シーチャン島釣りキャンプ4日目・イカ釣れた! 2011年04月16日

lam chakrapong

この日も朝は早めに起きて釣りの準備。レームチャクラポンの岬で宿のチェックアウト時間までは釣るぞ!ということで岬に向かう。

昨日の夕方とは打って変わって穏やかな海模様。通常の餌釣りは昨日経験済みなんで今日こそはイカをあげる目標で浮気せずにエギングのみ。

10時前ごろ、2,3回エギになんかが触った感覚が続いて足元まで寄って来たエギを見ると、なんか黒っぽいものが覆い被さっている。これは!と思って竿を立ててしゃくって見るとイカ墨がどばっ!!ビンゴ!!!今回は逃がすか!と丁寧に上げたが、ちゃんと見てみるとサイズが結構小さい。今回は引き上げ途中にバラすこともなく、ちゃんと釣れました!やったー!!何週間にもわたってエギングやってなんとか初めてのアオリイカ。小さいけれども大きな一歩。うれしいうれしい。うれしかったのですぐにtwitterでつぶやいた。

squid fishing

横で竿を何本も並べてウキ釣りをしていた中国人が帰ってから、彼女もまた糸を垂らし始めたが、何のあたりもない模様。やっぱイカ釣るのは中々難しいのもあるので、一度サビキの仕掛けを彼女の竿にセットしてやり、魚釣りもやってみ、と言ってみる。

サビキの仕掛けをとりあえず下ろして、

「あ、変な場所に入ってもた。。」

ラインが岩にあたると引っかかったりして面倒なのですぐに引き上げたらもうマメアジみたいな魚がしっかりかかっていた。コマセを撒くまでもない感じ。しかしやはりこれだけ簡単に釣れる釣りはあまり面白くないのである。

11時で終了して宿に戻り、荷物を片付けてチェックアウト。中国寺の参道にある注文料理屋で昼飯を食って連絡船に乗ってシーラチャーへ。


↑ これはラン島への船だが、こんな感じの船

その船の上で印象的な事が起きた。シーラチャーへの帰りの船は上の階の席に座っていて端っこの席には手すりがあるだけ。隙間から荷物が落ちないように気をつけてないといけないのだが、僕の前の席に座っている女の子とオカマの2人連れが床に落ちたものを拾い、上半身を起こした瞬間に、女の子のひざの上に載ってたバッグがぽとりと手すりから抜け、船の床の端でワンバウンドした後、海にぽちゃんと落ちてしまった。多分、財布やら携帯電話やらが入っていたんだろう。2人組みは大焦り。一瞬どうしたらいいのかわからんかったんだろうが、とりあえずオカマのほうが船頭に船を止めてもらうように言いにいったが、その時ですでに落ちてから10秒ほど経っており、黒いバッグだったがかなり後方に浮いている状態だった。その後、冷酷にも船はずーっと止まらず、Uターンする様子もなく走り続ける。30秒ほどして再度後ろを向いてみたが、30秒ですでにもうバッグがどこにあるのかわからないぐらい遠くなっていて、大きな海の上であの小さなバッグを見つけるはもう不可能に感じられた。まさに海の藻屑というか、やはり海は大きいなと前でがっくり肩をうなだれている女の子を見ながら思ったのでした。

シーラチャーからバンコクまで車の少ない道路をすいすいと運転して帰り、早速、釣ったイカを食ってみようということになり、タイ人の彼女には刺身は食い辛いだろうと、軽くイカを湯がいて、それにタイのナムチムシーフード(タイでシーフードを食うときに定番のタレ)で食うことになったが、捌いてみると本当にこのサイズのイカでは身が少ない。確かにうまいんだがやはり食い足りないという状況でございました。

ああ、またイカ釣りてえ。。。