Glo-Fi or Chillwave? 2011年09月25日

日曜日は久々にゆっくりと。

先週から聞き始めたNeon IndianのEra Extrañaの音色がとても心地よく、ここんとこずーっと聞いていたがWikiやその他の音楽系のサイトでいろいろ調べているとどうもこの80年代の音色とビート(これも80年代のヒット曲をサンプリングしたような音色)、エフェクトばりばりのぼんやりした歌を交えたこの類の音楽をGlo-FiやらChillwaveというらしい。語感としてChillwaveはなんとなくわかるけど、Glo-Fiってのはどういう語源から来てるんだろう?Lo-Fiな音楽ということかもしれんが、Neon IndianもWashed Outも最初のアルバムはめちゃめちゃ宅録な雰囲気がするくぐもった安っぽい響きだったが、どちらのユニットもある程度金が儲かったのかちゃんとスタジオで取った音はもうすでにLo-Fiという言葉が似合わないほどちゃんとした出来になっとります。

しかし、この具合の音、非常に芯に届きます。気持ちゆるゆるで大好きです。小さい頃、毎週末じいちゃんばあちゃんの家に泊まって土曜日だか日曜日だかに朝テレビを付けると当時映画館で上映されていた映画を紹介する番組でいろんな洋画のTrailerを見ましたが、かなりの頻度でそのバックミュージックはフィリーソウルやらディスコミュージック。その後はMTVで育った世代(さらにその後、メタルやらハードロックなんかもプラスされます)にはこういう音はジャストミート。ひさしぶりに新しい音楽で気持ちがウキウキした気がしました。。この時代の音がまた有効に再利用されてますな。しかもこれがアメリカから出て来ているのも面白い。

Within & Without Within & Without
Washed Out

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ちなみにこのWashed Outの「Within and Without」のジャケット、2011年一番のエロジャケという評価も高いようですがそれよりもなによりも写ってる二人が若くて若くて、ちょっと前に見てたSummer CampのRound The MoonのPVを思い出す。

純愛日記ですか、このPVの元ネタ。青春ですな。僕の10代はこういうのを指くわえて見ているうちに終わりましたが。

ERA EXTRANA ERA EXTRANA
NEON INDIAN

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