久々のส้มตำคอนแวนต์ Somtum Convent 2013年03月19日

IMG_20130319_184529

久しぶりに ส้มตำคอนแวนต์ Somtum Convent に行ってきた。ここはSilom界隈では有名なイサーン料理屋で、大体いつも前を通りかかると店内は客で満員なんであります。んでもってどうやらLonely Planetでオススメの店として紹介されていた(自分の目で確認したわけではないが、そう聞いた)らしく、ファラン客(白人客)が多いのが特徴。

確かに屋台から比べりゃ全然清潔感があるし、エアコンの効いたレストラン然とした店よりも ローカル感が味わえる。ここのお店は基本エアコン無しの扇風機だけのお店です(といいつつ二階席はエアコンがあるんだが、「二階座れる?」と聞くと断られること度々でどういう基準でエアコン席を開けてるのかわからない)。ちなみに今3月でこれから4月に向かっていくわけだが、タイの4月というのはタイ正月、ソンクランとなっており、とにかく暑いんであります。だから仕事明けた18時とか19時とかに食いに来ると多分かなり暑い。暑い中、汗流して辛くて熱いタイ料理を食うのがそれがタイだってんならいいんだけど、冷静に「いやー、涼しいほうがいいでしょ」という人にはキツイね。

んでもってお味はというと、それなりにうまいんだけどやっぱり観光客向け的な感じがして「これぞタイ料理!」っていうのを食うにはちょっと物足らないかな。上の写真に二種類のソムタムが写ってるけど、これ違いがわかりますでしょうか?

左上が ส้มตําไข่เค็ม ソムタムカイケム で定番の ส้มตําไทย ソムタムタイに塩漬けにしたゆでたまごを入れて塩辛さと甘さの微妙なバランスとパパイヤのザクザクした歯ごたえがたまらんのです。

そして右上はなんと ส้มตำปลาร้า ソムタムパラー なんですと。普通ソムタムパラーっていうと魚を塩漬けにして発行させた泥水のような色のปลาร้า パラーを入れるので全体的に茶色を帯びるんだけど、これはどう見てもソムタムタイと見た目変わらん。。

3_dsc8487

ソムタムパラーってこういう茶色っぽい透明感のない見た目の田舎料理然とした料理で甘くなくとても辛くて塩っぽい。これがまた酒に合うし、うまいんだわ。

396835_502844709729053_1218649272_n

このソムタムパラーの本気モードがこれ。唐辛子の種の多さを見ても入ってる量がとんでもないのは察しがつきましょう。こういうのをひーひー言いながら食うのもまた旨し。

ただ、やっぱりSomtum Conventだとどうしても客層が客層だけにソムタムタイにちょっとだけパラーを入れただけのような一番上の写真のような料理になってしまうのであります。ガイヤーンも脂多めのやっぱりちょっと都会向けの味。イサーンの3桁国道の道端で焼いてるガイヤーンなんかはムッチリ脂、水分少なめ、肉質硬めのガイヤーンでカオニャオと一緒にワッシワッシ噛んで食うワイルド田舎スタイル。

ま、とりあえずイサーン料理の一番手軽で食いやすいスタイルがSomtum Conventかな。ソムタム2種、ガイヤーン大、ナムトックムー、カオニャオx2、水2本、氷3人分で336THBとお安いのは素晴らしい!

Lonely Planet Country Guide Thailand (Lonely Planet Thailand)
China Williams
Lonely Planet
売り上げランキング: 10,207

↑ タイのロンプラ、日本語版って新しいの出てないのかね?しかし英語版とは言えKindle版ロンプラは安いなあ。

Lonely Planet Bangkok
Lonely Planet Bangkok

posted with amazlet at 13.03.19
Austin Bush
Lonely Planet
売り上げランキング: 22,275

↑ ロンプラバンコクはKindle版でもそれほどお安くはない。。この差はどこから?