懐かしのストーカーアプリ 2015年07月20日

cer

twitterを見ていたら「被害者続出!ストーカーアプリにご用心」なんて記事が出ていて、自分も変なアプリに引っかかってないかとちと気を引かれて見てみたらなんとも懐かしい名前が。。

被害者続出! ストーカーアプリにご用心 [Androidアプリ] All About

Cerberus「サーベラス」、Android向けの盗難防止アプリでiOSデバイスで言うと「iPhoneを探す」のアプリのようなもの。

でもこのCerberusはそれ以上にいろいろ出来て、出来すぎて心配になるような機能が。。

アンチセフトかストーキングか 2012年11月11日

それを自分もまとめてこのブログに書いといたが、なんでまた今更??自分の記事を見てみると3年前。あ、英語版しかないから日本ではほとんど使う人が居なかったのか?と思ったけど日本語もちゃんとサポートされてるみたいだし。ホントなんで今更取り上げられるんだろう。。

そういえばall about自体も久しぶりにその名前を聞いたような気がする。。5年ぐらい前にはよくall aboutの記事を読んでたような気がするけどスマホシフトが進むにつれてこちらも名前を聞かなくなったなあ。

とはいえ、Cerberusの機能はホントにいやらしい。アプリドロワから表示消してしまえばインストールされた人はなかなか気づけないと思う。。。

Android版「iPhoneを探す」、Android Device Manager 2014年01月04日


“Google IO 11 android family” photo by marypcb

iOSには「iPhoneを探す」というデバイスを紛失した際に、場所の特定とデバイスの画面に拾った人への通知メッセージ表示、さらには内部データの強制消去のコマンドが実行できるようになっているアプリケーションがあります。

この機能はなぜかAndroidにはずっと実装されないままの機能だったが、ついにAndroidにもこの機能が実装される!というニュースをなにかのウェブで読んでいたが、しばらくその機能を確認しないまま放置していたが、ちゃんと使えるようになっていた。。。というか実は去年の8月からすでに使えるようになっていたのね。

Google設定アプリからAndroidデバイスマネージャーに入り、リモートでこの端末を探す、リモートでのロックと出荷時設定へのリセットを許可にチェックを入れておく。そして http://www.google.com/android/devicemanager にアクセスすればデバイスの現在位置と通知メッセージの表示コマンドやデータ消去コマンドのボタンが表示される。

これで、iPhone同様、紛失に対する不安が幾らかは和らぐ。ただ設定してて思うんだけど、この方法ってCellulerモデルのデバイスには有効だけどWiFiモデルのデバイスにはあまり効果がない。WiFiモデルはインターネットにきちんとつながるWiFi環境下にないとリモートからリーチできないし、WiFiモデルでGPS積んでないパターンだと位置特定もざっくりとしかわからない。

それでも今まではこの方法はCerberusという有料のサードパーティーのアプリに頼らざるを得なかったところからは進歩しててよりAndroidが使いやすくなっていってるところなので素直に嬉しいのです。

アンチセフトかストーキングか 2012年11月11日

つい最近Windowsのフリーのアンチウィルスソフトでも有名なAVGのAndroid向けアンチウィルスがアップデートされて大幅に機能アップした。今までは基本的に電話内のファイルスキャンやインストールしたソフトウェアのスキャンを行なって何か問題のありそうなファイルや内部の設定を検知していただけだったが、まああまり気にかけず念のためぐらいの気分でインストールしていた。

Antivirus for Android™ | Antivirus App for Smartphones | AVG

今回のアップデートでは立ち上げると「保護・パフォーマンス・アンチセフト・プライバシー」という4つの大項目に分かれていて今までの機能は「保護」、それ以外にタスクキラーやバッテリ消費管理、データ使用状況管理、ストレージ使用状況管理が収まる「パフォーマンス」、アプリロッカーやデバイス内のデータ消去などを行う「プライバシー」、そして一番嬉しかった紛失時に電話の位置をWifiやGPSから特定する機能や電話をロックしたりする「アンチセフト」の機能が追加された。iPhoneなら標準で「iPhoneを探す」アプリがあってiCloudに登録だけ済ませておけば電話を紛失した際に電話の場所の特定、電話のロック、リモートで中のデータの消去などが行える。その機能はAndroidには標準ではないけど、このAVGのおかげでフリーで使えるようになった!と思っていた。が、これがうまくいかない。Webのコンソールからログインして電話のLocateをしても場所情報を取得できませんとエラーが出てアウト。Galaxy NexusでもGalaxy Tabでもどっちも何回やってもダメ。

というわけで僕はそんなに根気はないのでこれを諦めてやっぱり一番人気の高そうなCerberusを試す。ユーザアカウントを新設しようとして登録したら「そのアカウントはすでに使用されています」あれ?このIDは僕ぐらいしか使わんぞと思いながら過去のメールを探してみると。。。「Cerberusの有料サービスにお申込みありがとうございます」のメールが出てきた。。。。。多分酔っ払った時に買ったな。。というわけで改めてパスワードリセットしてGalaxy NexusとGlaxy Tabを登録。

Cerberus anti theft – Android Apps on Google Play

トラッキング開始
トラッキング停止
デバイス情報取得
Get Location History
コードでロック
アンロック
メッセージでアラーム開始
メッセージを表示
通話記録取得
SMSログの取得
電話をかける
Send SMS
音声録音
写真を撮る
ビデオ撮影
スクリーンショット取得
緊急モードを開始
緊急モードを停止
アプリ一覧画面から隠す
アプリ一覧画面へ表示する
デバイスメモリーの消去
SDカードメモリーの消去
Reboot Device

てか、Cerberusは凄いわ。これだけの機能がある。面白いのは「電話をかける」機能。これは紛失した電話から他の電話に電話をかけさせる機能。そしてスピーカーフォンをリモートでオンにすることもできるので、友達の電話を借りてその電話にかけさせ、スピーカーフォンをオンにして「こらー!電話返せー!」と追い込みをかけることができる模様。場所の特定とフロントカメラで写真を撮る機能(登録したメールアドレスに写真が送られる)を試してみたところこちらはしっかり動いてくれる。とりあえずGalaxy NexusとGalaxy Tabはこちらに登録。AVGはウィルススキャンの機能のみで。

このCerberus、2.99ユーロの有料サービスを一度支払えばその後ずーっと5台の端末までは登録して管理することができる。てかこれ、ストーキングに使えるんじゃないか?彼女とかの電話にインストールしてアプリのアイコンを隠してしまう機能もあるので気付かれないまま電話持ってどこ行ったかとか、電話のマイクで外の音を録音して聞くことができるのでめちゃくちゃ悪用できるやんか。という訳で知り合いにAndroid端末のセットアップをお願いしたらこんなアプリを仕込まれてしまう可能性があることもご注意ということで。。。