ランニングウェアよりシューズ! 2015年07月22日

The weapons of choice
The weapons of choice taken by Tim Wilson in Flickr

ランニング、マラソンはとりあえず金のかからないスポーツとして一番に思い浮かびます。まあ体一つ、靴一つで走り出せるから、リーズナブルなスポーツだよね〜という感じですがホントにそうなのか今一度考えてみると。。。

実際にやっていて思うのは、ランニングウェアはそれほど気を使わなくても大差ないと思います。走ってる間大量に汗をかくので体の排熱効率の良いウェアがよく、長袖、長ズボンのものだと汗で体に張り付いて体の動きの邪魔したりもするので短パン、タンクトップがよいです。あと生地が化繊で薄くて濡れてもすぐに水が切れて乾きやすいやつ。これは毎日走ったり、旅行するときに何日分もウェアを持たなくても使ってすぐに手洗いでざっと洗って干してしまえば翌日には乾くという点で良いのです。ウェアはこれぐらいしか言うことがない。

ランニングで大事なのはシューズだと思います。ウェアは適当でなんとでもなるけど、シューズだけは脚の健康にも関わってくるのでいいのを選びたいところです。

経験上、普段の生活で普通の靴を履いていていきなりランニングでベアフットランニング系のシューズを履いても慣れるのが大変なのであまりお勧めしません。ベアフット系はトレイル系などの未舗装道路を走る時に使うのがよろしいかと。舗装路で路面の感触を脚の裏で捉える必要はないはずなので、舗装路のランニング、マラソンはやっぱり踵にしっかりしたクッションのあるランニングシューズを。靴でランニング時にかなり脚の痛みが和らぐのと、タイムもフルマラソンぐらいの距離になると30分以上も差が出たことがあります。

いろいろメーカーごと、ブランドごとにシューズのメリットを広告では書き立ててますが各社それほど違いはないかと。Nike, New Balance, adidas, asics, Reebokなどのメーカーのものならだいたいどれも問題ないです。この中で安いのを探すと良いかもしれません。以前はNew Balanceあたりを履いてましたが、現状価格が比較的安めのReebokとasicsを使ってます。あと古くなったらまた新しいのに取り替える。ソールがヘタってクッションが効かなくなる可能性があるので僕は500km走ったら交換しようと思います。Nike Runningのアプリを使えばランにシューズを紐付けられるのでそのシューズで何km走ったかトラッキングできるようになります。

↑ タイ在住の僕はこのモデルがショッピングモールで安く売ってたので購入して現在のメインシューズ。実に安くて履きやすい、いい靴。噂通りAsicsはいい靴作ってますな。

旅行でランニングするならNikeのFlyknitが良さそう。どんだけ旅行荷物をコンパクトにしてもランニングシューズは嵩張って、いつも飛行機に乗るときは履いて行き、目的地について宿に荷物を置いたらかばんのなかからサンダル出して履き替えるってのを毎回やってます。

↑ NikeのFlyknitならこのへんか?ちなみに僕はまだ自分で買ったことないです。

Flyknitは踵部分が柔らかくたためるのでかばんに嵩張らないで収納出来ます。ランニングはシューズ以外は荷物を取らずに準備できるから旅行時にはとてもいいですな。早朝に人の少ない景色のいい通りを走るのは気持ちがいい。ペナン島に行ったときに、ジョージタウンから出て、ガーニードライブの朝日を眺めながら走ったのがいい思い出です。

やっぱランニングシューズは大事なんですな 2015年03月06日

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前回のナコンナヨックのマラソンでタイムが伸びず、足がえらい痛かったので一度靴を買い替えてみようと思って買ってみました。

アシックスのGEL-GALAXY7というやつ。(前回書いてたワラーチというサンダルはまだテストもしてないのでちょっと置いておいて)ホントはNIKEのFREE5.0とかFLYKNITとかあのあたりを買って試してみたかったが、どうもシューズに4,000THBとか支払う気がしなくてプロモーションで2,190THBになっていたこのアシックスのシューズをチョイス。たまに「日本人の足に適したシューズはやっぱりアシックス」と聞くので値段も手頃だし試してみようと。

そして終業時間になって着替えてすぐに飛び出そうとしたら客から電話が。。。というわけで少し遅れて5kmだけ走ってみた。んで感じたこと。

前回まで履いていたNew Balanceの373はホントに履きつぶしていて1000km近くこれで走っていた。だからかかと部分などボトムのソールはおろかすり減りがミッドソールにまで達していたのでかなりソールのクッションはヘタっていたはず。その後に新しい靴を履くとすり減っていた部分にソールがあるので多少かかと内側などが突っ張った感覚でかかとの地面への着地角度が変わる。今のシューズはくるぶしのカップとかも硬すぎずで靴擦れしにくいのが嬉しい。履き始め一回目からかなりいい感じに走れます。くるぶしの靴ずれはまったく発生しない。ちゃんとこういうソールのカット角度や幅の選定をして足の設置角度が自動的に負荷なく修正されるんだろう。この着地角度や着地ショックの緩和が足の筋肉やくるぶし、膝、股間の関節などに過度な負荷を与えないようにしてるんだろう。

今回の5kmしかまだ試してないけど、タイムも伸びたし、第一走り始め2,3kmで発生していた足の痛みがほとんどなく、心肺機能いっぱい、筋肉の伸びるままに思い切り走れる。久しぶりに5kmだけだが大汗かくほど走れた。最近は足が痛いから心肺機能や筋肉の負荷にまだ余裕がある状態でも抑えて走っていた。10km走っても抑えめにしか汗かかない程度。

しかし、40歳近くになると、こういうところでいろいろ差が出てくるのかね。仕事の靴も運動機能性の高いものを選んで履けば疲れが出にくくてより効率よくなるような気がする。いろいろ考えてみよう。

これだけ走る感覚が違うとは思わなかった。まだ履けるから、と思って履き潰す前にある程度のとこで変えないとダメだね。足を痛める。そしてさらに「靴で治る痔もあれば靴で悪化する痔もあるんじゃないか」とも思う。歩くとき、走るときの筋肉の動きは肛門括約筋にも連携してるはずで痔にも影響すると思うのであります。

↑ 日本のアマゾンでも売ってますな。台湾からの並行輸入品らしい。