タイファンク? ZudRangMa? 2011年11月12日


↑ タイ語のThe Wallで悶絶。

先日僕のTwitterのタイムライン上に見慣れない単語が表示されていた。

「タイファンク」


タイ?ファンク?タイランドか?そんなんあるの?


ZudRangMa
★DISC SHOP ZERO★ V.A. (compiled by MAFT SAI) / THAI FUNK ZUDRANGMA [CD]

ありましたありました。Zudrangma Recordsというものが。DJ Maft-saiというのが中心なんかな?タイ国内よりも外国で人気が高まってるみたいですが、youtubeで見てみると。。。


↑ 聞いてると、やっぱりノレる曲をちゃんと選んでますな。こういう向きの曲って探しててもそんなにないはず。。。

これ、タイのイサーン(東北地方)のソンクラン(タイ正月)の時となんら変わらない音空間。。ムーバーン(集落、村みたいなもん)のお寺の裏庭ででかいスピーカー運びこんでモーラム、ルークトゥンでよれよれに踊る田舎の風景が。目が潰れそうなきっつーいタイの焼酎、ラオカオでベロベロになりながら、「兄ちゃん金くれ!酒飲みたい。」と寄り添ってくるヨレヨレのじじいの思い出も。


↑ 数年前に彼女の実家(ド田舎)の前であったお祭り。ちょっとしか写してないですが。

日本で言えば、盆踊りなんかでDJしてるようなもんでっせ。若い奴がようこんなDJやるなあ。。。確かにローカル色の濃いものって外国人には受けるんよね。昔、Flower Traveling BandがSATORIとかいかにもアジアンな雰囲気のアルバムで海外では受けたようだけど、日本ではあまりいい評価でなかったと聞いてるし。

本来僕はほとんどタイの音楽には興味がなかった。歌モノはやっぱり言語がわからないと入り込めないのがあるのと、ロックやらハウスとかの輸入物の音楽フォーマットをタイ語で聞くなら本場のものを聞いたほうがいいと思っていて、日本語のロックとかがいいと思うのはやっぱり歌詞の意味を肌身に感じて聞けるのがいいのであります。そうでなければ欧米の音楽を聞く。

そんなタイの音楽であまり入り込めずに居たが、モーラムだけは結構いいかもしれんと思っていた。特に歌モノよりもこのギター。まさに土着トランスミュージックである。このフレーズを延々ひきまくって踊るのである。これに機械ビートを足してギターの音色もエフェクトガンガンでこってりサイケな仕上げにするとクラブでかけてもウケる音楽に化けるんじゃないかと思っていた。


↑ 路上のモーラム演者。リズムとギターのみ。うねり方といい、エフェクト感といい、チリチリとした陶酔感。

11月12日のEsaan Dancehallはちょっと仕事が滞っていて行く気になれなかったが、次のパーティにはぜひ行ってみたい。んで実際どんな音楽やってんのか、さらにはバンコクの若い子がホントにこんな音楽でウケてるのかをこの目で見てみたい。