ライスベリーという新しい種類のお米? 2015年07月24日

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自分の住んでいる場所はタイのバンコクで当然ながら売っている米のほとんどはタイ米であります。

タイ米と一言に言ってもタイ産の長粒米や短粒米(日本米と同種)、赤米やら玄米やら精白米やらといろいろ種類があります。それ以外にも花びらから色素を取って白米と一緒に炊いた青色米やら緑色の米やら炊きあがりの状態まで含めるとタイの米って一体何種類あるのか??と思うほど多様。

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その中で最近見かけるようになった ข้าวไรซ์เบอร์รี่(カオライスベリー)という濃い紫色をしたお米。一番最初は職場近くのぶっかけ飯屋で白米とこのライスベリーがあって「けったいな名前やのう」と思っていた。

それからなんだかちょこちょことこの ข้าวไรซ์เบอร์รี่ という名前を見かけるようになって興味本位でいつもドリアンを買ってる米屋で買ってみた。1kgで80THB。

ข้าวไรซ์เบอร์รี่ カオライスベリーってタイのクセに英語っぽい名前を付けているのが胡散臭い。現物が手元にあるのでタイ語綴りがわかるからネットで検索してみると

ライスベリー(タイ産赤米、20FTから出荷) – ビジネスマッチングサイトTTPP – ジェトロ
Riceberry Rice; High In Antioxidents, Fiber & Minerals

どうもタイの香りの良い高級米カオホームマリとタイの黒米を発展させた?交配させた?品種改良のものらしい。2003年ぐらいから栽培が始まって、、、ということはこの10年ぐらいで出てき始めた品種なのか

結構農業分野でも新商品開発やってるのね。。ドリアンなんかでもタイでポピュラーなモントーン種なんかは、実を大きくして中身の可食部の割合を増やし、ドリアン独特の臭いを減らし、甘みを強調するように品種改良されたもので、他の国でドリアンを食ってみるとよくわかるが商品価値としてはやっぱりモントーンはいいところに居ると思う。それだけタイの場合農業大国で米輸出量世界一の実績からか農業での商品開発も熱心に思う。裏でモンサントとかが暗躍してそな気もしますが。

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ぶっかけ飯屋で食った感じは玄米らしい、外皮も割と柔らかく食べやすい。ソフトな玄米という感じ。GI値も低そうなんでちょくちょく晩飯に炊いてみたいと思います。というわけでタイの長粒米玄米などと食べ比べをしたりしてみます。