち)であります。
そんなヘルスィーな生活の中でちょいとハマっておりますメシがこれ、ข้าวผัดปลาเค็ม、カオパットプラーケムであります。以前、プラーケムを酒の肴としてつまんでみたが、料理法としてはこのカオパットに入れるのがかなりうまい。
チャーハン独特の油と卵の香りに米の香り、さらにプラーケムのちょっとくさやのようにクセのある香りが油っぽさとうまくなじんでおります。さらにおいしいのは、このカオパットに唐辛子の輪切りをどさっと入れてもらう。そうすると
黒人音楽のベースのようなこってりとしたうねりのある油の味と、プラーケムのちょいとくせのある存在感の大きい、強烈にワウのかかったギターが絡み、その上に口内全体に気持ちいいタイの唐辛子の辛さがまるでJBのシャウトばっかりのボーカルみたいで、いい感じのファンクがチャーハンの上に出来上がる感じであります。
ファンクみたいなこってり、ビートの強い味だと表現したかったが、表現がヘタですな。ま、とにかく食い応えがあってうまいのであります。
屋台で35THB。約100円の晩飯。
屋台メシでも失敗に懲りずうまい屋台を絶えず探し続けていると、驚異的なエンゲル係数の抑制とともにハッピーになれます。