輪島の瞳 遠藤賢司 2011年08月02日

つい先日、この動画がyoutubeにあがっているのを大発見。1988年というとエンケンがしばらく活動停止していた(干されていた時代があったそうな)後の復活直後の演奏であります!音が悪いが僕の大好きなエンケンの名盤「不滅の男」ライブ盤、まんまその頃の演奏が2011年になって初めて見れるとは!

大学生の頃に死ぬほど聴いて、この人の歌でプロレスのエッセンスも勉強させてもらいました。。。今聴いても背筋がピンと伸びます。この曲、ライブで興が乗ると30分も1時間も演奏していたらしい。こりゃ演るほうも聴くほうも体力勝負!この頃のエンケンのギターサウンドもめちゃくちゃかっこいいんですわ。

地球誕生有史以前、
原子と原子、物と物。
プラスとプラス、マイナスとマイナス。
人が人ともまだなんにも名前がない頃、
狭い荒野の小道での恐怖に満ちた出会いの瞬間を、
生まれたまんまにパンツ一丁!
鍛え上げた体を四角いリングの上下360度、
大宇宙空間に飛びながら、暴君ネロの一歩手前、
だから難しいのさ!
ほんとに殺すわけじゃない、
だから難しいのさ!
芸術、それがプロレスなんだ!
わかるか?!

僕はこんな素敵な言葉でプロレスを歌う人を他に知らない。。。「裸の大宇宙」もそうだが、プロレスや芸術を語るエンケンが結構好きなのです。

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遠藤賢司バンド

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↑ エンケンの大名盤。久しぶりに聴き返したがいつだってウブな気持ちで真剣勝負。ジャケもしびれるほどカッコいい。