洪水で大騒ぎのバンコク、先週の半ばから、「そっちの状況はどうですか？」みたいなことを香港在住の友人からtwitterやwhatsappなんかで聞かれていた。「多分、顧客の洪水対策で僕バンコクに週末行く事になりそうです。」とのこと。あの報道の中バンコクにやってくるのか！カッコいいねえ！安全第一だけど自分の食い扶持を考えるとそんな簡単に仕事は止められない。しかし、実際航空券買う時だったか、チェックインする時だったかに「何しに行くんですか？！」と詰問されたらしい。。。
メッセージのやりとりをしてる中、「バンコクの中心部はまだ浸水は大丈夫」「スーパーには食い物、水、お茶関連がなくて入手しにくい」などを言ってたら、なんと救援物資を持ってやって来てくれた！
なんてカッコいいんだ！さらにトイレットペーパー、香港のインスタントヌードル、缶詰等々。水もそれなりに備蓄はあってはっきり言って泣くほど困ってたような状況でもなかったが、この男前な行動に感激。というわけでメシ食いに行きますか、と近所のカオトムの店に行ったら普通に水出されて「あ、水あるんすね」と少々残念そうな顔をしていた。その後、テスコロータスラマ３に向かうと、野菜、肉など食品は昨晩にガサッと入荷されたのか豊富だった。最近わかってきたが、スーパーなどは店員に入荷の時間をちゃんと聞いといて、そのすぐ後ぐらいに行けば、苦労しなくても少なくとも1,2日分の食料は全然手に入る。やっぱちょっと値段は上がってる気がするが。
んで、彼が宿泊するホテルへ。アソークの通りのセンセープ運河近くのBangkok Boutique Hotel。今気づいたけど洪水の可能性がある時によくこんな運河沿いのホテル取ったな。。。「日本円2,500円でFree WiFi、朝食も付いてますよ！」と嬉しそうに言ってた。廊下の採光が良くて明るく、ちょっと年数が経ってるかな？という所もあるが、奇麗に掃除されてるいいホテルだった。
しかし、いろんな業界が洪水で大打撃を受けていると思うが、観光業界なんて最たるもの。このホテルも客がめちゃくちゃ少なく、スタッフの対応がめちゃくちゃ丁寧だったそうな。朝食もビュッフェだったとのことだが、朝食が終わる時間の30分前に行って、受付に居るスタッフが「あなた今日で二人目」と言っていたそうな。ホテル側もこんな少ない人数にビュッフェの用意するのも馬鹿らしいだろうな。。。
しかし、バンコクの町中は人通り少なく、車も少ない。が、やはり皆必死で商売を止めずお店は開いているところが多い。飲食店でも行列はなく、バンコクの中での生活がこんなにスムーズに運ぶ生活はめちゃくちゃ快適だった。。。とはいえ、こんな状態が健全な訳はないんだから早く通常に戻ることを望みます。。。