日本の中華料理屋ではほとんど見ることがなかった毛血旺や水煮。アジア人、白人、黒人、ロシア人など世界各国の人々が闊歩するバンコクではやはり中国人相手の中華料理ということなんだろうかこの日本ではマイナーな水煮を置いている店が多い。
最初始めてこの毛血旺や水煮を食ったのは紅燈籠という中華料理屋。この2つの料理は似ていて四川料理式の唐辛子と花椒でビリビリに辛い。毛血旺のほうは血のゼリーやら臓物がたっぷり入っていて、水煮のほうは水煮牛肉、水煮豚肉、水煮鳥肉などいろいろある。多分シーフードもあるはず。
これが以前も紹介した毛血旺。おどろおどろしい絵面であります。
よく行く老山東でも水煮牛肉は置いていた。不覚にも写真は撮り忘れてしまった。ほんでもって昨日行ったチョンノンシーの遼寧餃子館でも置いていた。トップの写真は遼寧餃子館のものです。たまにハズレを引くと全然辛くなくて頼りない味のがありますが、遼寧餃子館のはしっかり辛くてうまかった。でも花椒の量がちょっと足らなかった。逆に老山東のほうは唐辛子の辛さはあまり効いてなかったが、花椒がしっかり入っていて口の中で花椒を噛み砕くパリパリ音とビリビリと口全体に伝わる花椒の刺激が快感でありました。
基本的にごはんのおかずにも、酒のあてにもぴったしなのでこれらの中華料理店に行ったらぜひ試して見ることをおすすめ致します。でも水煮という名前からただの煮込みを想像しますが、めちゃくちゃ油が入ってます。スープの上に油の層が出るくらいに入っているのでカロリーは高いです。ご注意を。