マンゴーアイスクリームなど喜んで食っておりましたが、実際のところタイに7年居てつい最近になるまで黄色いマンゴーを食ったことがなかったのです。緑色のマンゴーは食ったことがありました。イサーンの出身の女の子の彼女が居れば、だいたいみなさん食ったことがあるでしょうが、緑色マンゴーをナンプラーワーン น้ำปลาหวาน やガピワーン กะปิหวาน と一緒に食ったことがあると思います。あれは女の子は何故か皆大好き。
緑色のマンゴーは熟す前のもので歯触りはゴリゴリ、味は酸っぱいのでナンプラーに干し海老などのコクのあるドライシーフードと砂糖なんかを煮詰めてタレにして食べるのですが、これもまためっぽううまい。塩気とシーフードの旨味と甘み、それとマンゴーの酸っぱさが綺麗に合体します。このへんをよく食ってたのと昨年までは酒飲んでたのでフルーツとか甘いもんに興味がまったくなかった。
ただ、ちょうど今がタイは黄色いマンゴーのシーズンなんでスーパーなどで見かけてとりあえず買って帰ってきた。
実際に食ってみるとファラン(西洋人)などから人気があるのがよくわかる。甘み、酸味、舌触り、味の太さなど絶妙にバランスがいい。水分が多いのか100gでカロリーは65kcal程度とそんなに高くもないが、炭水化物はちょっと多めか。
いやー、これはうまいね。個人的にはドリアンの次に好きかもしれない。マンゴスチンが果物の女王なんていうけど、マンゴスチンの痛みやすさと食いにくさを考えると、マンゴーのほうが量も多く、食べやすいので自分みたいなめんどくさがりにはちょうどいい。
改めてタイに住んでてよかったなあと思える瞬間。素晴らしいですな、タイの食環境は。