やっぱりオジーはのっそりオオトカゲ的な動き 2013年12月31日

最近YouTubeにアーティストのライブのフル映像がよく上がっている。プロショットの映像なので多分昔のテレビ放送用の映像ソースから取って上げているんだろう。

以前Bootlegやテレビ放送用のライブリソースはどこに行ったのか?みたいなことを書いていたが、実際にそのリソースが徐々にインターネットで共有されつつあるような気もする。

んで、今回見つけたのが1986年のOzzy Osbourneのライブビデオ。普通に当時販売されていたものの映像だけどちょうどギターはJake E. LeeでUltimate Sinアルバムをリリースした後のツアーのよう。これ、中学生の頃VHSで買ったなあ。結構、テープ伸びるほど見たよ。

1曲目はビデオクリップでShot in the Darkから始まり、ライブオープニング、Bark at the Moonから始まって行くんだが、もう子供だましのオカルトメタル演出たくさんで、中学生とはいえよくこんな映像で昔は胸をときめかせていたもんだ。その後もホントあくびの出る映像がところどころに。。。

このUltimate Sinのアルバム、オジー自身は大嫌いなアルバムらしい。どこかのサイトで読んだ記事にはレコード会社のとの契約を全うするためだけに結構適当に作ったみたいなことを読んだような気もする。それでも個人的にはJake E. Leeの魅力満載で英国的なもっさりしたサウンドを抜け出たいいアルバムだと思ってます。

そしてこの頃オジーはアルコール漬けになったりなんとか復帰したりを繰り返していた時期でしょうから、ライブやってても実に動きがのっそりのっそりしていてまるでオオトカゲが這いまわっているよう。僕はブラック・サバスの頃の若いオジーの映像を見ても”Clap your hands!”と言っては手を叩いてたり、マイク持って歌いながらステージの右に左にのそのそ動き回るイメージしかなくてライブパフォーマーとしては、全然パッとしないイメージなのだ。それが加齢+アル中でより動きが緩慢になってて個人的には結構見ていられない内容だったりするんだが、それでもあまり世に出ていないJake E. Lee映像満載でそのギター・プレイがピカイチなんでそちらのほうに興味津々なんである。

しかしやっと中学生の頃に熱中していたこの映像に出会うことが出来ました。この2,3年間ぐらいのうちに「そのうちあのオジーのビデオの映像も上がってくるだろうな」と思ってましたがズバリ的中。ちょうどいい2014年のお年玉となりました。