「恋する惑星」をやっと観た 2017年04月21日

つい先日初めて香港映画の「恋する惑星」を観た。

ツイッターかなんかで「恋する惑星」というキーワードが流れてきたので「あー、そういやそういう映画あったなあ」と思い出してiTunesやAmazonでオンラインで観れるか検索してみたらなんとAmazonプライムの見放題で鑑賞可能でした。いやー、Amazonプライムの見放題のサービスには結構お世話になってるなあ。

1994年公開の香港映画で僕はその頃高校3年生だったわけで、映画もよく観ていたし、この「恋する惑星」も公開当時から知っていた。でも公開当時も観に行かなかったし、あとからレンタルビデオなどで観ることもなかった。

たぶん「恋する惑星」っていう邦題でなく原題通りに「Chungking Express」とかのタイトルなら観ていたんじゃないかと。「恋する惑星」なんてタイトルはメタルばっかり聞いてたり、通学中にストーンズのSympathy for the Devilを1曲だけリピートにして延々聞いてる野暮天高校生には敷居が高かったんでしょう。でも今なら観れる。とりあえず小洒落た感じの映画もバンコクに居てると絶対数が少なくて進んで観る気になります。

さて所感。

この映画前半戦と後半戦に別れますが前半戦はストーリーは個人的に何にも引っかからないけど、映像の出来が非常にいいですなー。久しぶりに観ましたわこんな映画らしい緑がかったフィルムの色。アジアらしい夜の街の闇と明かりの対照がきれいで画面の色に見惚れてしまう。とにかく飯をドカ食いする金城武も若くて男前でゲイにもモテそうですなー。

後半戦、こちらもやっぱり絵が綺麗ですなー。音楽もいいし。フェイ・ウォンも確かにかわいい。全然色気のないのもいいですな。トニー・レオンのほうは印象に残るのはブリーフ姿とペタッとした七三。。

いやー、後半戦もストーリー自体は自分にはほとんど引っかからないが、映像がきれいで時間おいてまた観たいなと思える作品でした。もうちょとだけ早く観ておいても良かったかなとも思いました。

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ホンコン・フライド・ムービー 2015年10月02日

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久しぶりに映画を観た気がする。長らく映画観てなかったがまたよりによって観たのがこれ、「ホンコン・フライド・ムービー」。マイケル・ホイ主演の1988年の香港のコメディ映画でございます。

タイのiTunesストアに唯一上がっていたマイケル・ホイの映画でなんと珍しく日本語字幕付き!となると久しぶりに観たくなって購入してしまった。

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原題は「鶏同鴨講/CHICKEN AND DUCK TALK」となっていてマイケル・ホイ演じるタウンハウスでローストダックのお店を営むケチで頑固なオーナーと、道路挟んで向かいに出来たフライドチキンのファーストフード店との一悶着を描いた映画。マイケル・ホイの映画といえばMr.Booとかインベーダー作戦、アヒルの警備保障あたりが有名だけど、それらを制作していたゴールデンハーベストから離れてホイプロダクションで撮った後期の作品。

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結構ネットを検索するとファンからは好評価な作品みたいで、人情味溢れる昔気質の味はいいけど店は小汚くてサービスも適当な食堂と見栄えのするアメリカナイズされたファーストフード店の対比を描いて皮肉るみたいな感じのストーリー。綺麗にまとまっていて非常に見やすい。そしてこういう映画では大事な「字幕とか言葉わからんでもだいたいストーリーがわかる」テンポのいい作品。

個人的にマイケル・ホイが大好きで、これと言った強烈な特徴を作らずに中肉中背、常に苦虫噛み潰したような顔か、不安そうな顔しかしてないただのおっさんなんですが、日本語吹き替えで広川太一郎が演じているときはもちろん、普通の字幕付き原語版でもなんでかちゃんと記憶に残るコメディアン。この人、映画のパッケージ、ネットに上がっている写真、何を見てもカッコよく写っている写真が一枚もないところが素晴らしい。

いつもどおりのもっさりしたマイケル・ホイとしょうもないギャグでほっこりしながら見れる映画であります。

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Asia Eater エイジアイーター 微妙なグルメ雑誌? 2013年09月26日

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なんかふとした事からお客さんの自宅のADSLルータの調子が悪いらしく、ちょっとプライベートで見てもらえません?みたいな話を受けてトンローまで行った。ADSLの件はすぐに解決して、ブラブラとトンロー界隈を歩いていたら洋モノキッチンウェアばっかりを扱う店に本としてはこの雑誌だけが置かれていた。どこで見かけたかは全然覚えてないがなんかこの「Asia Eater」というタイトルは覚えていたのと、雑誌のおまけで箸(!)が付いてくる、という目を引く仕掛けがあったので買ってみることに。

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当然ロゴ入り。ただ残念なのはちょっと材質感が軽くてチープ。値段が250THBとタイの雑誌にしてはめちゃ高い。アジアの食をテーマにした雑誌なんだけど、正直イマイチどういう方向性でやりたいのかよくわからん感じが。。

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しかもこの雑誌7月に新創刊で季刊らしくて手にとったのが創刊号。創刊号は日本の築地市場の特集。なんか紙面の雰囲気とか見てたら若い人よりシニア向けなんかもしれない。和菓子のページで先月買った京都出町のふたばの豆餅なんかが載ってたりしてチョイスが細かい。しかしざっくり読んでもなんか印象に残らん紙面づくり。日本人の感覚で読むから残らんのか?タイ人だったら面白いのか?なんか個人的に微妙。。。

サミュエル・ホイ 許冠傑 2012年09月19日

hulu.jpでホイ三兄弟の映画があがっていたので何本か見てみたりしてたんですが彼らの映画の主題歌はほとんどサミュエル・ホイが作詞作曲で歌ってるんですな。そもそもミュージシャンとしてデビューしたようなので音楽は出来たのでしょう。音楽で出て来て、音楽よりもコメディで売れるってのはクレイジーキャッツやドリフターズとかとも一緒ですな。

このサミュエル・ホイの曲が広東語70年代ゆるロック系というべきか、非常に小気味よくて最近youtubeで聞きまくっている。さらには東南アジアのiTunesストアならサミュエル・ホイのアルバムも売ってるので聞きたければすぐに聞ける環境にはあります。


↑ ギターメイン、ロックアレンジのゆる曲。途中唐突なアナログシンセのソロ。ふたりとも若いね!


↑ 日本ではMr.Booとして公開1作目らしい。70年代の香港の風景も逆に新鮮。


↑ だいぶ曲調が80’sっぽくなってきた。ホイ三兄弟の映画ではこれが一番好きやなあ。


↑ マイケル・ホイのもっさり度はこの映画が一番。

まあ、やっぱロックというよりかはポップスと言っておいたほうがええのかな。ちょっとサミュエル・ホイのアルバムを何枚か聞いてみるか。こういうゆるい曲を昼間に車ででかい音で聞きたい。

タイから日本へ二回乗り継ぎ 2012年07月13日

Cathay Pacific A330 Perth

今回の一時帰国はいつもどおりキャセイパシフィックの香港経由便を使用した。いつも20,000THB前後の価格で買えるのと、香港の乗り継ぎの間が約1時間しかなく大きい香港の空港を到着ロビーから搭乗口まで歩くだけで一時間が過ぎるのである。だからほとんど時間を無駄にすることがなくて低価格なのであります。

んで今まで旅行代理店経由でキャセイのチケットを抑えていたが、ネットで発着の時間などを調べているうちに、このままブッキングしてしまえばいいやと思ってウェブからクレジットカードでチケット購入。


往路
BKK-HKG CX700 0820-1205
HKG-KIX CX564 1320-1940

復路
HND-HKG CX543 1035-1425
HKG-BKK CX701 1550-1730

価格はサーチャージや税金なども全部込みで18,870THBと19,000を切った。ちょうど行きも帰りもお昼間の乗りやすい時間帯の便がブッキングできたと喜んでいた。ところが。。。

13日の金曜日(こんな日にブッキングしたのがいかんかったか?)、まずCX700が一時間のディレイ。すでにネットでチェックインを済ませていたが、カウンターで聞くと一時間ディレイでは乗り換えができないので別の便を用意します、と言われてTG(Thai Airways International)に乗ることになった。ブッキングされた席はいびきのめちゃうるさいでっぷり肥えたインド人のおっさんの横。

そして香港に着いて次の便の搭乗口に行って衝撃の事実が。

CX564 Taipei – Osaka

え?台北?なんじゃこりゃ。んで係員に聞くと「台北経由便です」とのこと。うわー、確かによく見てみると若干フライト時間が長い。これはきつい。一日で飛行機の離発着を3回経験する。とはいえもう押さえてるんでしぶしぶ搭乗。台北では機内でずっと待機することができたので通常の乗り換えほどはしんどくないものの、度重なる離発着の気圧変化でなぜか屁ばっかりが出る。隣に座ってた日本人には悪いが、無音モードですーすー屁をこきまくってた。

あまりにつかれたので帰りもこれは嫌だと思い、再度帰りの便をチェックしてみたが、帰りはHND-HKGの直行便だったので少し安心。。。よく見てブッキングしないとダメですな。