Thingiverseで3Dモデルデータ共有 2017年03月10日

3D Printer

Thingiverseというサイトをご存知でしょうか?デスクトップ3Dプリンタの製造で有名なMakerbotが管理している3Dモデルデータの共有サイトであります。

3Dプリンタ買ったらテストプリント用に、自身の3Dプリンタの機能拡張用の部品データを取りに、と一番に覗くサイトがここであります。世界中の3Dプリンタユーザーがここで3Dモデルデータを公開してるのでダウンロードして3Dプリンタにデータ読み込ませればすぐにプリント出来ます。

自分もちょこちょこと3Dモデリングのソフトを触って必要なものを自作したのでそれをここで公開してます。

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ParrotのBebop Drone用の壁掛けフック。通常のドローン用だとBebop Droneはランディングフットが長いので壁につっかえて使えないので他のフックを参考にしながらファイル自体はイチからスクラッチで作成しました。

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Macbook Retina 12インチのスタンド。机にPC置いて検索したりしたのちに、ドローンをはんだ付けするのに一旦PCをどかさないといけない状況などが多々あるので、横に気軽に縦置き出来るスタンドを作成。これも既存でシェアされてるスタンドがうまくいかなかったので自分で作ってみました。

思ったよりFusion 360などの3Dモデリングソフトも扱いが簡単で、この程度の造形なら僕ぐらいの素人でも問題なく作成可。作ったデザインが紙に印刷することができるというのではなく、プラスチックで出力して自分の手で触れるというのは確かに今までできなかったことですな。3Dプリンタが取り沙汰された時に「デスクトップファブリケーションの幕開け」なんて謳われた背景がよく理解できます。

結構Thingiverseで自分の3Dプリンタ、Anet A8のアップグレードパーツのデータを探してきて3Dプリンタを機能拡張するのが楽しくて夢中になってます。「ん?もともとは何のために3Dプリンタ用意したんだっけ??」と本来の目的を忘れつつも楽しんでます。

About yamagiwa2000 – Thingiverse

Adobe Photoshop fix が大活躍 2016年08月27日

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最近SNS投稿などの際に使うiPhoneアプリで、Adobe Photoshop fix が使い勝手よくて感心であります。

何と言っても修正機能で、写り込んでいる要らないものをさっくりと消してくれる。操作も簡単。ボタンを押して削除したいオブジェクトの上をなぞるだけ。

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↑ メシを頼んでも高級店でないと盛り方なんて気を使わないですわな。

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↑ そんな時でもちょっとした器の汚れはこのアプリで綺麗に消せてしまう。

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↑ 猫カフェに行った時に写真撮ってたら写り込んでしまったうっとおしいお母さん

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↑ えいっ!消えろ!

主題以外に人の目が行ってしまうくだらないものをパッと消せてしまうのは非常に便利であります。

あとは最近はinstagramの写真のフィルタが結構お気に入り。当然iOS標準の写真のアプリなんかでも写真の画質補正用にフィルタが付いているけど、微妙にアプリによって出来上がる色合いが異なっていて、instagramのフィルタ(パラメータFIXのテーマフィルタではなく、彩度やシャドウなどマニュアルで適用するフィルタのほう)はちゃんと好みな具合にかかってくれます。なので最近instagramの投稿が多いのはそのへんの理由からです。。。

シェアされて怒る人、笑いながら怒る人 2015年09月14日

Facebook Beachfront

「シェアさせて頂きます」ってよくFBのコメント欄とかの書き込みを見るけどシェアするのに問題があるならFBやネットに書き込みはしてないと思うんだけどなあ。基本的にFBにはシェアしてもらうために書き込んでんだから黙って好きなようにすりゃあいいと思う。

FBの書き込みをシェアされて怒る人って居るんだろうかね?「シェアされて怒る人」って、竹中直人のやってる「笑いながら怒る人」みたいですな。てかそもそも何がやりたいのかわからんですな。インターネットの世界ってそういう細かい挨拶とかリアルの湿っぽいやりとりを飛ばしてドライに好きなものは好き、嫌いなものは嫌いで済ませれるものだと思ってたけど、改めて考えてみるとSNS以降のネットってなんかめちゃくちゃウェットな世界になってますな。スマホユーザーが爆発的に増えてインターネットなんてほとんど意識してないユーザーが大量に流入してるってのも大きいんでしょうけど。

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ 2013年09月11日

届いた。
“届いた。” photo by akira kawamura

しばらく前に知り合いに日本からハンドキャリーしてもらった本。こいつはまだkindle版が出てないので紙の本を裁断、スキャンした。紙の本の装丁がかなり綺麗に作ってある本だったので解体する時にはちょっと躊躇したが。。

インターネット全盛、googleの検索エンジンとfacebook、twitterに代表されるSNS、音楽のデジタル化、オンライン化でいままでの音楽業界の稼ぎ方ではニッチもサッチもいかない状態になっておりますが、今のインターネットでのシェアの概念やフリーミアムの実践、コミュニティやトライブの築き方などを数十年前から実践していたバンドがある、それがGrateful Deadだ!ってな内容になります。ざっくり言うと。

確かに読んでいると今のインターネットの概念に非常にマッチするやり方をしているんだけども、デッドもカウンターカルチャー、ヒッピー、コミューンの中から生まれてきたバンドで、アメリカの音楽ビジネスの慣習にまったく従わずそのコミューン思想全開で音源のフリー録音化、シェア概念を実践、同じくカウンターカルチャー、ヒッピー思想を元に生まれたインターネットやコンピュータもフリーやシェアを前提に発展してきたんだから源流一緒で親和性が高いのは当然か?

大学の時からデッドの名前は知っていたが、ライブ前提のカントリーをベースにしたインプロ中心の音楽にずーっと入り込めずにいた。大学生ぐらいの時ってもっとトリッキーな音楽を好んでいたな。最近になって少し馴染んで来たものの、やはりまだまだハマり度は低いかな。

でも音楽それ自体にとどまらず、デッドヘッズのコミュニティやライブの現場での楽しみ方とかが合間ってあれだけの人気が出てるのだろうな。こういった内容を大学生の時などにしていればもう少しデッドを聞く人生だったかもしれないな。まあ、でも日本では中々その良さが紹介し辛いバンドなのかもしれんね。日本のレコード会社と二人三脚でやってきた音楽雑誌なんかもデッドみたいなレコード会社がプッシュし辛いアーティストはそれこそ紹介しづらいんじゃないかな。

でも別にデッド好きでなくとも音楽好きで、インターネットも詳しいという人なら十分に読んでいて楽しい本だと思います。