FonFonという湯葉入り豆乳 2015年02月11日

Fong Fong Soymilk 2

Topsの豆腐売り場で見つけたなんか脱力なポップデザイン調のペットボトル入り豆乳。でも中々これがうまい。何がいいかというと豆乳を温めた時に出来る湯葉があるが、それの細切れが中にいっぱい入っていて噛むとプツプツと弾力のある歯ごたえがあっておいしい。豆乳という飲み物ではありますが何気に腹が膨れる飲み物です。

350mlの量で200kcalというカロリー設定もよろしい。topsで22THBだったかな?ちょっと高めですがたまには変わったものを、ということで買ってみるのもよしです。

Fong Fong Soymilk 1

Fong Fong Soymilk 3

ナコンナヨックのภูเขางามรีสอร์ท Phukhaongam Resort プーカオガームリゾートで1泊 2015年02月09日

Phukhaongam Resort 1

カオヤイ国立公園で滝を愛でて、公園の南出口であるプラチンブリ方面に出てきた後、車でナコンナヨック方面に向かいタイ人向けのリゾートホテルが密集してるあたりで泊まろうということでやってまいりました。

んで、もう日が暮れて暗くなったのでネットで見つけたホテルなどもなかなか見つからず(日本と違ってHPの地図の案内が適当だったり、Google Mapsも所在地が間違ってたり、そのへんの人に聞いても知らない or 適当に答えられるなどで結局たどり着けないことが多い)、もう適当に「えいや」で入ったリゾートホテル「ภูเขางามรีสอร์ท Phukhaongam Resort プーカオガームリゾート」です。

Phukhaongam Resort : Welcome to Phukhaongam Resort @ Nakhonnayok Thailand รีสอร์ท นครนายก
↑ タイ語オンリーな外国人を完全無視したローカルフォーカスなウェブサイト。

見た目ちゃんと綺麗で、バンガローみたいに各部屋独立したタイプのホテルになってて、こりゃ結構お値段するかな?と思ってたら意外と高くもない1泊1,000THB。室内も綺麗です。各バンガロー、部屋ごとにも借りられるし、バンガロー丸々を借りたりもできるみたい。ここナコンナヨックってバンコクから車で2時間ちょいぐらいの立地で自然が多く、環境が良いのでタイの企業の慰安旅行やセミナー旅行によく利用される。実際に僕らが行った時も中庭でレクリエーションやってる集団やカンファレンスルーム借りきってチームビルディングしてる集団が居たので多分どこかの企業のセミナー旅行だろう。そういった企業が会社の課やチームでひとつのバンガローなどを借りて複数人で雑魚寝みたいな形が多い。かくいう僕も以前にナコンナヨックは会社のセミナー旅行で来てたのでここに泊まろうと思いついたわけで。。。

Phukhaongam Resort 6

Phukhaongam Resort 7

Phukhaongam Resort 5

Phukhaongam Resort 4

次の日の朝はビュッフェ形式の朝食もついていた。ふと看板を見ると一人200THBとなっていた。(朝食券のもぎりもなくノーチェックで入ったからタダでも食えるような気もするが。。。)。なのでこの部屋1,000THBで彼女と泊まって2人で朝食食ったので-400THBで実質部屋代は600THBか。それを考えると安いかな?

こういうバンガロー形式で車は自分の泊まるバンガローの前に路駐形式で止めておけるので車に荷物取りに行ったりとか7-11に飲み物買いに行くとか気軽で便利。部屋の綺麗さ、サービスも過不足なく結構気に入ったので次回3月1日のナコンナヨックのダムであるフルマラソン出場の際にはまたここに泊まろうと考えております。

DSC_0563.jpg

子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハン 2015年02月08日

というわけで子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハンを食ってきました

ナコンナヨックに行った際に見た子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハン。一回どんなもんなんだか食ってみたいなあと思ってました。んで、よくよく考えると近所にこれの看板がかかってる店があったなと思い出し、土曜日に行ってまいりました。

んで、ムーハンを注文。1300THB。高いなあ。まあ、でも初物だからとりあえずトライ。待つこと15分。下の動画でもある通りムーハンて下ごしらえで70%ほど火を入れておき、注文が来たら残りの30%の火を入れて熱々で出すみたい。


↑ 不美人チャイナ姉ちゃんのタイ飯グルメ番組?タイ語と中国語です。日本の人はまったく聞いててもわかんないでしょうけど、雰囲気で見てください。。。

出てきたのがこれ、どどーん!

WP_20150207_20_32_20_Pro__highres.jpg

ああ、無情。生後30日ぐらいの子豚を〆て丸焼きにするこの料理、新たな生を受けてこの世に生まれて来た子豚も人間様に食われるが為、短いその人生(豚㌧生?)を閉じました。ありがたく美味しくいただきましょう。生き物の業の深さが感じられるいいメニューです。

食い方がまったくわからず、とりあえず一緒に出てきたマントウをパリパリの皮とタレのシーイウダムにつけて食うのはわかるがお肉が非常に弾力があってゴムのようで中々取れない。困っていたところに店員が「まず皮を食ってください。その後中の肉を再度焼いたり揚げたり調理しますから」ということらしい。皮を最初に甘ダレで食うのも、中の肉をその後調理して食うのも北京ダックと似てますな。

しかしまあ結構作った後も手間のかかる料理なのね。ある程度高いのも納得。んで、パリパリ豚皮、シーイウダム、マントウで食べてみる。豚皮は焼いてる間に油も落とされ、パリパリなんで歯ごたえ、香ばしさはええ感じですが、味はほとんどない。マントウの香りとはよく合うのでこれと一緒に食うのはよくわかる。さて、皮を食いきり、再度厨房に運ばれて行った子豚は骨ごとぶつ切りにされて、胡椒炒めと唐揚げに。

WP_20150207_21_03_51_Pro__highres.jpg

WP_20150207_21_05_22_Pro__highres.jpg

しかしこの子豚、若い肉だからか普通の豚肉と全然味が違う。全体的に肉質が弾力があって鳥のもも肉を食べてるみたいな感触。クセも少なくてあっさりしてるので結構量も多めに食べれる。唐揚げにすると豚肉の香りが強くなってくるが、それでも嫌味のない香りで「ああ、確かに旨いや。高い金払って食う意味がわかるなあ」ってな感じ。

子豚なんで肉の量もそんなに多くないので食い盛りの男2人ぐらいでなら食いきれます。今回は彼女と二人で行ったので食いきれなかったものは包んでもらって持ち帰り。まあ旨いんだけど、かなりいいお値段するんで、自分からはあまり進んで行かないかな。友人が旅行でバンコクに来てちょっと変わった料理をというならインパクトのある記念写真も撮れるコレをオススメしますな。

あと、「子豚の丸焼きなんて可哀想!」なんて事もネットで意見を見かけることもあるけど、これは単純に日本人文化的な視点なだけですな。生きてる時の姿のまま丸々焼かれているって別にサンマやサバの塩焼きなんかもそうなんだからいくら四足だからと言って丸焼きが可哀想って言う意見はただ単に日本人はそういうことしないから見慣れていないからってだけですな。「クジラを食うなんて可哀想!」と大きなお世話を言われるのと同じですな。無駄な殺生はせずにちゃんと人様のエネルギーになるために消えていった命をきっちり消費する、それが本命でしょう。

อุทยานแห่งชาติเขาใหญ่ カオヤイ国立公園 2015年02月07日

DSC_0116.jpg

てなわけでもう先週になりますがカオヤイの国立公園に行ってきました。日本から久しぶりに来タイしている友人が居て「どこか行きましょう」ってなことでバンコクから近場、2,3時間で行けるカオヤイに。一応日帰りも問題ないけど泊まりで出ました。

ルートはバンコクを1号線で北上し、サラブリから2号線に入ってコラート方面に向かう。バンコクからイサーン方面へのお馴染みルートですな。そしてチョクチャイファームを過ぎたあたりのパクチョンで右折して2090号線に入って南下していけば突き当りがカオヤイ国立公園の入り口になります。

image

↑ 入場料はタイ人40THB、外国人400THB。10倍って。。。

ちなみにタイですでに10年近く働いていてワーパミも持っていると言うと会社のカード見せろというので社員証と名刺を見せたらタイ人価格で入れた。

カオヤイ国立公園って今までタイに居てちゃんと入ったことがなかったが結局あるのは山と森と滝とキャンプ場ぐらい?自然は凄いっす。見てきた滝は2つ。

DSC_0166.jpg

DSC_0170.jpg

1つ目。นำ้ตกเหวสุวัต ナムトックヘウスワット。これは駐車場から歩いてすぐに滝がある。今回滝の上からしか見ませんでしたが。駐車場の反対側にも滝の看板があったので行ってみたが、なんか干上がった川が一本あるだけで滝は見当たらない。。どこ?しかし、鳥も魚も凄い数が居て川の中の魚の動き、鳥の鳴き声を聞いているだけでも結構飽きないもんだ。

DSC_0210.jpg

DSC_0222.jpg

DSC_0281.jpg

DSC_0302.jpg

DSC_0309.jpg

もうひとつは นำ้ตกเหวนรก ナムトックヘウナロック。これは駐車場から歩いて1km。割りと歩きやすい道だったが、滝の直前で滝の上から滝壺まで降りていく階段が超急でえげつなかった。想像どおり帰り道の上りの階段が辛い辛い。皆これだけで足が張ったとブーイングを受ける。

DSC_0333.jpg

DSC_0339.jpg

DSC_0387.jpg

DSC_0442.jpg

それからまだ1km程度駐車場まで歩いて帰らないといけない。こりゃ大変。駐車場に戻ってきたら冷たい水を飲みたい。1月2月でもタイは熱いからね。駐車場の脇ではちゃんと飲み物売ってます。ここは儲かるだろうなあ。。。

わざわざカオヤイまで来たけど結局見たのはこの滝2つだけ。こんなもんなんかな?サルやら蝶やら鳥やら魚やらいっぱい居て自然が一杯。ちょうどカオヤイの野良象が観光客の乗用車を襲った(人に怪我はないけど車が凹んだり。。)というニュースがあって「象見れるかなー?」とか思ってましたが、道端に丸太みたいに太い象のウンコを何度も見かけたもののその姿を拝むことは今回ありませんでした。

กรมอุทยานแห่งชาติสัตว์ป่าและพันธุ์พืช
↑ カオヤイ国立公園のHP。こんな感じでいきなり道路に象出てきたら怖いわな。

ちなみにこのカオヤイ国立公園の入り口は南と北の2つにあるようで、帰りは南の方から出ましたが、南の方はプラチンブリ県に出て、ちょっと走ればナコンナヨックだし、バンコクからならこっちの方に来るほうが途中の道も空いていて早いんじゃないか?と思った次第。


↑ この2つのピンが北と南の出口。

この日はナコンナヨックのダムの方まで抜けて泊まりました。

オーケンののほほんと熱い国へ行く 2015年02月04日

image

前回の日本帰国時に仕入れて来た文庫本。この本はkindleで電子版が売っておらず、前回オーケンの本を久しぶりにkindleで購入した後、ムンバイマラソンを前に未読のオーケンによるインドとタイの旅行記を読んでみたいと思った。

考えてみると、タイはバンコク在住の僕がムンバイマラソンに出る前に読むんだから、これほど最適な本はなかろう。(とはいいつつ、結局読み終えたのはムンバイから二週間ぐらいたってからになりましたが。)

書かれたのは平成3年というから1991年。すでに24年前の旅行記であるが、文章を読んでいて大きく違和感を感じることもなく、不変のバックパッカーなりの自由感、モラトリアム感がぷんぷん臭ってくる。

文中、旅には「見聞を広める」と息巻いて出てくる本当に旅がスキってタイプと現実からの逃避を求めるタイプと大きく2つがあると書かれている。前者は普通に前向き、後者は後ろ向き。後者は自分のことを誰も知らない、物価の安い街で適応できない煩わしい自分の世界から離れてウダウダとモラトリアムの中にいる。本人自身も「これでいいのか?これでいーのだ。本当に??」と悩みつつ。

オーケン氏のシンパシーは当然ながら後者で旅の途中に出会うウダウダの長期旅行者と、薄ぼんやりした時間の流れの緩い旅の空が実に80年代調の文章で綴られている。でもこのバックパッカーのモラトリアムは今も昔も変わらずでちょっと前でも「外こもり」なんて言葉も現れては消えたりしていた。。。

個人的には久しぶりにこの80年代調文章に触れて前回も「今になってこの調子はちょっと辛いなあ」と思っていたが、やっぱりまだ慣れない。でも旅行記としては中々楽しめる良い本だとは思います。

まあブックオフなどで偶然見つけたらイチオシ。読んで楽しい本です。でもわざわざ探して買うという本でもないかなというところ。

また長期旅行に久しぶりに行きたいなあ、とちよっとだけ思った瞬間でした。

オーケンののほほんと熱い国へ行く (新潮文庫)
大槻 ケンヂ
新潮社
売り上げランキング: 416,016