Gateway Ekkamaiでプロレス、サワディーカップ 2018年10月23日

祝日の18時よりエカマイにあるゲートウェイという商業施設で観覧無料のプロレスがあるというので観に行ってきました。

アジアプロレスサミット「第3回 サワディ カップ」が2018年10月23日開催 | タイランドハイパーリンクス
https://www.thaich.net/news/20181002jj.htm

もうすでに第三回を迎えているプロレスイベントらしい。個人的には大阪プロレス時代によく観ていたディック東郷の試合がバンコクでも観れる!というのがとてもうれしい。

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会場は、開始前からリング周りの席は(もともと席数が大したことないけど)ほぼ埋まり、立ち見のタイ人、日本人も多数で思ってたよりも人気があった。試合内容はタイ人向けというのをある程度意識してかストロングなプロレスと言うよりかはエンターテイメントにかなり寄った内容でしたが、久しぶりにプロレス客の間に入ってあの熱気に包まれたのは楽しかった。

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女子プロも入っての混戦でしたが、ファイナルはもっと重い試合が観たかったな。。。でも来年もまた観に行きます。

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↑ 最後みちのくTシャツも買ってディック東郷先生とパチリ。

星川尚浩が。。 2012年11月28日

久しぶりにプロレスの映像をYouTubeでいろいろ見ていたら星川尚浩が実は2004年に試合中に倒れて意識不明になり、病院で急性硬膜下血腫と診断されて手術、意識不明状態から意識を取り戻したものの、未だに車椅子生活を送っているという。

星川尚浩は大阪プロレス時代によく生で見ていた。大阪プロレスが出来たのが1999年、その頃まだ大阪に居たのでよく見に行った。最初期はスペル・デルフィンの次ぐらいの扱いで結構頑張ってた記憶がある。。今YouTubeを検索しても星川の映像ってあんまりないのね。

でも2001年ぐらいから仕事で東京に出て、大阪プロレスもほとんど見なくなり、動向なんかもまったく追ってなかったが、こんなことに成っていたとは。。生活は大丈夫なんだろうかと人事ながら心配になりますな。今Wikiを見ると一応「ZERO1」所属ということになってるけど。。。

しかし、2000年以降プロレスラーの事故事例がめちゃくちゃ増えたような気がする。三沢光晴も死んだし、星川もそう、試合中の事故ではないけど橋本真也も亡くなったし。。何故に最近多いのか?と考えたけど、実は昔からこの手の事故やら、プロレスラーの健康問題っていろいろ起こってたけど、表沙汰にしてなかっただけなのかも、とも思った。

プロレスラー – Wikipedia

基本的にはプロレスラーって体一つの肉体労働者に近いし、そもそも体を痛めつける仕事なんで保険にも入れない。体が故障したら無収入状態になるから追い詰められて無理して試合してまた大きな怪我を追ったりと実はかなり辛い仕事なんじゃないかと。逆にまた力道山から梶原一騎あたりがプロレスの最盛期を作り出していた時はこのへんの暗部は表に出さずきっちりと「強い男たちのストーリー」を作っていたのも凄いなあとも思う。

というわけで、インディープロレスのあっぶない試合映像もとりあえず張っておきます。アメリカのECW。2000年以降はこういうインディーの過激な試合内容はなりをひそめたけどこの頃の選手はホントに怪我が絶えんかったやろうなあ。

パンクラス15年の軌跡 2012年10月01日

またまた土日で見たhulu.jpのコンテンツ。90年代から始まった船木誠勝、鈴木みのるが先導してた団体。僕はまったくパンクラスは見てなかったけど、こういう団体があるのは知っていた。「真剣勝負だけのプロレスがパンクラス」というイメージの通り、結構えげつない試合をしてたりするんだが、なんか絵面に華がなくて実際にやってる試合の面白さ、ハードさほどには売れていない感じのする団体。

パンクラス・オフィシャルサイト | PANCRASE
パンクラス – Wikipedia

選手も各人脂肪を落として絞った肉体美でなんともキン肉マンに出てくる超人のイメージそのもの。初期なんか特にシンプルなパンツとレスリングブーツでめちゃくちゃストイックなイメージですわ。

すごいんだけど、ストイックすぎてなんか見ててもう少し抜きどころが欲しい。この15年の軌跡でも初期の試合から秒殺と言われたその試合を見所編集でドカドカ放り込んでて100試合以上見れる。リアルタイムでパンクラスを楽しんでた人は懐かしさや選手の変化が見れるのかもしれないけど今まで見た事なかった僕はあまり絵面が変わらないこの短時間の試合の連続はちょっときつい。この団体の流れを見ていけるかと思って見てみたら試合映像ばっかなのでストーリーがうまく掴めない。

この映像の作りそのままに団体の性格自体がちょっとストイックすぎてイマイチ受けないんかもしれないですな。やっぱりショービジネス、もうちょっと遊び感覚を乗せて欲しいもんです。まあでもこの時期WOW WOWで見てたRINGSもストイックで華はなかったですな。時を同じくして始まったUltimate大会、グレイシー一族の名前を一気に有名にしたUFCなんかは、これも遊び的な要素は何もなかったんだけど、喧嘩マッチということで集まった出場者の胡散臭さとかが微妙にマンガ的で抜き場にはなっていたと思う。

やっぱり個人的には見るためのファイトとしてはプロレスが一番やなあ。プロレスこそ世界原理です。プロレスを見ると世界がわかる。この言葉に対する疑いを僕はまだ知らない。

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