彼女をヤソトンでピックアップし、そのままウボンラチャターニーへ向かった。彼女の実家でぐだぐだとしているうちに時間がたってしまい、ウボンについた時にはすでに夕暮れの時間だった。
より大きな地図で Ubonの街 を表示
ウボンの街では最初地図の囲いの部分の上、ทุ่งศรีเมืองで新年のお祭りのようなものをやっていたので近くで泊まろうと思ったが、この周辺にあるThe Rachathani Hotel(ロビーはリノベートで綺麗にしてあるが、部屋は古い。), Ubon Hotel, Siri Esaan Hotelどれもが古い。この周辺は旧市街なんだろう、ここに建っているホテルもかなり年季が入りまくっている。
なんかホテルが値段の割に古くて気に入らないなと思っていたら、部屋を見せてくれてたボーイの兄ちゃんが、目の前の大きな通りを3kmほど行くと最近できた大きな綺麗なホテルがあるよと教えてくれた。何だか悪いが部屋が気に入らないのでその兄ちゃんに教えてくれてありがとうと言って出てきた。
より大きな地図で Ubonの街 を表示
そして着いたのはSunee Grand Hotel。ここはすごい。ショッピングモールが併設された大きなホテルでロビーはピアノの生演奏付き。先ほどの旧市街の湿っぽい空気とは大違い。ちゃんとしたホテルです。廊下がめちゃ広い。プールもあってこれは快適に過ごせそう。そしてお正月はよっぽどの観光地でない限り、みんな旅行ではなく、里帰りで帰ってきているのでホテルは暇。なんでオンシーズンよりも価格は安い。今回このSunee Grandは1100THBだった。
その後はお祭りのやってた場所に移動して屋台で晩飯。しかし、ウボンの街はムーヨーが有名みたい。ムーヨーは豚をかなりさらさらに練って黒胡椒を加えたソーセージ。これはベトナムのソーセージが伝わったものらしい。そして街の至るところにクエイチャップの看板が。クエイチャップも有名なんだね。さらにはクエイチャップユアン。ユアンはベトナムの意味らしく、多分タイの中でもかなりベトナムよりの県だからベトナムから流れてくる人や文化が多いんだろう。
ムーヨーは去年ここにも(スーパーサイズダイエット日記2010年12月29日)書いているが、割りとあっさりしたソーセージ。クエイチャップは
普通こんな感じで、米麺の幅広のやつをくるっと巻いたマカロニみたいなもの。これが標準的なクエイチャップだが、クエイチャップユアン(ベトナム式)だとまたいきなり普通の米麺になる。が、センミー、センレック、センヤイとはまったく違う麺。麺自体がかなりもっちりした粘っこい歯ごたえの麺。それに鳥スープと先ほどのムーヨーがどさっと入っている。
この日はビール飲みながらここで飯を食って帰宅。旅行中ながらも二人で晩飯代130THBと激安の晩飯でした。
さて、一晩明けて車で直接、カンボジアとタイが国境紛争で砲撃しあってたカオプラウィハーンに向かおうとしたのですが、その際にウボンの街の川を越えて南下していったら、これまたすてきな古くさい町並みが。ウボンの街は川を越えた南側に国鉄駅があり、その周りも旧市街が広がっていて田舎町の朝の風景がこれまた絶品でした。今度はこの南のエリアで泊まってみたい。。。