さいはて観光地 第二弾 ラヨーンビーチ 2014年07月06日

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フルーツファーム、水族館と回って、「さて今夜泊まる場所はどうしようかね?」という話になってラヨーンのビーチ沿いを車で走ってみた。


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右上の青のポイントが先に紹介した水族館でビーチ沿いの道はちょうど真ん中を走る1001号線。ジョムティエンなどと同じようにビーチ沿いに割りとゆったりした幅の道が10kmほど続いているが、このビーチもまた昼間行くと人気がほとんどない。要るのは多分地元民。

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やっぱあんまり手入れしてないのかビーチもゴミが多いんだわ。あまり泳ごうって気になる海ではないですな。ここから更に10kmほど行くとバンペーという港町があってそこからサメット島までフェリーが出ている模様。先には有名な観光地であるサメット島なのにラヨーン本土側のビーチは寂れたものである。

1001号線沿いはまばらにホテルやゲストハウス的な建物もあるが、どこを見てもあまり高級そうなものではない。昔はこのラヨーンビーチを盛り上げようとしてカッチリとホテルを建てたけど、客が来なくて放ったらかしにして余計に汚さが目立ってきた感じ。

とはいえ、こういう人の居ない淋しげな観光地って結構好きだったりするので海の家のチェアに腰かけてコーラ飲んだりしてました。人が込まないから現地の人が数少ない客に時間かけてゆっくり対応してくれたりとあまりセカセカしないところが好きだ。広がる景色と人がいないゆえに広がる寂寥感。

ウボンラチャターニーをさらに東に走り、ラオスとの国境に近いメナムソンシー(2色の川エリア)に行った時もゲストハウスやバンガローはいっぱいあるのに客はほとんど居らずとても静かな街で、淡々とタイとラオスの間を流れ、先はベトナム、南シナ海に注ぐメコン川を見ていると感じたあの寂しさに似ていた。僕の中で「さいはて観光地 第二弾」に認定です。何もないけど世の中の時の流れから自分を引き離すにはちょうどいい空間です。

その後夕暮れが近づいてきて「早く宿探さなきゃ」とウロウロしてたらビーチの一番東側、下の地図の真ん中に描かれてるあたりに宿の看板を発見。このあたりのムーバーン(集落とか、村とかという意味で住宅の集まる一区画を指します)全体がバンガローやゲストハウスの集合地帯になっていて600THBぐらいの民家改造の一室やちゃんとバンガローとして建てられた小屋などに泊まることができる。この一帯あまり何もないけど、このムーバーンの中にタイ料理のレストランとオープンのバー、ミニマートなどがこじんまりと開いていてここから出なくともとりあえず夜はなんとかなるようにしてある。

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それだけ施設があっても非常に静かなのでちょっとここで一晩過ごすのもいいかなと思ったが残念ながらいい部屋が空いてなかった。そんでグダグダしているうちに日が暮れてしまい、日が暮れてしまうと宿を取ってもホントに寝るだけになってしまうのでなんだか宿取るのもめんどくさくなってしまい、そのままバンコクまで戻ってきてしまいました。。。残念。