つい先日初めて香港映画の「恋する惑星」を観た。
ツイッターかなんかで「恋する惑星」というキーワードが流れてきたので「あー、そういやそういう映画あったなあ」と思い出してiTunesやAmazonでオンラインで観れるか検索してみたらなんとAmazonプライムの見放題で鑑賞可能でした。いやー、Amazonプライムの見放題のサービスには結構お世話になってるなあ。
1994年公開の香港映画で僕はその頃高校3年生だったわけで、映画もよく観ていたし、この「恋する惑星」も公開当時から知っていた。でも公開当時も観に行かなかったし、あとからレンタルビデオなどで観ることもなかった。
たぶん「恋する惑星」っていう邦題でなく原題通りに「Chungking Express」とかのタイトルなら観ていたんじゃないかと。「恋する惑星」なんてタイトルはメタルばっかり聞いてたり、通学中にストーンズのSympathy for the Devilを1曲だけリピートにして延々聞いてる野暮天高校生には敷居が高かったんでしょう。でも今なら観れる。とりあえず小洒落た感じの映画もバンコクに居てると絶対数が少なくて進んで観る気になります。
さて所感。
この映画前半戦と後半戦に別れますが前半戦はストーリーは個人的に何にも引っかからないけど、映像の出来が非常にいいですなー。久しぶりに観ましたわこんな映画らしい緑がかったフィルムの色。アジアらしい夜の街の闇と明かりの対照がきれいで画面の色に見惚れてしまう。とにかく飯をドカ食いする金城武も若くて男前でゲイにもモテそうですなー。
後半戦、こちらもやっぱり絵が綺麗ですなー。音楽もいいし。フェイ・ウォンも確かにかわいい。全然色気のないのもいいですな。トニー・レオンのほうは印象に残るのはブリーフ姿とペタッとした七三。。
いやー、後半戦もストーリー自体は自分にはほとんど引っかからないが、映像がきれいで時間おいてまた観たいなと思える作品でした。もうちょとだけ早く観ておいても良かったかなとも思いました。
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