アジスロマイシンとチャイナシンドローム 2011年03月18日

今日も体調不良で会社お休み。午前中からまたまたバンコククリスチャンホスピタルへ。発疹がだいぶ消えたが、喉の痛みが全然取れない。しかも今まで経験したことのないような喉の痛み。例えるなら喉の奥にでっかい腫瘍ができていて、唾を飲み込む度に舌がそれに触れて歯を食いしばるほど痛い。。。みたいな感じ。なんで、先生に「喉痛くてたまりませーん。薬飲んでも全然良くならないので薬変えてくださーい」というと、アジスロマイシンが処方された。軽度の呼吸器感染症に、とWikiにあるが、喉の痛みもそれに該当するのだろうか?しかし、空腹時に服用する薬らしく、飲み方が面倒。。

家に帰って、布団に入りながらPC立ち上げてメールでできる仕事はこなしていくが、薬を飲んでるせいもあって強い眠気が時々襲ってきてskypeでミーティングしようと言っていた社内アポなどを飛ばしてしまう。。早く体調戻して復帰せんと仕事が溜まる一方である。。。

その後、夜目覚めて映画「China Syndrome」を観る。福島原発の事故の報道や解説の中でその名前がよく言及されるが、ちょっと観てみた。

話としては、TVのレポータとカメラマンが原発のプロモーションみたいな映像を撮りに現場に来たときに危うく大事故につながるような事故が発生したが、現場で勤めている監督の技術者は、それを発端に自分の疑問を調査していくうちに原発の脆弱点を発見してしまう、一方レポーター組は秘かに隠し撮っていた事故の際の発電所の現場のフィルムを公開しようとしてお上に止められる。その2者が合流して現在、安全上の問題から原発を動かすべきでない、という主張を世に流すべく大胆な行動に打って出るが。。。

というようなお話。シナリオのテンポがよく飽きることなくストーリーが展開していく、まさに福島原発で言及されている冷却水の水位が下がって燃料棒が露出する、というシチュエーションも描かれていてなるほど、あの記事ではこういうことを言っているのか、という感じであったが、別にこの映画を観たからといって今ニュースで論じられてる原発の危機に関して理解が深まる、ということもない。ただ、ストーリーとしては中々の秀作だと思いました。マイケルダグラスがもうピチピチに若い。ジャックレモンもいい役者ですな。

ちなみにスリーマイル島原発事故の写真を見ればわかるが、この映像が昔アメリカの映画よく出てきた原発のイメージそのものですな。「悪魔の毒々ハイスクール」で出て来た原発もスリーマイルと同じたたずまいだった。


↑子供の頃、こんなクソみたいな映画多かった。。。今あまりないのが寂しいネ。

この映画が公開された2週間後にスリーマイルの事故が発生して、この映画がめちゃくちゃ取りざたされたとのこと。それまであまり一般的でなかった”シンドローム”という言葉が知れ渡ったのもこの映画がきっかけと書かれているネット記事もありました。

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