悪魔の毒々ハイスクール 2011年03月20日

Fan Expo 2010 - Day 1

最近ネタがTromaばかりですいません。

体調がだいぶ戻ってきた。喉の痛みも引いていつも通りにブログの更新とかをできるようになってきた。よかったよかったやっぱ健康は大切ですな。

そしてお昼間に懐かしの「悪魔の毒々ハイスクール(原題:Class of Nuke’em High)」という原題はちょっと今の日本の雰囲気には不謹慎な内容なのかもしれないが中々楽しい映画を久しぶりに見てみた。内容はTroma全盛期の典型のエログロ、グチャグチャ。舞台はおなじみトロマヴィルの原子力発電所から1マイルしか離れていない高校。原子力発電所の配管パイプがなんの前触れもなくパカンと壊れて外れ、汚染物質がドバドバ流れ出る。途中経過はすっ飛ばして、1マイル離れた高校のマンホールや地面から緑色の液体がブクブク。飲料水の蛇口からも緑色の液体が溢れてそれを飲んだ生徒は獣のように狂って飛び降り自殺。その頃学校の不良グループは原子力発電所脇に生えているマリワナを発見、小遣い稼ぎにこれを「Atomic High」だと言って他の生徒に売りさばく。週末のダンスパーティでそれを友達に無理やり吸わされたWallenとChrissyの体に異変が現われ。。

みたいな感じだが、ここまで書いただけでも安易かつチープなストーリーがお分かり頂けるだろう。80年代の日本で公開されたTromaの映画って大体共通してこんな感じのジャンク感が漂っている。よくこれで怒られなかったもんだ。80年代って寛容だったんだなあ。

多分以前に書いたチャイナシンドロームとスリーマイル事故に端を発する原発の脅威、原子力の脅威というものを丸呑みにして消化もせずブリっと吐き出した結果がこの映画であろう。しかしまったく脳みそを使わずとも見れるストーリーで汚さと安っぽさと振り切り感が脳内のしょうもない悩みを一掃してくれて、久々のカタルシスでした。「いやー無駄な時間を過ごした」こう一言言ってみたい人は是非見てください。僕はちょっとTromaLoveの気持ちにスイッチが入ったので手に入るTroma映画はできるだけ全部見てみます。アメリカに注文してNuke’em High Tシャツとか是非欲しい。

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