Lonely Planetの電書版、チャプター毎に購入できて便利 2013年10月07日

Interrail Feelgoodness: Lonely Planet

さて、めでたく12月のタイの祝日、国王誕生日に中国は重慶に旅行することと相成りましたが、エアチケットをブッキングした後で12月05日のみならず12月10日も憲法記念日があることに気づき、07日、08日が土日なんで前後の06日と09日を有給取れば結構長く旅行する時間を取れることに今更ながら気づいた。。。インドのChennaiのみならずうまく乗り継げればアッサム州のGuwahatiなんかも行けてたかもしれない。。。これはうっかりだ。。

とはいえ中国も久しぶりなんで楽しみなのは間違いありません。YouTubeなんかでも中国制作の重慶の食を紹介するビデオなんかを見つけて見てたりします。

そして海外旅行となれば我々バックパッカー寄りの人間はガイドブックは当然地球の歩き方とLonely Planet。間違っても僕はるるぶとか買ったりはしません(重慶版るるぶがあるのかは別として)。興味範囲が多分まったく合わんでしょう。

しかし、最近はガイドブックも個人的に電子書籍化が進んでいるので以前買った地球の歩き方 中国の自炊PDFを巻頭の地図やらの部分と、巻末の旅の技術の部分、そして該当の重慶の街ガイドの部分だけMacのPerviewで編集して取り出し、Nexus4やiPadに転送。

しかし地球の歩き方、重慶はページ数すっごい少ない。日本人には人気のない街なのか?

じゃあLonely Planetも情報欲しいなあと思ってAmazon KindleなんかでLonely Planet Chinaを買おうかといろいろ見てみた。ちなみにいつも僕はLonely Planet買うときは英語版。そうすれば彼女も同じ情報ソース読めていろいろ話がしやすいため。

Lonely Planet Travel Guides and Travel Information

見てみるとまったく電書化が進んでいない地球の歩き方に対してLonely PlanetはKindleでもPDFでも紙本でも揃っている。例えば、中国版の場合、

Kindle版 China Travel Guide 1,697JPY
PDF版 China Travel Guide 22.39USD
紙本版 China Travel Guide 31.99USD
Kindle版 Chongqing & Cruising the Yangzi 761JPY
PDF版 Chongqing & Cruising the Yangzi 4.95USD

というようなお値段構成。どの版であれChina Travel Guideまるごとは少々お値段が張る。最低でKindle版の1697JPY。しかし見たいのは重慶の部分のみ。

Lonely Planetのいいところは電書版はチャプターごとに区切って販売してくれるところ。なので僕は重慶、Chongqingの章だけを購入。KindleでChinaまるごとの本を買うと1,697JPYでPDFより安い。これはKindleだとKindleプラットフォーム以外では読めないという制限を考慮して安めに設定し、PDFは汎用性があるのと、コピーできる点でお高くなってるのかと思いきや、チャプター単位ではKindle版が761JPY、PDF版が4.95USDとPDF版のほうが安い。こりゃPDF版を買うでしょう。

というのも旅行中は僕のiPadと彼女のiPadの両方で見れるようにしておきたいから。こういう使い方が違法コピーなんかどうなのかわからんけど、少なくとも紙本の時代でも2名で旅行するからと言ってLonely Planet2冊買ったりすることはなかったから一緒だと思うが、ガイドブックなんで旅行中は僕の端末でも彼女の端末でも同じく見れるようにしておきたい。だからPDF版のほうが便利かと思って購入した。(まあ、Kindle版でも旅行中だけ彼女のKindleアプリに自分のIDでログインしておけば見れるんだけど)

というわけで、中国やインドなどの分厚いLonely Planetの場合、お値段高くなるし、一部の情報だけ欲しい時はLonely Planetのチャプター買いがオススメです。地球の歩き方ももっとこういうふうに電書化対応すればいいのにね。

by カエレバ

by カエレバ

スモールビジネス仕事術 結城聡 2013年02月20日

working remotely at a Luang Prabang coffee shop
“working remotely at a Luang Prabang coffee shop” photo by BohemianTraveler

どこかのWebで見かけてAmazonのKindleストアで99円というとてもお安い価格だったので買って読んでみた。著者は結城聡さんという囲碁の棋士、、、とは同姓同名のブレイクオンスルーという会社を立ち上げられてる社長さん。Kindleで最近バンバン増えてきているeBookオリジナルのコンテンツ。既存の紙の本のコンテンツをeBookで、というのは著作権関連がうるさいので大変だが、eBookがオリジナルのコンテンツを出すのであればとても簡単なようで、さらには紙の本のように「これぐらいの文章量がないとまとまって出せないです、、」というような制約が一切無いので通常の紙の本の文章よりかぐっと減らして、Webの記事・コラムから紙の本のちょうど中間点ぐらいの立ち位置を狙うマイクロコンテンツ系の本になっている。手持ちのiPadで表示してページ数を数えて見たら33ページの長さだった。まあ、1時間ぐらいで読めます。

いわゆる中小規模の会社で運営母体をスモールにして意思決定のスピードを極力早くする、固定費をスモールにする、で損益分岐点を下げて早く黒字化しましょう!ってのが掴みで、スモールビジネスでITツールを駆使してどこまで迅速、省力化、効率化できるかみたいなことをツラツラと書かれております。まあ、そもそも自分はIT関連の会社で働いてて、それもネットワーク周りを見てる人間だから大体においてはすでに知ってることが書かれているんだが、改めて文章を目にしてみると「ううーん、そうだよなー」と頷いてしまう。

せっかくのスモールさを十二分に活かすためには、大企業の真似事をする必要はないと思います。特に大企業の悪いところは絶対に真似をしない方が良いです。社内でGmailが使えないとかTwitterやFacebookにアクセスできないとか、ノートパソコンの持ち出し禁止とか中国かよ!って(笑)

そうっすよね。また、旧時代的な仕事のやりかたをPCインフラが一般に普及し始めた「Windows95時代の仕事のやり方」と呼んでるのもなかなか言語センス的にぐっと来ますな。後半はIT仕事術ということでIT関連ツールを活用してどれだけコストをかけずに効率的にやっていくかを具体的なツールの名前をあげて書かれているのでこのへんにあまり明るくない人にはいいかも。国内出張で小一時間ほど新幹線や飛行機に乗るという時にKindleストアでちゃちゃっと買って移動中に読んでしまうのが吉だと思われます。

結城 聡
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Scansnap S1300を買った 2012年02月11日

土曜日にFujitsuのScansnap S1300を購入してしまった。セントラルラマ3のiStudioで10590THB。Galaxy Tab以来また散財傾向である。とはいえ、Tabletを買ったらやっぱり本はデジタルデータ化したい。特に今回のGalaxy Tab 7.7は片手で持ちやすいサイズなので自宅でも職場でも仕事中、車の移動でも大活躍。一番のやりたいことは毎日持ち歩いているタイ語の単語帳をデータ化してTablet内に納め、荷物を軽くしたいこと。

以前から自分の持ってる本をなんとかデジタルデータ化できないかといろいろテストをしていた。例えば、Scansnapみたいなスキャナを買わずに本をデータ化するためにはどうしたらいいか?会社のADF付きの複合機で書籍をスキャンできないかとかやってみたが、文庫本ぐらいの小さな薄い紙はよく紙づまりを起こし、思うようにスキャンできなかったのでやっぱり一度に両面スキャンができるスキャナが居るのかと思っているうちに買ってしまった。

Scansnap自体はいろんなサイトでレビューがあるのでいちいち細かいことは書かないが、非常に扱いやすい。ADFの構造もしっかりしていて、重ね送りや紙詰まりも少なくていい。買って早速、10冊ぐらいスキャン。白黒や解像度の設定をちょこちょこと試しながらやってみる。

以下、自分なりのベスト設定値。 Continue reading “Scansnap S1300を買った 2012年02月11日”